魅力満載!!「めんたいぴりり」の「あらすじ」と「見どころ」 ~第十章 みっちゃん、来るの巻~
「めんたいぴりり」も今回で十回目。今回は再び俊之の夢の中にスケトウダラが現れる。
北海道産のスケトウダラが、博多弁で俊之に「卵を勝手にいじくりまわすな!!」と怒り、卵を返してもらうよう、実力行使で迫るが…。
また、ひょんな出来事から、「ふくのや」に新しい従業員が加わる。今回から松尾の「恋」が始まる。
この頃、ほかの店が「ふくのや」の明太子を真似するようになった…。
第十章の「あらすじ・ストーリー」
明太子がなかなか売れず、俊之は行き詰っていた。
ある日の夜、再び俊之の夢の中にメスのスケトウダラが登場する。
北海道産のスケトウダラは何故か博多弁で
「卵を勝手にいじくる回すな!!卵を返せ!!」と俊之に迫る。
俊之は「北海道産のスケトウダラが何故博多弁でしゃべるのか?」と尋ねるが、
スケトウダラは聞こえないふりをする。
スケトウダラは実力行使で卵を返してもらおうとするが、
自分で転んでしまい、「暴力はいかん!!」と訴える…。
次の日の朝、俊之の様子がおかしい。俊之はお経を唱えて、売れ残りの明太子の供養をしていた。
俊之の姿に「ふくのや」のみんなは動揺を隠せなかった。
俊之は「(私たちは)命を食べて生きている。それを忘れてはいけない。」と言った。
「ふくのや」のみんなが唖然としていると、俊之は続けて、
「明太子はスケトウダラの卵であり、海を泳ぐはずだった。それを美味しいとか、まずいとか言ってはいけない。」と言った。
千代子が「商売なんだから仕方ない。」と言うが、俊之は「売れるとか売れないとか関係ない。」と言い、その後、
「食事とは生きとし生けるための供養です。いただきなさい。」と言いうと、「ふくのや」のみんなはお経を唱えた。
その後、でんさんの奥さんと立ち話をしていると、若い女性が俊之を訪ねてきた。
彼女の名前は「岡村ミチエ」。
俊之がキャバレーで出会った女性で、酔っぱらった勢いで「ふくのや」で働かないか?と言ってしまったため、
「ふくのや」を訪ねてきたのだ。
ミチエは千代子に「今日から「ふくのや」に住むことを俊之と約束した。」と言った。
千代子の表情は一変し、「鬼のような怒りの表情」に変わっていき、ミチエを「ふくのや」に案内した。
その後、俊之が帰ってくるなり、千代子は俊之を突き飛ばし、ミチエについて問い詰める。
俊之は「しまった」という表情で「キャバレーで知り合った女性で、酔った勢いで「ふくのや」で働かないか?と言ってしまった。」と言う。
千代子は怒りまくると、ミチエは俊之に挨拶する。
ミチエは千代子に対しても挨拶をし、自転車のパンクを治してしまい、千代子や俊之を感心させる。
その後、ミチエの働きぶりに千代子は感心し、ミチエと気が合うようになる。
ミチエは北九州市の門司生まれで、どうしても親元を離れたかったのだった。
ミチエは「ふくのや」で働くことになり、「ふくのや」のみんなに自己紹介をする。
その後、松尾はミチエに一目ぼれをし、ミチエに熱烈な自己アピールをする…。
この回から、松尾の「恋物語」が始まることとなる…。
丁度その頃、「怪しい男」が「ふくのや」の周りをウロウロし、「ふくのや」を覗こうとしていた。
笹島がたまたま、その男を入り口で見かけ、不信感を抱く。
次の日、ミチエが店番をしていた時、再び「怪しい男」が朝から何回も「ふくのや」の周りをウロウロしていた。
その後、千代子が婦人会に出かけていき、ミチエが一人で留守番をしていると、
「怪しい男」が、明太子を全部買って行った…。
その後、従業員は「ふくのや」の明太子を真似して、天神の店で偽物の明太子が売りに出されていることを知る。
従業員が真似した店に文句を言いに行こうとするが、俊之は「まあ、いいではないか?」と止めた。
続けて「真似されるということは、それだけ「ふくのや」の明太子が美味しいということだから、
うちがもっと頑張ればいい。」と言ったその時、風呂場からミチエの叫び声が…。
ミチエが風呂に入っている所を誰かに覗かれていたのだ。「ふくのや」の従業員が慌てて駆け付けた…。
駆け付けた時、千代子が服でミチエの裸が見えないように隠しており、
千代子の話では「誰かに風呂場を覗かれていた。」とのこと。
松尾はミチエが見えないように自分で目隠しをし、「覗きか痴漢か!!」と怒るが、
八重山は「ふくのや」の明太子の味を盗もうとしたのでは?と言った。
笹島は天神の店を偵察に行こうとするのを俊之は止めた…。
第十章の「見どころ」
今回の見どころは、3つある。
まずは、再び相方の博多大吉がスケトウダラ役として出演し、俊之役の博多華丸との「博多弁」での「掛け合い」のシーンである。
以前のスケトウダラと俊之の掛け合いのシーンの時と同様、
北海道産のスケトウダラが何故か「博多弁」でしゃべっている点が福岡限定の放送ドラマの
「めんたいぴりり」しか味わえない「面白さ」であり、華大さんらしさが出ているシーンである。
次に、俊之がキャバレーで知り合った「ミチエ」の礼儀正しさと仕事ぶりのよさから、千代子が気に入り、気が合うようになる。
その後、「ふくのや」の従業員として働くようになるのだが、ミチエに松尾が一目ぼれをし、松尾の「恋物語」がこの回から始まる。
松尾のミチエに振り向いてもらうために、一生懸命優しくする場面が純粋で微笑ましい。
その後の松尾の「恋物語」の展開にも注目である。
最後に、「ふくのや」の明太子を真似して、偽物の明太子が他の店でも売り出されるようになることで、
従業員は止めてもらうよう文句を言いに行こうとする俊之の「寛大さ」である。
俊之が言った「真似をされることは「ふくのや」の明太子が美味しいということだから、うちがもっと頑張ればいい。」という考えが
後に明太子が「福岡土産の代名詞」として広まっていくこととなっていく…。
次回は、「怪しい男」と「偽の明太子」を出した店が明らかになる事となるが…。
俊之の「明太子」に対する「思い」が明らかになっていく…。
次回をお楽しみに…。
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