5分でわかる!音楽ジャンルを解説

ひとくちに音楽と言っても、クラシック、ロック、ジャズ、カントリー、EDMなど、そのジャンルは多岐にわたる。ここでは音楽のジャンルについて知りたい人のために、各ジャンルの解説と代表的な曲を紹介していく。
ENTH【Crime in my mind】MV
・ポップ・パンク
blink-182 - First Date
メロコアと非常に似ているジャンル。同じだと思っている人も多い。ただルーツとしてハードコアを通らず直接パンクから派生してる分、軽い印象を受ける。激しさをゆるめた聴きやすいポップなパンクという定義。ギターは音圧はあるがハードコアのような激しさ・重さはない
Septaluck - Nobody Can Stop Us Anymore (MUSIC VIDEO)
日本ではポップ・パンクよりメロコアの流れが圧倒的だと感じます。個人的に好きなんですけどね、「ポップ・パンク」。こういうバンドとか。
POP DISASTER - Don't Be Afraid(Music Video)
メロコアかポップパンクか論争は一生続くと思います。主観であって、売り手側の主張であって、音楽史であって、一概に言い切ることは難しいのです。。。
・スカパンク
The Skoidats - Night Of The Droogs
スカコアとも言われますがパンクの派生なのでスカ・パンク。トランペットなどのホーンセクションが加わったパンクで、速い「スチャスチャスチャスチャ」というリズムが特徴。
POTSHOT - Be alive(PV)
「スカ」とは50年代にジャマイカで生まれたポピュラー音楽。裏拍にアクセントを置く「スチャスチャスチャスチャ」のリズムのルーツ
FEELFLIP - O.K. MAN Music Video
・エモ
Fall Out Boy - The Phoenix (Official Video) - Part 2 of 11
バリバリのエモバンド。「エモ」はエモーショナル(感情)から来ており、哀愁のある、切ない、心情を吐露するような音楽を指す。ハードコアのルーツを汲んでいる。昔は「泣きコア」と呼ぶ人もいた。
Jimmy Eat World - The Middle
The Winking Owl - "Precious" Music Video
切なさを出すためピアノやシンセサイザーを用いる物が多い。ボーカルが高ぶりすぎて絶叫するようになると、次で紹介する「スクリーモ」に派生する。
・スクリーモ
Finch - Worms Of The Earth (Film Footage Version)
エモ+叫び(シャウト)でスクリーモ。ずっと叫んでいる曲もあれば、叫びとクリーン、つまりメロディアスなパートの2つで構成されているものもある。
Pay money To my Pain 【Sweetest vengeance】
まとめると「エモ」は切ない泣ける感じ、+叫びで「スクリーモ」になり、両方のルーツである「ハードコア」は過激なパンク
▼EDMについて
※テクノとハウスはすでに説明したので省きます
・チルアウト
Subsurfing - The Number Readers
踊りつかれた体を冷やすためのスローテンポな音楽。リラックス出来る雰囲気を作りだすため、リラクゼーション音楽として寝る前に聴くのも良い
[Chill Out] Mob Device - In The Summer [RawrGroove]
バーやホテルのラウンジなど間接照明が似合う落ち着いた場所でかかってます。知らず知らずのうちに聴いているかも。
・アンビエント
Ambient 1: Music for Airports - 1/1
環境音楽と呼ばれる。風の音や小鳥のさえずりのように日常的に聞いてはいるが気にも留めていない音を音楽にしてしまったもの。癒し効果がある。
Biosphere - Substrata - 02 Poa Alpina
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目次 - Contents
- まずはこの動画をご覧ください
- まずはよく聞くジャンルについて正しく理解しましょう
- ▼R&B
- ▼ロック
- ▼パンク
- ▼テクノとハウス
- ▼EDM
- ▼ヒップホップ(ラップ)
- ▼レゲエ
- ▼ジャズ
- ▼ミクスチャー
- ▼カントリー
- ▼ポップス
- もう少し詳しく知りたい方に
- ▼ロックについて
- ・オルタナ
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