VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action(ヴァルハラ)のネタバレ解説・考察まとめ

『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』はベネズエラに拠点を置く、Sukeban Gamesが開発したサイバーパンクバーテンダーアドベンチャーゲーム。西暦207X年、グリッチシティ。本作はそんな都市を舞台に、バー「VA-11 Hall-A」で働く「ジル」を操作し、カクテルを通じて物語が展開されていく。カクテルを通じて、ただ客と会話をするゲーム。感動的な展開もあまりなければ、手に汗を握る展開もない。ただ、そこにはカクテルと人間ドラマがある。

ヴァージリオエンド

謎掛けのような注文に正しいカクテルを提供すると到達できる。突然現れて意味不明の注文を繰り返すおかしな客であるヴァージリオの本名が「ティモシー・マーキュリー」であることが判明し、彼がジルにカレーをおごる。

キラ☆ミキエンド

キラ☆ミキとステラとセイの注文を全て正解することで到達するエンド。ムーランティーを事前に購入しておくことが重要である。1月20日にジルがステラとセイとともにアンコールコンサートへ行く。

ドロシーエンド

ドロシーの注文を全て正解することで到達できる。一部要求とは異なるカクテルを給仕しなければならない点には注意が必要。1月15日金曜日にドロシーが義理の姉、アナの話をする。

アルマエンド

アルマの注文を全て正解すると迎えられるエンド。2月25日土曜日にジルがアルマと、ジルの大学時代の教員研究生の妹、ガブリエル(ガビィ)とお泊り会をする。

『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』のゲームシステム

VA-11 Hall-Aはジルを操作しながら進んでいく。様々な客が来店し、様々なカクテルを注文する。カクテルを注文通り提供することももちろん可能で、逆に違うカクテルを提供することも可能。客によっては好みの味のカクテルがあるので、好みではないカクテルを注文した時に、好みのカクテルを提供することもできる。提供するカクテルや客の酔い具合、カクテルを提供するタイミングで客の会話内容が変わり、ストーリー自体にも影響が出てくる。ただ、あまりにも注文と違うカクテルを提供し続けていると、VA-11 Hall-Aをクビになってしまうこともあるため注意が必要。

ジルの自宅

VA-11 Hall-Aでの仕事が終わると、帰宅して次の出勤まで自由に過ごせるようになる。ジルのスマホを操作して、ニュースやゴシップ、キラ☆ミキのブログを見たり、音楽が聴ける。稼いだお金で買い物も可能で、部屋に飾るインテリアや音楽の購入も可能になっている。ストーリーが進んでいくと、ジルが特定のアイテムを買いたくなる衝動に駆られる。そのアイテムを買うか買わないかはプレイヤーの自由で、アイテムの購入によってはストーリーに変化をもたらすこともある。

カクテル

カクテルの注文を受けた時には、カクテル作製の専門のナビゲーション画面に遷移する。そこではVA-11 Hall-Aで提供可能なカクテルのメニューと値段、そして作り方が記載されている。客によっては、ボトルのお酒をプレゼントされることもあるので、それも提供が可能になる。肝心のカクテル作製の画面だが、カクテルの材料になる「アデルハイド」「プロンリンエキス」「デルタパウダー」「フラナガイド」「カルモトリン」がある。材料をシェイカーにドラッグ。入れ終えたら「ミックス」ボタンを押す。もう一度「ミックス」ボタンを押すとカクテルが出来上がる。成功する場合もあれば失敗する場合もある。成功した時は「提供」ボタンを押せば客に提供できるが、失敗した場合はリセットしてもう一度作成する必要がある。
カクテルのメニューで「ブレンド」という言葉が出てくる。その場合は、シェイカーを5秒以上振る必要がある。画面上でシェイカーの動きが早くなると、ブレンドが完了した合図になる。
他にもカクテルのメニューで「熟成」と「氷」が出てくる。カクテル作製画面の右脇に、「氷」と「熟成」というボタンがある。レシピに熟成と書かれていれば、熟成ボタンを押す。「オンザロック」とメニューに描かれていれば、氷ボタンを押して氷を入れる。

『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』の登場人物・キャラクター

VA-11 Hall-Aの従業員

ジル

本作の主人公。年齢は27歳。バストは控えめ、ツインテールが特徴のレズビアン。
あまり出しゃばらない性格で、初見の客に対しては距離を置いて接する傾向がある。ただトークスキルは高く、セクハラな質問を受けても涼しく受け流す。「フォア」という黒猫を飼っており、去勢手術を受けたばかりのため貯金はない。そのためゲームの始まり早々、家賃のことを心配する。
かつての恋人は同姓の「レノア」という人物。現在はVA-11 Hall-Aの「ボス」ことデイナに恋心を抱いている。
「ジュリアン・ナタリー・スティングレー」という本名で呼ばれるのを極端に嫌がる。

デイナ・ゼン

VA-11 Hall-Aのオーナー。アホ毛が特徴の女性。左腕はなんと機械製の義手。かつては「赤い彗星」の異名を持った女子プロレスラーで、腕は相当。今でも多くの武勇伝が語られているが、どこまでが本当でどこまでが嘘なのかが分からない。不良やならず者も一目置く。

ギル(ギリアン)

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