MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』とは、よしむらかなが『ヤングガンガン』で連載している百合系バトル漫画作品。元大量殺人者・紅守 黒湖(こうもり くろこ)が国選処刑人となって、相棒の屠桜 ひな子(とざくら ひなこ)らと共に悪党討伐を行っていく。紅守黒湖達の標的はいずれも法では裁けない凶悪犯罪者ばかりで、本作最強である紅守黒湖の戦闘シーンは最大の見所。尚『マンガUP!』では2018年からスピンオフ漫画『MURCIÉLAGO BYPRODUCT ARAÑA -アラーニァ-』が連載されている。

主要人物

主人公紅守 黒湖(こうもり くろこ)

190Cmの以上の長身で長い黒髪とIカップの爆乳が特徴の女性。劣悪な性格をしたサイコパスで既に715人もの人間を殺害している。本来なら死刑になっていてもおかしくなかったが、戦闘能力は非常に高く国家公認の国選選挙人(スローター)に任命された。黒湖は長年の戦闘経験から即座に危機を察知する能力に長け、命懸けの行動でも心拍数すら上がらない。筋金入りのレズビアンであり大人の女性から幼児に至るまで性的な対象になっている。目をつけた女性がいれば口説き、行為に至ればその長い舌を駆使してイカすのがいつものパターンだ。電車に乗れば痴漢行為を働くその異常な性癖はストーリーが進んでも治らない。気に入った女性には思いやりがあり、相手が嫌がるなら気遣うこともある。警察からの協力要請があれば嫌な顔はするが協力する真面目な部分も見せた。

屠桜 ひな子(とざくら ひなこ)

メインヒロイン、黒湖のことを「くーちゃん」と呼び慕う小柄で愛らしい少女。私立まりも學園(中等部)に通っているが学力や思考能力は低い為、人の名前もなかなか覚えられないでいる。一方高度な空間認識能力に、バイクや自動車の優れたドライビングテクニックは黒湖も認めるほど。普通の人間なら死亡しているような傷や状態異常でも瞬時に治療する特異体質を持つ。グロテスクな現場を見ても動じないばかりか、残虐性と異常性は黒湖に劣らない。黒湖はひな子には手を出していないが、黒湖に褒められる為に様々な行為を行う。それが毎回あらぬトラブルを引き起こしてしまうも、前述した能力のお陰で解決に一役買うこともあった。実の両親は既に死亡しており、彼女にとって彼らは「悪い人」でしかなくどうでもいい存在。黒湖が何らかの理由で両親を殺害してからは、徐々に彼女を慕うようになった。

柳岡 千代(やなおか ちよ)

出典: zenchoro.site

黒湖が口説き落とした美少女。その後黒湖に恋し肉体的な関係にまで発展した。実は普段から協力関係にあるヤクザ・柳岡会会長の一人娘で、こちらも人間離れした戦闘力を誇っている。部下達には慕われており組織の統率力に優れていることから、会長からは組を背負う次世代の若者として期待されていた。黒湖のことはとても大切に思っている為、彼女が浮気をすると嫉妬心を剥き出しにして怒り出す。恋人の考えが手に取るように分かり、命懸けの任務に協力してくれることも多い。

浅葱 凛子(あさぎ りんこ)

残忍な連続殺人鬼・浅葱尊の娘。まだ9歳でしかない無口な少女だが、実は『D・K〜ドメスティックキラー〜』編の真犯人。父親が隠し持っていた犯行映像を見てしまったことで、殺人欲求が芽生え連続殺人事件を引き起こす。身体能力は走行中のジェットコースターに乗る人間の首を切り落とすほど高い。ひな子に敗れた時は罪悪感から自殺をしようとするも、黒湖に制止され以降は彼女に協力することになる。

協力者

柳岡会会長

出典: yahoo.jp

柳岡会という暴力団を束ねる人物で千代の父親。病院を運営したり政界や警察にも幅広い人脈を持っており、様々な依頼で黒湖をサポートしている。

藤浪 ユリア(ふじなみ ユリア)

出典: rawmanga.top

黒湖好みのグラマラスな体型の持ち主で、興味本位で黒湖に抱かれて以来レズに走った経緯がある。柳岡総合病院の客員医師兼観察医で、変死した死体の司法解剖など黒湖の捜査に協力した。

水沢 浮菜(みずさわ うきな)

悪質な盗撮魔の中学生で、校内にある更衣室で生徒達を盗撮するばかりか下着まで盗んだ。ひな子に追われていたところを助けたのが黒湖だが、弱味を握られたことで無理やり捜査に協力させられたこともある。下着泥棒の犯人として捕まって以降も、盗撮癖は治っていないようで更に犯行範囲を広げているようだ。

テレサ / 桃山 鳴海(ももやま なるみ)

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『ムルシエラゴ』第五巻まとめ

『ムルシエラゴ』第五巻まとめ

遂にムルシエラゴがモーションコミックになりました。黒湖を担当した声優朴口美(口は王へんに路、読みはぱく ろみ)さんがコメントしてくれました。「こんなに、ぶっ飛んでて、ハチャメチャな役をやれて最高です。でも私…同性とは…」 ヤングガンガンで連載中のマンガ『ムルシエラゴ』の第五巻です。ネタバレは極力控えています。

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