松村沙友理(乃木坂46)の名言・迷言・発言まとめ

松村沙友理は日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。デビューシングル『ぐるぐるカーテン』から福神入りを果す。卒業シングルである27枚目『ごめんねFingers crossed』まで選抜落ちは経験していない。8枚目のシングル『気づいたら片想い』及び11枚目シングル『命は美しい』から14枚目シングル『ハルジオンが咲く頃』では福神入りを果せなかったが、それ以外のシングルでは見事福神入りをしている。2021年7月13日、乃木坂46を卒業。卒業後は女優・タレントとして活動している。

松村沙友理(まつむらさゆり)の概要

松村沙友理は日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。
デビューシングル『ぐるぐるカーテン』から福神入りを果す。卒業シングルである27枚目『ごめんねFingers crossed』まで選抜落ちは経験していない。
8枚目のシングル『気づいたら片想い』及びスキャンダル発覚後の11枚目シングル『命は美しい』から14枚目シングル『ハルジオンが咲く頃』では福神入りを果せなかったが、それ以外のシングルでは見事福神入りをしている。
自身から「りんご姫」と名乗ったり、「さゆりんごパンチ」という必殺技を繰り出したりとお姫様キャラを自負しているが、不思議な、あるいは猟奇的な面も持ち合わせており、乃木坂46のバラエティ担当的な存在でもあった。
2021年7月13日、乃木坂46を卒業。卒業後は女優・タレントとして活動している。

オーディションについて

「いろいろと奇跡です(笑)」

正直、最初は芸能界に入りたいっていう気持ちは全くなくて、本当は看護師を目指してたんですよ。で、大阪の大学に進学するつもりで、地元で浪人生をしてたんですけど、周りから乃木坂46のオーディションの話を聞いて、なぜか応募してしまいました。AKB48さんはテレビに出てはったら観ていたし、普通に好きでしたけど、なりたいとは思ったことはなかったんです。NMB48さんが大阪で始動するときに、高校の友達から「オーディション、受けたらいいやん?」って言われたんですけど、最初はあまり興味がなくて。だけど今回はなぜか応募してしまい、偶然受かったんです。いろいろと奇跡です(笑)。
私はダンスも未経験で、むしろ全体の中でダンスができないほうだったんですよ。高校生の頃も体育の授業でダンスをするとき、いつも落ちこぼれグループの中にいて、先生に重点的に教えてもらっていたので、まさか受かるとは……。だって、オーディションにはダンスの審査もあったんですよ!(笑)。母からも「あんた、ダンス審査があるんやったら絶対アカンわ」って言われていて、私も絶対にそうだと思ってたんですよ。でも、受かってしまったんです。
(2012年4月26日『音楽ナタリー』)

松村は高校野球で有名な大阪桐蔭高等学校の出身。アイドルにならなければ大学に進学していたと言われている。将来の夢は保母さんだったという話もあり、アイドルという選択肢は見当たらなかったという。なお高校の同級生にフリーアナウンサーの岡副麻希がいる。

アニメについて

「自分にとっては『アニメを観るのはごく普通のこと』」

ちっちゃい頃から「クレヨンしんちゃん」や「ドラえもん」が大好きで、いろんなアニメをずーっと観続けてきて。だから、自分にとっては「アニメを観るのはごく普通のこと」で、自分のことをオタクだと思ったことがないんです。
(最初にのめり込んだ作品は)「まほらば ~Heartful days」っていうアニメなんですけど、最初は原作のマンガから入って、アニメも観るようになってハマりました。小学校6年生だったと思います。その頃からいろんなアニメを観るようになって、中学校に入った頃に「涼宮ハルヒの憂鬱」がめっちゃ流行ったんですよ。で、それに私も乗っかり(笑)。
(2012年4月26日『音楽ナタリー』)

松村のアニメ好きはファンやメンバーの間でも有名。アニメのコスプレをしてステージに登場したこともあった。
上で触れられている『まほらば~Heartful days』は2005年に放送されていたアニメ番組で、大阪ではテレビ大阪、東京を含む関東広域圏ではテレビ東京で放送されていた。原作は、小島あきらによる『まほらば』という漫画。『月刊ガンガンWING』において、2000年11月号から2006年7月号まで連載されていた。

