秋山黄色(Kiro Akiyama)の徹底解説まとめ
秋山黄色(あきやまきいろ)とは、「モノローグ」などの楽曲で知られる、ネット発の男性シンガーソングライターである。YouTubeやSoundCloudなどネットへの投稿を中心に音楽活動を始め、2018年リリースの配信シングル『やさぐれカイドー』は、Spotifyバイラルチャート(日本)で2位にランクイン。2020年に、アルバム『From DROPOUT』でメジャーデビューし、ドラマ『先生を消す方程式。』とのタイアップを行うなど、活動の幅を広げている。独特の感性が光る歌詞と、振れ幅の広い楽曲が魅力。
2020年2月11日公開。1500万回以上の再生数を記録する代表曲。MVは、場面が歪んだりぼやけたりしながら次々変化していく、アーティスティックな映像になっている。以下、秋山黄色による楽曲のセルフライナーノーツである。
イントロの長さ、楽曲の構成、サビに入るときのギミックなど、ドラマ主題歌ってどうあるべきなんだろうということを、キャラじゃないように思われるかもしれないけど今回はその辺と凄く向き合いました
そうしたことで技術的な面で成長したと思いますし、何より楽しみながら作れました
ドラマ脚本も読ませていただき、自分なりにドラマを想像し、自分の経験したことや自分の持っている言葉を重ねてみました
歌詞にも是非注目して欲しいです
聴いてくれる人が共感できる要素もあるんじゃないかな
「モノローグ」が作れたことで、構成やスキルなど次のステップに進めたかもしれません
「猿上がりシティーポップ」
2018年10月25日公開。アニメーションMVになっており、イラストは「カルピスウォーター」のコラボパッケージなどを描いたこともあるイラストレーター、456が担当。シンプルなイラストが楽曲の魅力を引き立ている。当時流行していたボーカロイド曲のMVなどにも近い雰囲気を持っており、次世代のアーティストとして注目されるきっかけになった。「やさぐれカイドー」と同じく、YouTubeの広告からこの曲を知ったファンも多い。
「ドロシー」
2019年1月23日公開。女優の越後はる香が出演しており、人間の孤独に焦点を当てたMVになっている。以下、秋山黄色による楽曲のセルフライナーノーツである。
“ドロシー”っていうのは、時間軸を行ったり来たりするような魔女の名前で。歌詞は、人間の命って永遠じゃないことから、たとえば一緒にいたい人がいたとしても最終的にはどちらかが先にいなくなってしまうっていうことを書いていて。でも、相手のことを思っていない状況があったとして、そんな時に感じる孤独感って果たして伝えるべきなのかなとか。それって、二人とも暗くなっちゃうんで“気づかないでくれよ”っていうフレーズを入れてみたりね
「クラッカー・シャドー」
2019年6月21日公開。イラストレーター、むつき潤による、アニメーションMVになっている。モノクロを基調に、ところどころに鮮やかな色が使われた映像が、楽曲の仄暗い絶望感を効果的に演出している。以下、秋山黄色による楽曲コメントである。
全ての事が虚しくて、薄暗い部屋でグッタリしていても生きているならば「生きない」事は出来ず、光には必ず影があるように、誕生日があれば命日もあります。
ケーキに刺さる蝋燭だけ勝手に増えていく時間の中で、こんな毎日はいつか変わるのだろうか、もう手遅れなのだろうかと揺らいでいる心の歌です。
出典: www.youtube.com
「クソフラペチーノ」
2019年6月22日公開。警備員姿の男性が、カラオケで狂ったように歌ったり、ゲームセンター内を自転車で走り回ったりと好き勝手やっているカオスなMVである。男性の頭には輪っかがついており、実はMVの舞台は死後の世界で、元警備員の男性が生きている間にはできなかったことを思い切りやっている、という裏設定もあるという。
「夕暮れに映して」
2019年8月9日公開。「忘れられない」、「忘れたくない」過去を思い出し、自暴自棄になる男性の様子が描かれた、まるで映画のワンシーンような映像である。「あなたがくれた幸せは傷なんかでは消えないから」という最後の歌詞が、切なくもどこか明るい映像のラストとリンクして、余韻を残すMVになっている。
「Caffeine」
2020年3月3日公開。1700万回以上の再生数を記録しており、2022年9月までに公開されたものの中では、最も再生数の多いMVである。青を基調とした薄暗い背景に、歌詞に登場する「レモネード」を思わせる黄色の衣装を着たダンサーや小物が映える。楽曲の持つ繊細さとミステリアスな雰囲気を引き立てる、インパクトのある映像に仕上がっている。
「サーチライト」
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目次 - Contents
- 秋山黄色の概要
- 秋山黄色の活動経歴
- ニコニコ動画とアニメ『けいおん!』に憧れて楽器をスタート
- 「やさぐれカイドー」と「猿上がりシティーポップ」が話題に
- アルバム『From DROPOUT』でメジャーデビュー
- レベルアップする「一鬼一遊TOUR」
- 秋山黄色のプロフィール・人物像
- 秋山黄色のディスコグラフィー
- シングル
- 『アイデンティティ』
- 配信シングル
- 『やさぐれカイドー』
- 『猿上がりシティーポップ』
- 『Drown in Twinkle』
- 『とうこうのはて』
- 『ドロシー』
- 『クソフラペチーノ』
- 『クラッカー・シャドー』
- 『夕暮れに映して』
- 『モノローグ』
- 『サーチライト』
- 『夢の礫』
- 『モノローグ - From THE FIRST TAKE』
- 『猿上がりシティーポップ - From THE FIRST TAKE』
- 『ナイトダンサー』
- 『見て呉れ』
- 『シャッターチャンス』
- 『ソーイングボックス』
- ミニアルバム
- 『Hello my shoes』
- アルバム
- 『From DROPOUT』
- 『FIZZY POP SYNDROME』
- 『ONE MORE SHABON』
- 秋山黄色の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「やさぐれカイドー」
- 「モノローグ」
- 「猿上がりシティーポップ」
- 「ドロシー」
- 「クラッカー・シャドー」
- 「クソフラペチーノ」
- 「夕暮れに映して」
- 「Caffeine」
- 「サーチライト」
- 「夢の礫」
- 「アイデンティティ」
- 「月と太陽だけ」
- 「ナイトダンサー」
- 「見て呉れ」
- 「シャッターチャンス」
- 「ソーイングボックス」
- 秋山黄色の名言・発言
- 「今年来そうって予言してる奴全員ドヤ顔させてやるぞ」
- 「恩を返すべきひとりひとりと来てくれたあなたたちひとりひとりとの関係、大事なのはこれなんだよ!」
- 秋山黄色の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 実在しない「秋山黄緑」
- 最初にベースを買ったのは「お年玉でドラムが買えなかったから」
- 『Mステ』出演で鼻をかむ様子が地上波へ