トライガン（TRIGUN）のネタバレ解説・考察まとめ
『トライガン』とは1995年から『月刊少年キャプテン』で連載された、内藤泰弘による漫画作品。同誌が休刊したことで、1997年に連載休止をしたが、同年に続編『トライガン・マキシマム』の連載を開始。『ヤングキングアワーズ』にて2007年まで続いた。過酷な自然の中で人々が暮らしている砂漠の星を舞台に、主人公のヴァッシュがガン・アクションを繰り広げる。五つ目の巨大な月に大穴を穿った「フィフス・ムーン」事件後、ショックを受け2年間行方不明になっていた。しかし、相棒のウルフウッドのおかげで再び立ち上がる。
CV： 石村知子
フィフス・ムーン事件後、放浪していたヴァッシュを匿った12歳の少女。祖母と2人で暮らしている。
ウィリアム（ビル）・コンラッド
元はレムの同僚の「SEEDS」のクルー。レムがヴァッシュ達を秘匿していることを知っていた。しかし、彼女の意思を理解し、彼もヴァッシュ達の存在を他のクルーに語らなかった。百数十年越しにコールドスリープから目覚めた後、レブナント・ヴァスケスと名を改め、プラント知識で得た裕福な暮らしをしている。
フランク・マーロン
CV：田中正彦
アニメ版に登場する銃職人。ヴァッシュが銃の整備を頼みに彼を探しまわるほどの腕利き。
かつては住人に自ら製作した銃を渡していたが、銃を渡した男が銀行強盗に身を落としてしまう。また、その男に妻子を殺害されたことで自分を見失い、飲んだくれになってしまった。しかし、街が強盗団に襲撃された際に、自らが渡した銃を手に応戦する住民を見て己の存在意義を思い出し、禁酒するとともに銃職人に復帰する。
「先生」
CV： 糸博
黒いコートに帽子を被った小柄な老人で、ヴァッシュとは古くから親交がある。70年程前、放浪していた彼を救い出した。GUNG-HO-GUNSのシップへの襲撃で死亡したが、アニメ版では最後まで生存している。
ブラド
CV：石井康嗣
シップの住人。長身のヴァッシュよりもさらに頭ひとつ分以上背が高く、リーゼントヘアの強面の男。
幼い頃からヴァッシュとの親交があり、不老である彼に憧れと畏怖を抱いていた。片思いの相手であるジェシカが「私はヴァッシュのお嫁さんになる」と発言したこともあり、登場初期はヴァッシュに対して何かと突っかかっていた。しかし、シップ襲撃事件後はヴァッシュやウルフウッドをサポートするようになる。パイロットとしても優れた技能を持ち、非常に男気あふれる人物だが、GUNG-HO-GUNSやヴァッシュらとは違って、普通の人間の価値観で生きている。
テスラ
ヴァッシュ達が生まれる前に誕生した女性型自立プラント。誕生と同時に「新たなる種との遭遇」「世紀の大発見」と狂喜したプロジェクトSEEDSのメンバーによって観察された。しかし次第に行為はエスカレートし、あらゆる手段を用いてまで彼女を調べ尽くした。その結果、テスラは急速に衰弱、最後には無理な治療まで施されたが死亡し、その遺体は解剖され標本にされた。
この事件はSEEDSクルーらにとってもトラウマだったらしく、かつてのそのブロックは厳重に封鎖されていたが、標本カプセルの中の彼女や当時の記録を偶然ヴァッシュ達が見つけてしまったことが、その後のヴァッシュとナイブズの関係を大きく狂わせ、道を分かつ結果になる。
『トライガン』の用語
GUN-HO-GUNS（ガン・ホー・ガンズ）
ナイブズによって集められた部隊で全部で12人。ヴァッシュを幾度も追い詰めた。各々異常な戦闘力を持っており、それ故に人間性に欠けている人が多数である。
プラント
プログラミングによりあらゆる物を物理法則を無視して「生産」を行う生体ユニット。作中では失われたテクノロジーとなっているため、プラント自体の追加生産を行えない。これに二酸化炭素や熱、光が供給されることでさまざまな生産活動を行う。
プラント（自立種）
フラスコ外での生存が可能で自らの意思を持つ存在。作中ではテスラとヴァッシュとナイブズが該当する。彼らは生後から1年の間で10歳程まで成長し、150年経っても青年の姿である。
ミカエルの眼
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目次 - Contents
- 『トライガン』の概要
- 『トライガン』のあらすじ・ストーリー
- 『トライガン』編
- 世界を放浪する男・ヴァッシュ
- ヴァッシュの目的
- 兄弟対決
- 『トライガン・マキシマム』編
- フィフス・ムーン事件後
- GUN-HO-GUNS（ガン・ホー・ガンズ）との戦い
- ウルフウッドの死
- ナイブズとの最終決戦
- 『トライガン』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ヴァッシュ・ザ・スタンピード
- メリル・ストライフ
- ミリィ・トンプソン
- ニコラス・D・ウルフウッド
- ミリオンズ・ナイブズ
- レガート・ブルーサマーズ
- レム・セイブレム
- GUNG-HO-GUNS（ガン・ホー・ガンズ）
- モネヴ・ザ・ゲイル
- マイン・ザ・EGマイン
- ドミニク・ザ・サイクロプス
- レオノフ・ザ・パペットマスター
- ホッパード・ザ・ガントレット
- ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク
- グレイ・ザ・ナインライヴズ
- 雷泥・ザ・ブレード（らいでい・ざ・ぶれーど）
- リヴィオ・ザ・ダブルファング
- ラズロ・ザ・トライパニッシャー・オブ・デス
- ザジ・ザ・ビースト
- エレンディラ・ザ・クリムゾンネイル
- ケイン・ザ・ロングショット
- チャペル・ザ・エバーグリーン
- マスター・チャペル
- その他
- ブリリアント・ダイナマイツ・ネオン
- カイト
- リィナ
- ウィリアム（ビル）・コンラッド
- フランク・マーロン
- 「先生」
- ブラド
- テスラ
- 『トライガン』の用語
- GUN-HO-GUNS（ガン・ホー・ガンズ）
- プラント
- プラント（自立種）
- ミカエルの眼
- フィフスムーン事件
- ロスト・ジュライ事件
- A・ARS（エインジェルアーム）
- 黒髪化
- 真紅のコート
- シップ
- 『トライガン』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- ヴァッシュVS雷泥
- レム「どこにでも行けるのよ ヴァッシュ 今いるそこがたとえ暗闇でも… あなたの手の中の切符は いつでも書き込まれるのを待ってる だから だか…ら… 決して手放さないで 死ぬなんていわないでよ わたしと一緒に色々見ようよ歩こうよ 人も世界もゼッタイ馬鹿にしたもんじゃないから」
- ウルフウッド「わかってる、わかってるがなあいつは馬鹿や。いってる事は現実を見ないガキのたわ言や。大馬鹿や。そんな事わかっとる。でも、でも…あいつは一度も言い訳をせえへんかった」
- ヴァッシュ「旅が終わる――だけど日々は終わらない 僕が愛した このタフで優しい日々は…」
- 『トライガン・マキシマム』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 2023年オリジナル新作アニメ始動
- 作者の内藤泰弘はフィギュアマニアである
- 『トライガン』の主題歌・挿入歌
- OP（オープニング）：今堀恒雄「H.T」
- ED（エンディング）：AKIMA & NEOS「風は未来に吹く」