結婚について

「自分を対等に見てくれて、尊敬し合える人がいいですね」

私はもともと結婚に対して憧れが強いタイプで、「結婚=幸せ」というイメージだったんです。また同世代の友達が結婚することが多くなってきて、少しだけ結婚に対する焦りも出てきた頃でした。でもこの作品で明確に憧れだったものが、今の社会ではそう思わなくてもいいものだという認識に変わりましたね。結婚はいろんな形の中の選択肢の一つで、別にしてもしなくてもいいのかなって。自分が好きな人と一緒にいれたら、形にこだわる必要はなくてもいいのかなと思いました。
自分を対等に見てくれて、尊敬し合える人がいいですね。私の仕事に対しても「すごいね」って言ってくれる人がいいし、私も相手に「すごいね」って言いたい。お互い支え合える人にいつか出会いたいです。
(2021年11月13日『クランクイン!!』)

上で触れられている「この作品で明確に憧れだったものが~」というのは、松村が出演した、田中みな実主演の映画『ずっと独身でいるつもり?』を指している。松村はこの映画で、パパ活女子として生計をたてつつも若さを失うことに怯える美穂という役を演じていた。

乃木坂46について

「他のメンバーと自分をあえて比べること」

私が普段からよくやるのは他のメンバーと自分をあえて比べること。メンバーには才能溢れる子がたくさんいます。そんな子たちと自分を比べて、自分はこれが足りないからやってみようと思ったり、逆に誰もやってないからやってみようと思ったりして行動に移すと、新しいことができるようになるんです。
(2021年5月28日『モデルプレス』)

「他のメンバーと自分をあえて比べない」という姿勢は良く見かけられるが、その真逆である「あえて比べる」というのが、いかにも松村らしい美学が感じられる。少しクセのある存在だった彼女の要因の一旦を垣間見られたような発言に思える。

「メンバーのことを“全員娘”みたいな気持ちで見ていました」

私は乃木坂46にいるときから、メンバーのことを“全員娘”みたいな気持ちで見ていました。本当にみんないい子で才能にあふれていて、母親のように「すごい!」って毎日褒めてあげたいという子たちでした。そのみんなが卒業して活躍する姿を見るのを幸せに感じるし、「ウチの子たちすごいでしょ!」って誇りに感じます。友だちとテレビを見てたら白石麻衣ちゃんのニュースが流れて、友だちが「あ、まいやんカワイイ!」って言ったら、「でしょ!」って私が言っちゃうみたいな(笑)。みんなが出てる作品を見ると刺激になるし、みんなが活躍してくれたら「お母さんも頑張るよ」って自分の自信にもつながる。私の活躍で他の人にも刺激を与えられたらうれしいですね。
(2022年2月11日『ORICON NEWS』)

「メンバーのことを“全員娘”みたいな気持ちで見ていました」という感覚も、いかにも松村らしい独特な感性を思わせる。

「圧倒的に感じたのは『乃木坂46はすごいグループだ!』ということ」

卒業してからライブを見る機会が何度かありまして、圧倒的に感じたのは「乃木坂46はすごいグループだ!」ということ。自分が中にいるとあまり感じられなかったのですが、卒業してやっと冷静に感じられるようになりました。グループの一番最初からいたので、どんどんグループが大きくなって有名になっている実感もあったけど、「自分たちがすごいんじゃなくて、応援してくださっている方々の力、周りの支えてくださっている方々の力がすごい」と思っていたのですが、卒業してからライブを見て「一人ひとりの輝きがすごくない!?」って驚いちゃいました。ライブでも信じられないくらい高度なことをやっているし、私は曲もメンバーもみんな知ってるから楽しめるけど、予備知識ゼロの人でも面白いライブだと感じられるくらいのエンターテインメント性もあって、乃木坂46ってすごいグループだったと卒業して改めて感じました。あと、一人ひとりの魅力を再発見して、自分がメンバーだったときも大好きだったんですけど、それぞれの魅力を感じてより好きになった気がします。
(2022年2月11日『ORICON NEWS』)

乃木坂46を卒業し、第三者の目で見直すことで発見できることも多いように思われる。松村にとってそれは、自分が在籍していたアイドルグループの偉大さだったことになるのだろう。

選抜について

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