ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』とは2019年に制作されたヒンディー語によるインドのヒューマンドラマ映画。監督はジャガン・シャクティ。インドで初めての火星ミッションに参加した、インド宇宙研究機関の科学者たちの実話がベースとなっている。女性ならではのアイデアと努力で火星探査機の打ち上げを成功させる姿が描かれる。主な出演者は、これまでに100本以上の映画に出演してきたボリウッド俳優のアクシャイ・クマール、『女神は二度微笑む』(2012年)の人気女優ヴィディヤー・バーラン。

『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』は公開初日に2億9160万ルピーの収入をインドで記録。2019年ボリウッド映画としては、初日収入の高さは3番目。ラケーシュを演じたアクシャイ・クマールの主演の映画として、この初日収入は最高のものだった。続く2日目には、1億7千万ルピーを記録。公開3日目には、2億3500万ルピーを記録し大ヒット作となった。さらに、公開4日目の日曜日には2億7500万ルピーを売上、2019年のボリウッド映画における1日の売上最高記録となった。女性の活躍を描いた本作への関心の高さがあらわれている。

ヒット映画『パッドマン 5億人の女性を救った男』(2018年)のスタッフが集結

日本でも大ヒットした『パッドマン 5億人の女性を救った男』の製作チームが集結。『パッドマン』の監督のR.バールキは脚本を担当。助監督だったジャガン・シャクティが本作の監督を務める。また、『パッドマン』で主演を演じたアクシャイ・クマールが、火星ミッションのチームリーダーを演じ、『パッドマン』を上回る大ヒットを記録した。その他の出演者には、『女神は二度微笑む』のヴァディヤ・バラン、『ダバング 大胆不敵』のソーナークシー・シンハー、『きっと、うまくいく』のシャルマン・ジョシ。日本でも知られるインドを代表するスターたちが共演を果たし話題となった。

女性に共感される映画

宇宙飛行士で、自身も2人の子供がいる山崎直子は、「こんなに元気が出る映画は久しぶり」だとコメント。「宇宙が好きな人も、そうでない人も、子供も大人も、きっと笑顔になれる、胸を張って生きようと思える、そんな映画だと思います」と絶賛した。科学という難しい分野で、ロケット開発にたずさわる女性の活躍が、生き生きと描かれている。女性ならではの悩みや、女性だから思いついたアイデアが、観ている人に共感を持たせている。

『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』の主題歌・挿入歌

主題歌:Amit Trivedi「Shaabaashiyaan」

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