Backstreet Boys(バックストリート・ボーイズ)の徹底解説まとめ

Backstreet Boysとは、1995年にデビューしたアメリカの男性5人組アーティストである。BSBやバックスとも呼ばれている。アルバム”Millennium”, “Black & Blue” は全米アルバムチャート1位を獲得し、アメリカのボーイバンドブームの立役者のグループの一つとなった。CD総売り上げは1億3000万枚を超え、現在も世界中で愛されている。

Backstreet Boysの概要

Backstreet Boysとは、アメリカの5人組男性アーティストである。結成は1993年。グループ名は当時フロリダ州オーランドで人気だったフリーマーケット「Backstreet Market」にちなんでつけられた。当時のボーイズグループは口パクが主流だったが、Backstreet Boysは生歌でダンスもした。全員がソロを歌い、5人のハーモニーでアカペラも見せた。高校の体育館でライブを重ねたのち、1995年「We’ve got it goin’ on」でデビュー。当初、アメリカでは売れなかったが、ヨーロッパで爆発的に人気を博した。1999年、アルバム”Millennium”で初の全米アルバムチャートNo.1となり、全世界で3500万枚を売り上げた。このアルバムには、大ヒット曲“I want it that way”が入っている。このようにして、アメリカでnsyncなどとともにボーイバンドブームを引き起こした。
2006年Kevinが脱退したが、2012年に復帰、その後は5人体制で活動している。
2018年、結成25周年を迎え、5年ぶりに新曲”Don’t Go Breaking My Heart”を公開した。この新曲は、アメリカのiTunes総合1位、日本でも同ポップチャートで最高1位を記録した。

Backstreet Boysの活動経歴

デビュー

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1995年9月、シングル”We’ve got it goin’ on”でデビューし、ヨーロッパ各国でヒット。イギリスの雑誌スマッシュ・ヒッツ・アウォーズで「最優秀新人ツアー・アクト」を受賞した。
その翌年、デビューアルバム”Backstreet Boys”がヨーロッパ全土で大ブレイク。10月に初来日し、11月には日本デビューした。

世界で大ブレイク

リオデジャネイロでファンに囲まれたBackstreet Boysのバス。このとき、”Black & Blue”のプロモーション(Around The World) で世界6都市を専用ジェット機を使い、100時間で回った。

当初、アメリカではまったく売れなかったが、ヨーロッパでヒットしたのちにアメリカを含む様々な地域でブレイクした。3rdアルバム”Millennium”, 4thアルバム”Black & Blue”は全米アルバムチャート1位を記録した。
日本でも2001年、2006年、2008年に東京ドーム公演を行なっている。

Kevin の脱退、そして復帰

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2006年、Kevinが脱退した。

「自分の夢がかなった13年が過ぎた今、私は今Backstreet Boysを離れる時だと決意しました。これは自分自身の第2章の為の、非常に苦しい決断でした。Howard, Brian, Alex, Nickはいつだって私の兄弟であり、この上ない愛やサポートを持っていました。Backstreet Boysのファンのみんなには、一緒に共有した全ての美しい思い出に対して感謝をし、自分の次の人生の段階に、みんなを含む事を楽しみにしています。 私は兄弟達が、成功を続けていくことを願い、次の彼らの新作を楽しみにしています。 Kevin 」(公式発表文 訳)

脱退後の2007年には、Brianの公演に出演するなどメンバーと友好的な関係を保っていた。

2012年、ショー中にKevinの復帰が発表され、その後ツイッターでもKevin復帰がつぶやかれた。そして、2013年、”In a world like this”を5人体制で発表。ワールドツアーも行なった。

Backstreet Boysのメンバー

Homie D

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1973年8月22日生まれ。出身地はフロリダ州オーランド。身長167cm。ニックネームはSweet D。
2011年、ソロアルバム『Back to me』をリリース。
姉のAngieは、Howieが幼い頃結婚し子供も生まれた。Howieは4才でおじさんになった。姉のCarolineは、Lupus(全身性エリテマトーテス)という難病の合併症で亡くなった。その後、Howieは家族とともにDorough Lupus Foundation(全身性エリテマトーテスの患者を支援する基金)を設立。
日本と深い関わりがあり、城田優などの日本のアーティストとコラボをしたこともある。日本食が好きで、普段から食べに行く。仏教に興味がある。2002年に来日した際、歌舞伎座で『道元の月』(永平寺を開いた僧侶のお話)を鑑賞して大喜びだったらしい。
プライベートではBackstreet Boysの公式ウェブサイトの編集者として働いていたLeigh Anne Bonielloと2007年に結婚。2児の父である。

A.J.

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19月9日生まれ。出身地はフロリダ州ウェストパームビーチ。身長178cm。出生名はAlexander James McLean。
2010年、ソロアルバム『Have it all』をリリース。
幼い頃毎年イースターに母親にイースターバニーの格好をさせられ、地元の病院でイースターエッグを配っていた。AJ自身はしたくなかった。子供の時から個性的で、レンズのないメガネをかけて登校していた。
また、Johnny No Nameという別名を持っている。1978年にイギリスマンチェスターで生まれた設定でBackstreet Boysのメンバーとの共演でない時にはこちらの名義で活動している。片親であることなど、本人との共通点も設定されているが、本人とは違ってJohnny No Nameは逮捕歴があることになっている。Johnny No Name名義でJNN Foundationを設立し、”VH-1’s Save The Music Foundation”(全米の公立学校での音楽的教育を支援する) “Juvenile Diabetes Research Foundation”(小児糖尿病基金) を設けた。
マクドナルドが好きで、いつもクウォーターパウンダーのダブルチーズバーガーセットを注文する。
プライベートでは、多忙なスケジュールのストレスからドラッグとアルコールの依存症になってしまい、2001年、2002年にリハビリ施設に入っている。2011年にはA.Jのメイク担当であるRochelle Deanna Karidisと結婚。1児の父である。

Nick

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1980年1月28日生まれ。出身地はニューヨーク州ジェームズタウン。身長185cm。ニックネームはNicky。Howieはそう呼んでいる。
2002年、『Now or Never』でメンバーで最初にソロ活動を始めた。
幼い頃、丸い顔と髪型がチャーリーブラウン(スヌーピーに登場するキャラクター)に似ていたため、チャーリーと呼ばれていた。”Nick Carter’s Ocean Campain”(海の自然を守るキャンペーン)で、Kevinのチャリティー組織"JWR”が支援している。
プライベートでは、2005年に飲酒運転で逮捕されている。その後自身がアルコール依存症であることを公表。5人兄弟の長男であり、妹のLeslie Carter(2012年死去)、弟のAaron Carterは歌手として、Aaronの双子の姉のAngel Carterはモデルとして活動している。
2014年に女優のLauren Michelle Kittと結婚。

Brian

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