MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』とは、よしむらかなが『ヤングガンガン』で連載している百合系バトル漫画作品。元大量殺人者・紅守 黒湖(こうもり くろこ)が国選処刑人となって、相棒の屠桜 ひな子(とざくら ひなこ)らと共に悪党討伐を行っていく。紅守黒湖達の標的はいずれも法では裁けない凶悪犯罪者ばかりで、本作最強である紅守黒湖の戦闘シーンは最大の見所。尚『マンガUP!』では2018年からスピンオフ漫画『MURCIÉLAGO BYPRODUCT ARAÑA -アラーニァ-』が連載されている。

行き場のない女性を保護し社会に送り出す為に教育する新興宗教団体。教祖のローズマリーを始め優しい女性達ばかりの施設だと思われたが、その実態は卒業と称し女性を殺害する残忍な行為を繰り返していた。地下で栽培されている薔薇は夢中遊行という薬物の材料。その肥料は殺害した女性達の死体だった。ゴールドマリー殺害後は健全な養護施設として機能するようになる。

私立まりも學園

出典: piccoma.com

屠桜ひな子を始め蘇芳皆子、榊風莉、水沢浮菜、碧八葉、浅葱凛子と登場人物の多くが通っている学校。初等部から高等部があり、『SCHOOL DESTRUCTION』編の舞台にもなった。

兵器・モンスター

クリサリダ

『白い流星』で登場したビームや飛行能力を持つ高性能ロボット。開発者はトキワ サキで、元同僚である帯刀が登場する人形ロボット・巨人(エル・ヒガンテ)を粉砕させるほどの破壊力を持つ。白い球体に手足が生えた見た目だった機体は第二形態に変形した際、完全に人形となりその能力も大幅に向上。最終的にエネルギー残量のことを考えずに、ビームを発射したひな子により大破することになってしまう。

巨人(エル・ヒガンテ)

紅守黒湖達の前に突如現れたロボット エル・ヒガンテ。

サキの元同僚で彼女を一方的にライバル視する帯刀が開発した人形ロボット兵器。強力なビームを搭載しサキを追い詰めようとしたが、クリサリダの出力最大ビームには叶わなかった。

下水道の化け物

出典: renta.papy.co.jp

『死が2人を分かつまで』で登場、流々家町の地下下水道を住処にしている。生きた人間の血を啜る化け物として吸血鬼事件を引き起こした犯人。その正体は何者かの手によりゴールドローズとローズマリアの体が接着されたものだった。

その他伝説・違法薬物

夢中遊行(チェザーレ)

危険薬物・夢中遊行(チェザーレ)の入った袋を確認する紅守黒湖。

『力の代償』『忘却の“桜”』で使用された危険な薬物。一時的に筋力や集中力が向上するが、幻覚作用・痛覚麻痺・凶暴性などの様々な副作用が発生する。中毒性があり一度発症してしまうと制御は不可能。製造者は不明だが大量に製造出来る為、近年は違法に取引されることも多い。

喜劇作家(コメディーライター)

喜劇作家の作品の一つである人間アドバルーン。

約10年前に世間を騒がせた殺人鬼で、意識を操られた被害者は自ら彼の作品となった。作品(被害者)はその時のことを覚えておらず、5年間の活動の後姿を消した犯人の足取りは未だに掴めていない。最後の事件では人間橋を作ることに失敗し逮捕された人物がいた。しかしその男は身代わりということが判明している。

屠桜計画

ひな子に関係していると見られる謎の計画名。警視庁の地下に屠桜の文字が書かれていて、緋垣 刀吉郎は屠桜の詳細を知っているようだったが、結局最後まで語られることはなかった。

『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

紅守黒湖「あたしのひな子に銃を向けるな」

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遂にムルシエラゴがモーションコミックになりました。黒湖を担当した声優朴口美(口は王へんに路、読みはぱく ろみ)さんがコメントしてくれました。「こんなに、ぶっ飛んでて、ハチャメチャな役をやれて最高です。でも私…同性とは…」 ヤングガンガンで連載中のマンガ『ムルシエラゴ』の第五巻です。ネタバレは極力控えています。

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