ファミリーバーガー店員(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
ファミリーバーガー店員とは、藤本タツキの漫画『チェンソーマン』に登場するハンバーガーショップの店員たち。サンタクロースとの戦いの後、公安を辞職した東山コベニの再就職先だった。注文のたびに店員全員でキャッチフレーズを唱和するという独特な接客を行う。店長は「ファミリー」を強調しながらコベニに暴力を振るう異常な人物。マキマによって覚醒したチェンソーマンがやってきたことで店長を含む複数人が死亡し、コベニはチェンソーマンに残っていたデンジの「女とデートしたい」という欲望のために連れまわされる羽目になった。
ファミリーバーガー店員の概要
ファミリーバーガー店員とは、藤本タツキの漫画『チェンソーマン』に登場するハンバーガーショップの店員たち。サンタクロースとの戦いの後、公安を辞職した東山コベニの再就職先だった。注文のたびに店員全員でキャッチフレーズを唱和するという独特な接客を行う。
店長は「ファミリー」を強調しながらコベニに暴力を振るう異常な人物。限界を迎えたコベニが呟いた「助けて」の言葉に反応したチェンソーマンがやってきたことで店長を含む複数人が死亡し、コベニはチェンソーマンに残っていたデンジの「女とデートしたい」という欲望のために連れまわされる羽目になった。
『チェンソーマン』人気投票の100位以内にランクインしており、「ファミリーバーガー店 店長」、「ファミリーバーガー店員(トマト)」、「ファミリーバーガー店員(レタス)」、「ファミリーバーガー店員(チーズ)」、「ファミリーバーガー店員(パン)」、「ファミリーバーガー店員(ハンバー…)」、「ファミリーバーガー店員(グー!!)」という表記で集計されていた。
ファミリーバーガー店員のプロフィール・人物像
公安を辞めたコベニの再就職先であるハンバーガーショップの店員たち。注文が入るたびに店員全員でキャッチフレーズを唱和し、注文されたメニューを提供した後ポーズを取って「ファミリー!」と元気よく叫ばなければならない。
店長は態度のぎこちないコベニに注意しながらビンタをかまし、「これはファミリーの平手打ちだよ?」と宣う人物。店員全員が「ファミリー」のアットホームな職場なのだ。
ファミリーバーガー店員の来歴・活躍
マキマとチェンソーマンの戦いがはじまった同時刻、ハンバーガーショップ「ファミリーバーガー」では公安を辞めたコベニが働いていた。ファミリーバーガーは店員みんなが「ファミリー」であることを重視する職場だ。コベニは客の前でうまくキャッチフレーズを叫ぶことができず、店長に注意される。人前で緊張して「あっ」と言ってしまうコベニの口癖も指摘されるが、コベニは「あっ」を止めることができない。すると店長はコベニの頬を打ち、「これはファミリーの平手打ちだよ?」と笑顔で言う。絶句するコベニに他の店員が肩を組んできて、「俺たちファミリーだろ?」と笑う。異様な状況に限界を迎えたコベニが小さな声で「たすけて」と呟くと、店の入り口が開いて客が入ってきた。そこにはチェンソーの悪魔、「チェンソーマン」が立っていた。
逃げようとしたり助けを呼ぼうとした店員は首をはねられ、コベニたちが成すすべなく凝視する前でチェンソーマンは客席に座り、ハンバーガーを要求する。コベニたちは脂汗をかきながら店のキャッチフレーズを唱和する。先輩店員にメニューを押し付けられたコベニは震えながらチェンソーマンにハンバーガーを運んで行くが、転んでぶちまけてしまう。凍り付く店内で、「コベニのせいで死ぬんだ!」と叫んだ店員の首が飛んだ。チェンソーマンはハンバーガーを求めて席に座り続けている。再びコベニにハンバーガーが押し付けられたが、極度の緊張でパニックを起こしているコベニはまた転んでしまう。それを見ていた店長は「2回も転ぶなんてありえない」「これはドッキリだ」と騒ぎだす。店長の首も落ちた。コベニが大泣きしながらぶちまけられたハンバーガーを拾い、重ね直してテーブルに置くと、チェンソーマンは満足そうにそれを食べた。
チェンソーマンの脳裏には、かつてのデンジが「女とデートしてみたい」とぼやいた記憶がよぎっていた。チェンソーマンはいちばん近くにいた女であるコベニを持ってファミリーバーガーを後にした。
ファミリーバーガー店員の関連人物・キャラクター
東山コベニ(ひがしやま コベニ)
公安退魔特異4課のデビルハンター。家族との関係はあまりよくなく、優秀な兄を大学にいかせるために働かなくてはいけない。本人いわく「風俗かデビルハンターしか選択肢がなかった」という。どもり癖があり臆病で泣き虫だが、身体能力は高い。
サンタクロースとの戦いの後に公安をやめ、ファミリーバーガーに就職するが職場で重度のパワハラにあっていた。限界を迎えたコベニが小さく呟いた「たすけて」の一言がチェンソーマンを呼んでしまう。
東山コベニ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
東山コベニとは、チェンソーマンの登場人物で、公安退魔特異4課のデビルハンターである。
主人公デンジとはほぼ同期の関係になる。引っ込み思案な性格で、いつもオドオドしているが、先輩である姫野からは「かなり動ける」と評されている。実際ヤクザグループが襲撃した際には、コベニの活躍によりデンジを救い出した。家族との関係はあまり良くない。
作中最後まで生き残る数少ない登場人物である。
ファミリーバーガー店員の名言・名セリフ/名シーン・名場面
血のハンバーガーショップ
コベニの助けを呼ぶ声に応えて、チェンソーマンがファミリーバーガーに襲来した。チェンソーマンは幼い頃のデンジが「腐ってないハンバーガー食ってみたい」と言っていた記憶に従って、そのまま席に着く、逃げようとしたり、外部に連絡を取ろうとした人間は首が飛んだ。
チェンソーマンがハンバーガーを求めていると気づいたコベニはキャッチフレーズの唱和をはじめる。店員たちも顔を引きつらせながら続けるしかない。しかし唱和を担当している店員も死んでおり、キャッチフレーズはマスコットキャラクターの首の沈黙でおわる。
グロテスクかつ、シュールで滑稽なギャグシーンだ。
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