ジョングク(BTS)の徹底解説まとめ

ジョングクとは、韓国出身の歌手で、韓国のアイドルグループ「BTS(ビーティーエス)」のメンバーである。2013年に「BTS」のメンバーとしてデビューを果たした。2016年に初のソロ曲「Begin」が収録されたアルバム『WINGS』が発売された。メンバーの中で最年少ながらもメインボーカル・メインダンサーを務め、何でも完璧にこなすことから「黄金マンネ」と呼ばれている。可愛らしい見た目とキレのあるダンスが魅力で、ファン思いな一面もある。

ジョングク(BTS)の概要

「ジョングク(BTS)」とは、韓国の7人組男性アイドルグループ「BTS」のメンバーで、グループのメインボーカル兼メインダンサーである。愛称は「グク」「黄金マンネ」「JK」である。
幼い頃から音楽に興味を持ち、歌やダンスの才能を早くから発揮していた。「BIGBANG(ビッグバン)」のメンバーである「G-Dragon(ジードラゴン)」の楽曲をテレビで見て、それに感銘を受けて音楽の道を目指す事になる。
2011年に韓国の音楽オーディション「スーパースターK」に参加するも落選してしまうが、そのオーディションで約7箇所の芸能事務所からスカウトされる。その中の「Big Hit Entertainment(現 HYBE LABELS)」と契約し、研修生として入所する。中学を卒業した後は多忙のため1年遅れでソウル公演芸術高校に入学し、2017年に卒業した。高校卒業後は、韓国のグローバルサイバー大学の放送芸能学科に入学し、5年後の2022年に卒業した。
ジョングクは「BTS」の最年少で、メインボーカル・メインダンサー・サブラッパーとして活動しており、その歌唱力は世界中から広く称賛されている。また、ダンスパフォーマンスにおいても卓越した能力を持っており、「BTS」の様々な曲でメインダンサーとして活躍している。歌良し、ダンス良し、ルックス良しで完璧なジョングクはファンからは「黄金マンネ」と呼ばれている。マンネとは、韓国語で末っ子という意味である。また、ジョングクはストイックなトレーニングをしている事も有名で、その磨き上げられた彫刻のような腹筋から「筋肉ウサギ」とも呼ばれている。
ジョングクは「BTS」としての活動だけでなくソロアーティストとしても活躍しており、チャーリ・ープースなどの世界的アーティストとコラボするなど全世界で注目を集める存在である。本格的にソロ活動を開始した。2023年にリリースした『Seven』や『3D』は世界中で注目を集めている。

ジョングク(BTS)の活動経歴

Big Hit Entertainmentへの入所

研修生時代のJ-HOPE(左)とジョングク(右)

ジョングクは、2011年に韓国の音楽オーディション「スーパースターK」に挑戦するも落選してしまう。しかし、そのオーディションで約7箇所の芸能事務所からスカウトされ、その中の「Big Hit Entertainment(現 HYBE LABELS)」と契約し、研修生として入所する。この事務所を選んだきっかけは、のちに「BTS」のリーダーとなるRMのラップに惹かれたからである。
研修生として練習に励んでいたジョングクだが、先生からダンスのスキルがない事を指摘され、2012年にダンス講師のソン・ソンドゥクと共にアメリカへとダンス留学をする。当時のダンス練習時間は15時間以上と言われていた。

防弾少年団(BTS)としてデビュー

ジョングクの入学式にメンバーでお祝いしてもらうジョングク(左から4番目)

2013年に「BTS」のメンバーとしてデビューを果たす。当時のグループ名は「防弾少年団」だった。このグループ名には「10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止めて自分たちの音楽を守り抜く」という意味が込められていた。デビュー当時はヒップホップグループとして活動しており、その頃の韓国では知名度は低く、あまり人気がなかった。この頃ジョングクは中学校の卒業目前であり、ジョングクは1年遅れて2014年にソウル公演芸術高校に入学した。入学式には「BTS」のメンバー全員が駆けつけてくれた。
2014年に発売した「NO MORE DREAM -Japanese Ver.-」で日本デビューをする。当時のジョングクは「東京ドームでライブがしたい」と話していた。

防弾少年団(BTS)の転機

2015年に発売したミニアルバム「花様年華Pt.1」からヒップホップ調を抑えた楽曲がメインとなり、徐々に注目を集めていく。2016年10月に発売したフルアルバム「WINGS」では23カ国で「iTunes総合アルバムランキング」の1位を獲得する。「WINGS」にはジョングクの初のソロ曲となる「Begin」が収録されている。「Begin」には、ジョングクが上京してきた頃の心境や心の変化が歌詞になっている。
韓国では、韓国人歌手初のビルボードランクインや「Mnet Asian Music Awards」などで大賞を受賞した事が話題となった。

防弾少年団からBTSへ

American Music Awardsに招待されたBTS

2017年には韓国を飛び出し、ワールドツアーも行うなど海外での活動も活発になった。そして、グループとしてのコンセプトを「現実に安住することなく、夢に向かって絶えず成長していく青春(Beyond The Scene)」に変更し、グループ名も海外でも覚えやすい「BTS」へと変わった。そして、アメリカの「American Music Awards」に招待され、そこで「DNA」を披露し会場を沸かせた。この頃に日本の音楽番組でも度々姿を表すようになった。
2018年にはミニアルバム「LOVE YOURSELF 結 'Answer'」でビルボードで1位を獲得した。このアルバムには2曲目のソロ曲である「Euphoria」が収録されている。

世界中で大ヒットした「Dynamite」をリリース

2020年には「BTS」として初めての英語曲である「Dynamite(ダイナマイト)」をリリース。コロナ禍で世界中が暗い雰囲気の中、ポジティブで明るいメッセージが話題となり、世界中で大ヒットを記録した。2021年には「Dynamite」で韓国人初のグラミー賞にノミネートされさらに世界中で「BTS」が注目される事となった。コロナ禍でライブが行えない状況だったが、たくさんの人が「BTS」の楽曲を聴いていた。そんな中、「BTS」の最年長であるジンが兵役のため近いうちに入隊する事を発表し、グループとしての活動が少なくなっていった。

ワールドカップ開会式に登場

W杯の開会式でパフォーマンスするジョングク

2022年にカタールで開催されたサッカーワールドカップの開会式で大会公式曲である「Dreamers」を地元アーティストと共に披露した。この様子がテレビで放送されると、X(旧Twitter)で「BTSの人」がトレンド入りするほど注目を集めた。開会式でのパフォーマンスが終わってすぐに自身のSNSで配信を行い、ファンと共に喜びを分かち合った。

本格的にソロデビュー

ジョングク(左)とコラボしたLatto(右)

2023年7月14日にリリースした「Seven (feat. Latto)」で本格的にソロデビューを果たす。ビルボードhot100にて1位を獲得し、話題となっている。またMVはyoutube公開後、10時間で約2000万回も再生された。
同年の9月には2ndシングル「3D (feat. Jack Harlow)」をリリースし、ビルボードhot100で初登場5位を獲得した。さらに11月にはソロとして初めてのアルバム「GOLDEN」を発表。このアルバムには「エド・シーラン」「ショーン・メンデス」といった世界的に有名なアーティストが制作に参加している。

ジョングク(BTS)のプロフィール・人物像

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