『ムルシエラゴ』第四巻まとめ
『新世界より』の貴志祐介氏がおススメしました。
ヤングガンガンで連載中のマンガ『ムルシエラゴ』の第四巻です。ネタバレは極力控えています。
薔薇色の牢獄
第三巻から続きのお話ですね。いよいよ怪しい宗教団体『純潔の薔薇(ヴァージナルローズ)』への侵入に成功した黒湖は菜々美ちゃんを探し始めます。しかしその宗教団体は女性しかおらず、しかもイチャイチャが公認されていて黒湖にとっては楽園でした。その上幹部の一人というゴールドマリーも黒湖に興味津々のようで、入信初日から早速イチャイチャします。
これまでの物語で黒湖がピンチになることってあまりなかったんですが、ここでは宗教団体に洗脳?されます。そんなピンチに駆けつけたのが柳岡千代ちゃんです。
第一巻から出てるのに、極道の娘という設定があるのにそれっぽい挙動が今まで一切なかった千代ちゃんです。この巻で遂に極道の娘なんだなと認識させられます。マジでおっかないです。
No(tear)drop.
これは第三巻で保護された凜子ちゃんの後日談のお話です。凜子ちゃんは両親を失って、さらに自分自身も殺人を犯してしまうことが嫌になって自殺を図ります。それを説得するのが黒湖の役目です。
この回で黒湖の発言の一部に「」が付いていました。その発言の中には黒湖の家族の話もありました。おそらく嘘ではないかと思っています。嘘をついているキャラのセリフに「」を付ける漫画を知ってるので、おそらく同じことをしたのかと思われます。
黒湖の家族が普通だなんて信じられませんし、凜子ちゃんを説得するために嘘をついたと考える方が妥当だと思います。あくまでも私見ですが。
第四巻まとめと感想
千代ちゃん大活躍+凜子ちゃん後日談の巻でしたね。そして純潔の薔薇のその後も気になる感じで終わりました。
今までの話も全部終わりが気になる感じで終わっているんですよね。最終回までに全部謎がわかるのかなこれって位に色々あります。
まあ物語を読む時には全然気にせず頭空っぽにして見ても面白いんですけどね。第四巻はキャッキャウフフな展開もちゃんとあります。
さて一難去ってもまた一難、次の事件が早くも起こりそうな終わり方をした第四巻。今後黒湖たちはどうなるのか注目です。
Related Articles関連記事
MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』とは、よしむらかなが『ヤングガンガン』で連載している百合系バトル漫画作品。元大量殺人者・紅守 黒湖(こうもり くろこ)が国選処刑人となって、相棒の屠桜 ひな子(とざくら ひなこ)らと共に悪党討伐を行っていく。紅守黒湖達の標的はいずれも法では裁けない凶悪犯罪者ばかりで、本作最強である紅守黒湖の戦闘シーンは最大の見所。尚『マンガUP!』では2018年からスピンオフ漫画『MURCIÉLAGO BYPRODUCT ARAÑA -アラーニァ-』が連載されている。
Read Article
百合+悪人=『ムルシエラゴ』第一巻まとめ
ブラックラグーンの作者、広江礼威氏も絶賛! ヤングガンガンで連載中のマンガ、よしむらかな作品『ムルシエラゴ』の第一巻の物語を簡潔にご紹介します。
Read Article
『ムルシエラゴ』第五巻まとめ
遂にムルシエラゴがモーションコミックになりました。黒湖を担当した声優朴口美(口は王へんに路、読みはぱく ろみ)さんがコメントしてくれました。「こんなに、ぶっ飛んでて、ハチャメチャな役をやれて最高です。でも私…同性とは…」 ヤングガンガンで連載中のマンガ『ムルシエラゴ』の第五巻です。ネタバレは極力控えています。
Read Article
『ムルシエラゴ』第二巻まとめ
学園黙示録やトリアージで知られる佐藤ショウジ氏も推薦! ヤングガンガンで連載中のマンガ『ムルシエラゴ』の第二巻を簡潔にまとめてきました。
Read Article
『ムルシエラゴ』第三巻まとめ
『アカメが斬る!』の原作者のタカヒロ氏も昂ぶる! ヤングガンガンで連載中の『ムルシエラゴ』の第三巻の内容を簡潔にまとめてきました。ネタバレは極力控えています。
Read Article