【クソゲーまとめ】FC CITY ADVENTURE タッチMYSTERY OF TRIANGLE!

理不尽な難易度、異様な操作性、破綻しているストーリーなど、ゲームバランスが崩壊しており遊んでいるプレイヤーに苦痛をもたらすゲームを「クソゲー」と呼んだりします。今回はFCで発売されたクソゲー「CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE」(以下FC版タッチ)を紹介していきます。

どんなゲームなの?

青春野球マンガの代表作とも言える「タッチ」。原作では和也と達也の兄弟、そして幼馴染の南を含めた淡い恋模様や、和也や達也が甲子園を目指して日々野球に明け暮れる青春劇が描かれていたが、このファミコン版タッチのゲームジャンルはなんとアクションである。キャラクターゲームと言えば、少なからず原作の要素を再現しているものが多いのだが今作は…。

ここがヘンだよFC版タッチ!

まずストーリーからして原作から遠くかけ離れているのが「クソゲー」ポイントの最大の要素だろう。本作のストーリーは、「異次元空間に迷い込んだパンチの子供を救うために、和也と達也、南が冒険する」というものである。ご覧の通り野球も恋愛も青春も全く関係無くなってしまっている。なぜこうなったのか…。ちなみに原作に登場した個性的なキャラたちは一切登場しない。出てくるには3人の人間と犬だけである。

和也と達也の主な攻撃方法(そもそも攻撃方法があるのがおかしい)は殴るのみ。敵も変なロボットやら戦車やら殺人ピエロやらドリルやら絶対に原作には登場してこないものばかり。さらに南はただ和也と達也の後ろをついてくるだけでプレイヤーのアシストなどはしてくれない。それどころか南がダメージを受けると和也と達也もダメージを受ける仕様になっている。このような点も本作の「クソゲー」化に拍車をかけているのだろう。

こちらはゲームのプレイ画面。ご覧の通り野球もへったくれもない状態である。画像のように南が敵からダメージを受けると地面に座って泣いてしまい、和也と達也にもダメージが入ってしまう。

こちらはゲームのタイトル画面。割と力の入った綺麗なグラフィックである。しかしプレイ画面の自キャラたちはのっぺりした顔に目が点一つと残念な出来になっている。

達也が南に告白する名場面だが本作では一つも再現されていない。

こちらはゲームのプレイ動画。動いていることでますます本作の「クソゲー」っぷりが分かることだろう。ちなみに本作より前に発売されたPC用ゲームの「タッチ」は、ちゃんとしたアドベンチャーゲームだった。

今回はここまで!

いかがでしたか?次回も興味が惹かれるであろうクソゲーを紹介しますので是非チェックしてくださいね!

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@keeper

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