Team Fortress 2(チームフォートレス2)のネタバレ解説・考察まとめ

『Team Fortress 2』は、Valve Corporationが開発したクラス制のファーストパーソン・シューティングゲームである。プレイヤーはREDチーム、BLUチームのどちらかのチームに参加し、操作するキャラクターを9つのクラス(スカウト、メディック、デモマン、ソルジャー、ヘビー、スナイパー、スパイ、パイロ、エンジニア)から選択する。本作では6つのゲームモードが用意されており、プレイヤーはそれぞれのモードに応じた勝利条件の達成を目指す。

人物像

エンジニアはメカの知識に精通した頭脳明晰な人物である。頭脳明晰である証拠として、科学分野において11個の博士号を持っている。見た目は作業服を着たごく普通のおじさんであり、おっとりとした話し方が特徴である。また、バーベキューが好きなことで知られている。

強み

エンジニアは射程圏内に侵入した敵を自動で狙撃するセントリーガンを設置できる。セントリーガンは的確な射撃が可能であり、スカウトの機敏な動きに対しても容易に対応できる。セントリーガンにはレベル1~レベル3のレベルがある。レンチでセントリーガンを叩くことによってレベルを上げることが出来る。そしてレベルが上がるごとに攻撃力と攻撃手段が増し、より強力なセントリーガンへと変貌する。

エンジニアは自身やチームメイトに対してヘルス回復と弾薬補給ができるディスペンサーを設置できる。セントリーガンと同様、ディスペンサーもレベル1~レベル3のレベルがある。レンチでディスペンサーを叩くことによってレベルを上げることが出来る。レベルが上がるごとにヘルス回復量が多くなり、味方へのサポート能力が高まる。

エンジニアは自身やチームメイトを一瞬で転送させることができるテレポーターを設置できる。テレポーターを利用するためには、入口の役割を持つテレポーターと出口の役割を持つテレポーターの計2つを設置する必要がある。仕様上、テレポーターを利用すると数秒間テレポーターは利用できないため、連続での利用はできない。セントリーガン、ディスペンサーと同様に、テレポーターもレベル1~レベル3のレベルがある。レベルを上げることでテレポーターが利用できない時間を大幅に短縮することができる。レベル3までレベルを上げることでテレポーターの高速利用が可能になる。

弱み

エンジニアは様々な装置を使って戦闘に参加することが基本的であるため、自身の戦闘能力は高くない。敵に対してダメージを与えられる武器としてはショットガンくらいしか持っていない。そのため、装置を優先的に作り自分一人では戦わない立ち回りが必要である。

戦闘スタイル

エンジニアはセントリーガン、ディスペンサー、テレポーターを使って味方をサポートすることが得意である。セントリーガンの役割は、的確な射撃で敵にダメージを与えることである。ディスペンサーの役割は、敵との交戦地帯での味方の生存力アップを図ることである。テレポーターの役割は、味方の前線復帰を大幅に高めることである。特に足が遅いヘビーやソルジャーにとってテレポーターは欠かせない存在である。

天敵

エンジニアにとって最も脅威的な存在はスパイである。スパイはエンジニアが作製した装置を破壊できる武器を持っているため、積極的に装置を破壊しようとしてくる。スパイに背後を襲撃され死んでしまうと、その場に合った装置は容易に破壊されてしまうことになる。常にスパイの存在には注意を払っておく必要がある。

エンジニアにとってデモマンの攻撃も厄介である。デモマンもグレネード弾や粘着爆弾で装置を積極的に破壊してくる。また、デモマンは遮蔽物に隠れながらの攻撃を得意としているので、一方的に装置が破壊されてしまうケースも多い。デモマンが攻撃しづらい場所に装置を置くなどの工夫が必要である。

メディック

人物像

メディックはとにかく狂気的な一面を持ったドイツ人の医師である。病人への同情や人間性の尊重などを一切しない冷酷な人物である。また、正式な治療法を行うよりも、とにかく患者の肉体に巨大な針を打ち込むことに興奮を覚える正真正銘のサイコパスなのである。いついかなる場合であっても、科学用の手袋をはめており、どんなに汚れていようと手袋を外そうとしない。そして戦闘中は、いかに残虐な方法で敵を殺すかを考えている。

強み

メディックは自身が持つメディガンによって味方のヘルスを回復させることができる。メディガンの照準を味方に合わせて発射すると、回復対象の味方のヘルスが回復していく。そして、回復対象の味方の体力がすでに満タンの場合、基礎ヘルスの150%までヘルスを増加させることができる。この基礎ヘルス以上のヘルスに増加させることが出来るメディック固有の能力はオーバーヒールと呼ばれる。オーバーヒールはとても強力な能力であるが、オーバーヒール状態は長続きしないということに注意が必要である。メディックが回復をし続けない限り、ヘルスは次第に下がっていき、最終的には基礎ヘルスに戻ってしまうのである。

メディック最大の武器はユーバーチャージによる特殊効果の付与である。メディックが味方の回復を続けていくと、メディックのみが持つユーバーチャージゲージが蓄積していく。そしてユーバーチャージゲージが満タンになると発動させることができ、8秒間メディック自身と回復対象の味方に特殊効果を付与することができる。この特殊効果は4種類あり、メディックの扱っている武器によって変わる。4種類の特殊効果とは、完全不死身状態、100%クリティカル付与、高速ヒーリング+ノックバック無効、任意で選択したダメージ属性(銃弾、爆発、炎)に対する耐性の強化である。

弱み

メディックはサポートに徹するクラスであるため、自身の戦闘能力は皆無である。ヘルスも高くないため、攻撃を受けるとすぐに死んでしまう。味方が周りにいない状況で接敵すると対抗手段が無いため、不利な状況であればすぐに逃げる必要がある。

メディックはチームを支える重要なクラスであるため、敵から優先的に狙われやすい。そのため、前線にいても死なない高度な立ち回りが必要となる。

戦闘スタイル

メディックは積極的に味方のヘルスを回復しサポートする立ち回りが得意である。ヘルスが低くなった味方を優先的に回復させ、余裕があれば多くの味方をオーバーヒール状態にすることが必要である。多くの味方がオーバーヒール状態であれば味方は死ににくくなる。その結果、チーム全体のパワーが上がり、戦いを優位に進めることができる。

メディックは固有能力であるユーバーチャージを積極的に発動させ、味方にとって優勢な状況を作ることも得意である。4種類の特殊効果はどれも強力であり、その効果だけで試合を決めることができる力を持っている。最適なタイミングでユーバーチャージを発動させることが出来れば、一気に勝利を引き寄せることができる。

天敵

メディックの天敵はスパイである。スパイは積極的に背後からの一撃キルを狙ってくる。味方のサポートに気を取られて背後への警戒を疎かにしてしまうと、スパイに瞬殺されるので注意が必要である。

スナイパー

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