秋山黄色 / Kiro Akiyama

秋山黄色(あきやまきいろ)とは、作詞・作曲を手掛けるソロアーティスト。数々のTVドラマやアニメの主題歌、映画の挿入歌などを手掛ける。マイナーコードが中心の重みを感じるロックテイストな楽曲が多い中、中毒性の高いキャッチーな曲調やストリングスを含む音圧のあるロックバラードまで手広く制作活動を行う。
音楽活動を始めたきっかけは、彼が中学1年生の時にテレビアニメ『けいおん!』に影響されてベースを始めたことである。彼は、自身のことを「アニオタ」と言うほどアニメ好きな人物であり、アニメが彼の音楽人生を歩むきっかけとなった。
高校1年生よりオリジナル曲の制作を家族に隠しながら開始。楽曲制作時に彼の部屋から聞こえてくる音について祖母から何をしているか尋ねられた際には「模様替えをしてる」とごまかしていた。YouTubeなどのWeb上で音楽を発信しつつ高校卒業後も自宅で制作を続け、活動を始めて7年目となる2017年に地元栃木と東京を中心にライブ活動をするようになった。
2022年10月に放送開始されたTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第6期のエンディングテーマ『SKETCH』を手掛け、彼の知名度はぐんと上がる。
2022年10月には初のホールワンマンツアーを行い、チケットはSOLD OUT。今後はより一層チケットが取りづらくなること間違いなしの、目が離せないアーティストである。

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秋山黄色 / Kiro Akiyamaのレビュー・評価・感想

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秋山黄色 / Kiro Akiyama
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現代のロックスター!

現代のDTM的な要素を持つシンセサイザーや音ネタを使いつつ、ギターがメインのロック調の曲が魅力のアーティストです!
わかりやすく言えば、ボカロ曲とバンド曲の融合といえます。さらに、ライブパフォーマンスが魅力的なのも秋山黄色の特徴だと思います。
現代のアーティストはネットを中心に活動することが多く、YOASOBIやAdoなどあまりライブを行わないアーティストが多いですが、秋山黄色は精力的にライブ活動をしており、2022年には全国ツアーも開催します。秋山黄色のライブの特徴は「生」にこだわる所です。現在はライブで生演奏をあまりせず、事前に録音した音声に合わせてボーカルが歌うといったようなアーティストが増えてきています。しかし、秋山黄色はドラム、ギター、ベース、そして秋山黄色本人のギターボーカルといったフルバンド構成でライブを行っています。
さらに、ギターソロなどでは秋山黄色のギターアレンジにより、「生」がより感じられるライブになっています。ライブ中にシャウトなどのボーカルアレンジが多いことも特徴です。こうしたアレンジを聴くと、秋山黄色のライブに来たという感覚がとてもあり、感動します。こうしたことから秋山黄色は現代のロックスターと言えるでしょう。