EGO-WRAPPIN'(エゴラッピン)の徹底解説まとめ

EGO-WRAPPIN'(エゴラッピン)とは、1996年に大阪で結成された音楽ユニット。1998年、1stアルバム『BLUE SPEAKER』でデビューを果たす。2002年7月、ドラマ『私立探偵 濱マイク』の主題歌に抜擢された「くちばしにチェリー」がヒットしたことで音楽シーンを席巻する。ジャズのスウィングと歌謡曲のメロディのハイブリッドサウンドで独自の世界観を築き上げており、世界中の音楽フェスイベントでも引っ張りだことなっている。

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EGO-WRAPPIN'(エゴラッピン)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)

これまでに色々なバンドが異なるジャンルの音楽をミックスし、自分たちのスタイルとしてきたが、
EGO-WRAPPIN'もまたジャズと歌謡曲の良いとこを巧みに引き出しミックスしたバンドである。
歌謡曲のリズムはジャズに通じるところがもともとあったのではないか。
そう思わせるほど、EGO-WRAPPIN'の音楽は確立している。

くちばしにチェリー

テレビドラマ『私立探偵 濱マイク』の主題歌として起用され、一躍その名を日本中に轟かせるきっかけになった、彼らの名刺代わりともいえる一曲。管楽器を主体とし、ジャズとロックの間を激しく行き来するかのようなスウィングと、どこか歌謡の香りが漂う美しいメロディー、そして中納の書く歌詞の世界観が全てマッチしている。

A Love Song

レゲエもミックスした一曲。歌詞は英語であり、彼女たちのバックボーンを感じることができる。アレンジもシンプルながら、ピアノや管楽器の響きが情景を浮かび上がらせる。まさに「聴くラブレター」ともいえる美しい楽曲だ。

サイコアナルシス

激しいスウィングが特徴的な、スピード感のあるジャズ・ロック。「精神分析(Psychoanalysis)」というタイトル通りの、人間の深層心理を覗き込むようなゾクゾクする世界を作り出している。ライブでも観客を熱狂の坩堝に引きずり込む、定番のキラーチューンとなっている。

かつて…。

中納の歌声で余すことなく表現された感情の機微や、森のギターが奏でる、どこか切ないリフも印象的で、ふたりの音楽が深く溶け合っているのが見て取れる1曲。
「激しさと切なさ」が同居しており、まさに「EGO-WRAPPIN'らしさ」が詰まっているといえる、ファンの間でも大人気の楽曲だ。

GO ACTION

理屈抜きで楽しい気分にさせてくれる爆発的なエネルギーや、少しノスタルジックなメロディラインで、タイトル通り「GO ACTION(行動せよ!)」と背中を押してくれるような楽曲。テレビ朝日の音楽番組『ミュージックステーション』出演の際にも披露された。
管楽器の音が高揚感を煽り、中納の表情豊かなボーカルで「幼い頃に楽しかった何か」を思い出せるような、明るい郷愁と初期衝動を感じることができる一曲だ。ライブでも定番のキラーチューンとなっている。

色彩のブルース

ファンの間でも人気が高い、EGO-WRAPPIN'の代表曲。昭和歌謡を思わせる切なさと、ブルースの憂いが混ざり合った世界観で、聴く人それぞれの心の中にあるノスタルジーやロマンチックな感情を呼び起こしてくれるような楽曲となっている。

EGO-WRAPPIN'(エゴラッピン)のライブ動画

EGO-WRAPPIN'のことを誰かに説明しようとすると、言葉で伝えることは難しい。
それは言葉で伝えることで、間違ったイメージを植え付けてしまうことを危惧してしまうからだ。
ジャズや歌謡曲を単に混ぜているだけではなく、
美味しいところを理解している彼女らのサウンドは稀有である。
また、彼女らはライブがすごい。
音源を上回るパワーが存在している。

A Love Song

keeper
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@keeper

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