鉄人28号(Gigantor)のネタバレ解説・考察まとめ

『鉄人28号』とは、横山光輝による漫画を原作とする、日本初の巨大ロボットものシリーズである。
少年探偵「金田正太郎」と、彼に操られる巨大ロボット「鉄人28号」の活躍を描く。
元々は少年探偵漫画だった所に「巨大ロボット同士のプロレス」という内容が加わった事で、昭和30年代に凄まじい人気を誇った。
『鉄腕アトム』と並び、我が国の漫画・アニメ黎明期における金字塔に輝く作品として、強く日本人の記憶に残り続ける作品である。

人工知能を持ったロボット、ロビーを作った人物。
少々頑固だが、善人でありロビーが悪い心を持ってしまった事に心を痛めている。

悪人

不乱拳酒多飲(ふらんけんしゅたいん)博士

白髪の人物。

本作における最大の天才科学者。
「ちょっとつくってみたい」という軽い気持ちで、鉄人28号を超えるロボット「ブラックオックス」を造り上げ、それのみならず人造人間さえも生み出した。
だが、マッドサイエンティストであり、世の中の平和よりも自分の研究を優先してしまう。

覆面の怪人

覆面の人物。

謎の男。
乗鞍岳で鉄人を作り続けていた。
しかし、この設定は鉄人28号の制作者が金田博士であるというものと矛盾している。

正体は完全に不明(金田博士は死亡しているので、彼でないのは明確である)。
その理由には、原作者の横山光輝曰く「話を途中で変えてしまったから、わからない」と、身も蓋もない答えが存在する。

クロロホルム

フランスからやってきた探偵。
日本の警察を頭からバカにしており、まったく信用しようとしない。
しかし本人もそれほど有能とはいえず、ニコポンスキーの正体に最後まで気づけなかった。

ニコポンスキー

ニコポンスキーの助手。
彼に瓜二つの外見をしており、変装の達人でもある。
だが、その正体はS国のスパイであった。

スリル・サスペンス

画像左の、ハゲ頭をしたランニングシャツの人物。

アメリカのギャング。
鉄人を奪って好き放題しようとしたが、正太郎の逆襲に遭った。

ジャネル・ファイブ

フランスの怪盗。独自の美学に基づき行動し、殺人を好まない。
窃盗を行うのは金目的ではなく、盗まれて悔しがる人々を見るのが楽しいから、という困った人物。
鉄人争奪戦をしかけ最終的に正太郎に敗れるも、軽口を叩いてフランスへ去った。

ドラグネット博士

右の人物。

超人間ケリーと、最強のロボット・ギルバートを製作者した博士。
能力は高いが良心が欠けており、助手のケリーを生きたまま実験材料にして超人間に改造してしまった。

超人間ケリー

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