羊文学(バンド)の徹底解説まとめ
羊文学とは2011年に結成されたオルタナティブ・ロックバンド。結成当初は5人組だったが、メンバーが高校生だったことから受験に伴う活動休止や脱退など、幾度かのメンバーチェンジを経験。2015年にフクダヒロア、2017年に河西ゆりかが加入し、羊文学の発起人・塩塚モエカとともに以降この3人で活動している。楽曲には「ありのままの自分を生きる」という前向きなメッセージが込められており、その飾らない姿と繊細な音楽が多くのファンの心に刺さり、共感を呼んでいる。
2021年11月24日リリース(配信)。
1. 1999 (English ver.)
2021年12月4日リリース(カセットテープ)。
1. 1999 (English ver.)
2. Happy Birthday to You
羊文学6枚目のシングル。2018年に発売された同名シングルの英語バージョン。最初のリリースから3年経ってもなお聴かれ続けている楽曲であることから、2021年に再レコーディングが決定した。
『光るとき』
2022年1月12日リリース。
1. 光るとき
羊文学7枚目のシングル。2022年1月から3月まで放送されたアニメ『平家物語』のオープニングとして起用された楽曲。アニメのために書き下ろされた1曲だが、その歌詞は平家が生きた平安時代末期から鎌倉時代にかけてだけではなく、様々な諸問題を抱えるすべての時代に通じる内容として高評価を得ている。
ミニアルバム・EP
(タイトルなし)
2013年3月リリース。
1. 魔法
2. 笑い話
3. ヘヴン
4. 落日
5. (無題)
6. (無題)
羊文学が初めて自主制作したEPで、ライブ会場限定で発売された。すでに廃盤となっているため、入手は難しい。
『ファンファーレ』
2013年8月30日リリース。
1. ラストダンス
2. 魔法
3. 映画
4. キッチン
5. カフカ
羊文学2枚目のEP。メンバー自身の手で1枚1枚手作りされたことが羊文学の公式Twitterで明らかにされている。
『BiRTH.ep』
2015年12月22日リリース。
1. 春
2. 絵日記
3. 天国
4. 「物語は、」
羊文学3枚目のEP。初回生産分のジャケットは紙に手描きされており、数量限定でライブ会場でのみ販売された。その後、2016年に再販が決定。ジャケットを紙タイプからプラスチックタイプに変更し、渋谷の古着店BOYやTOWER RECORDS の渋谷店および新宿店で販売された。
『BlUE.ep』
2016年9月26日リリース。
1. Intro
2. 雨
3. サイレン
4. ノア
5. Blue.2
羊文学4枚目のEP。隠しトラックがある。
初回生産分はメンバーがそれぞれ紙に手描きしたジャケットが数量限定・イベント限定で販売された。これが好評を博し、即日完売。当日受付分のみ後日郵送ということで追加販売された。
その後、2017年4月10日に仕様が異なる2種類の紙タイプのジャケットが数量限定・イベント限定で販売された。ダウンロードコード形式のものも販売されている。
『トンネルを抜けたら』
2017年10月4日リリース。
1. 雨
2. 春
3. うねり
4. 踊らない
5. Blue.2
6. step
felicityレーベルから発売された1stミニアルバム。塩塚モエカが2016年までに制作してきた楽曲が収録されている。塩塚モエカ、河西ゆりか、フクダヒロアの3人体制になってからリリースされた初の作品。アルバムタイトルの『トンネルを抜けたら』という言葉には、メンバーが揃ったことでここから新たな気持ちで頑張っていきたいという想いが込められている。その想いを象徴するように、この作品を機に羊文学は一気に全国区へと知名度を押し上げることになった。
『オレンジチョコレートハウスまでの道のり』
2018年2月7日リリース。
1. ハイウェイ
2. ブレーメン
3. 涙の行方
4. マフラー
felicityレーベルから発売された羊文学の2ndミニアルバム。前作『トンネルを抜けたら』で高評価を得た羊文学。その話題が冷め切らぬうちに4ヶ月という短期間で発表された本作は、オルタナティブ・ロックバンドの新星として大きな注目を浴びることになった。
『きらめき』
2019年7月3日リリース。
1. あたらしいわたし
2. ロマンス
3. ソーダ水
4. ミルク
5. 優しさについて
羊文学3枚目のミニアルバム。「女の子っぽさ」を意識したテーマで制作された今作は、どちらかというとダークな世界観を歌ってきた羊文学にとって大きなチャレンジとなる作品だった。塩塚モエカはインタビューの中で、自分自身が大人になったこともあり、いつまでも若い頃のような「ヘイト」なものばかり歌ってはいられないという想いからこのテーマにしたと語っている。「女の子」というテーマから連想される通り、ポップで明るめの楽曲が収録されている。
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目次 - Contents
- 羊文学の概要
- 羊文学の活動経歴
- 2011年バンド結成から2015年フクダヒロアの加入まで
- 2016年バンド初のMV制作から2017年河西ゆりかの加入まで
- 2018年ワンマンライブ開催から2020年メジャーデビューまで
- メジャーデビュー以降
- 羊文学のメンバー
- 2017年からのメンバー
- 塩塚(しおつか)モエカ
- 河西(かさい)ゆりか
- フクダヒロア
- 元メンバー
- しの
- わあこ
- 羊文学のディスコグラフィー
- シングル
- 『1999』
- 『砂漠のきみへ/Girls』
- 『銀河鉄道の夜』
- 『ラッキー』
- 『マヨイガ』
- 『1999(English ver.)』
- 『光るとき』
- ミニアルバム・EP
- (タイトルなし)
- 『ファンファーレ』
- 『BiRTH.ep』
- 『BlUE.ep』
- 『トンネルを抜けたら』
- 『オレンジチョコレートハウスまでの道のり』
- 『きらめき』
- 『ざわめき』
- 『you love』
- フルアルバム
- 『若者たちへ』
- 『POWERS』
- 『our hope』
- 羊文学の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「Step」
- 「マフラー」
- 「1999」
- 「人間だった」
- 「あいまいでいいよ」
- 「光るとき」
- 羊文学の名言・発言
- 塩塚モエカ「永遠にたどり着けないんだけど、そこまでの途中にいるっていうイメージ」
- 塩塚モエカ「コロナでライブハウスが営業できない状況を少しでも助けたい」
- 塩塚モエカ「『平和だったらいいな』っていう気持ちはずっとありました」
- 羊文学の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 羊文学の名称の由来は「カッコいい」のと「大きな世界観の表現」
- 「女だからダメ」と言われて一念発起した塩塚モエカ
- フクダヒロアの貴重な顔出しショット