Team Fortress 2(チームフォートレス2)のネタバレ解説・考察まとめ
『Team Fortress 2』は、Valve Corporationが開発したクラス制のファーストパーソン・シューティングゲームである。プレイヤーはREDチーム、BLUチームのどちらかのチームに参加し、操作するキャラクターを9つのクラス(スカウト、メディック、デモマン、ソルジャー、ヘビー、スナイパー、スパイ、パイロ、エンジニア)から選択する。本作では6つのゲームモードが用意されており、プレイヤーはそれぞれのモードに応じた勝利条件の達成を目指す。
デモマン
人物像
デモマンは幼い頃から様々なものを爆発させることに興味を持っていた。この興味からスクールに通うことを決め爆弾製作技術を学ぶことにした。その結果、爆弾製作技術は達人の域に達した。そして、デモマンの爆弾製作技術の高さは広く知れ渡るようになった。ある日、デモマンは爆弾製作中の事故で片目を失ってしまったため、眼帯を装着することになった。このような悲惨な事故にあってもデモマンの爆発物への興味は消えることはなかった。
強み
デモマンは粘着爆弾ランチャーを利用した範囲攻撃を展開する。この粘着爆弾ランチャーから放たれる粘着爆弾の爆発範囲は広い。そのため、爆発させると広範囲の敵に対してダメージを与えることが出来る。さらに、この粘着爆弾は壁や地面に張り付けられる。この張り付けた粘着爆弾は任意のタイミングで爆発させることができる。敵から見えにくい場所にあらかじめ粘着爆弾を仕掛けて置き、敵が通過したタイミングで爆発させることができれば敵に大きなダメージを与えられる。あえて敵から見えやすい位置に粘着爆弾を仕掛けると、敵への牽制として有効である。また、粘着爆弾は複数個張り付けて同時に爆発させることができる。複数の粘着爆弾の同時爆発は、どんなにヘルスが高い敵であっても瞬殺できる威力を持つ。
デモマンは粘着爆弾ジャンプという大ジャンプができる。粘着爆弾ジャンプとは、自身の足元に粘着爆弾を設置し爆発させることで高く上空へジャンプするテクニックである。粘着爆弾ジャンプを利用することで敵の後方へ一気に移動できる。後方から攻撃を仕掛けることで敵を混乱させることが出来る。また、粘着爆弾で高く上空へジャンプすることで上空からの攻撃が可能である。本作では上空からの攻撃への有効な対策は少ない。そのため、上手くいけば一気に敵を壊滅させることができる。この粘着爆弾ジャンプをするにあたって気を付けることは自身のヘルスの管理である。粘着爆弾ジャンプをすると爆発によるダメージを受けてしまう。このため、ヘルスが少ない状態で粘着爆弾ジャンプをすると自身が爆散してしまう。
デモマンはグレネードランチャーによる瞬間火力の高さも武器である。グレネードを直接敵に当てると大ダメージを与えられる。ヘルスが高い敵であってもキルできる可能性が高い。
弱み
デモマンは近距離に有効な武器をもっていないため戦闘は苦手である。グレネードランチャーは距離の近い敵に直接当てることは難しい。粘着爆弾は発射後すぐに爆破できないため、爆破する前に敵に回避されてしまう。
戦闘スタイル
デモマンは粘着爆弾ランチャーを利用した待ち伏せ攻撃を得意とする。敵が通る可能性の高い場所へ粘着爆弾を仕掛けておき、敵が通った瞬間に爆発させることで敵にダメージを与えることが出来る。敵からバレない場所に粘着爆弾を設置することができれば敵を簡単にキルできる。
デモマンは遮蔽物を利用した攻撃が得意である。グレネードランチャーや粘着爆弾ランチャーから放たれる投射物の弾道は放射線状に飛ぶため、遮蔽物に隠れながら敵に攻撃できる。遮蔽物に隠れながら攻撃することで、被弾を最小限に抑えながら敵にダメージを与えることができる。
デモマンは粘着爆弾ジャンプによる裏取りも得意とする。粘着爆弾ジャンプを活用して敵の後方に移動することができれば、意表を突いた攻撃ができる。後方にいる無防備な敵も簡単にキルできる。粘着爆弾ジャンプを積極的に利用して裏取りに徹することで、敵は後方を警戒せざるを得なくなる。その結果、敵は前方と後方の2方面を警戒しながら戦わなくてはならないので、敵にとって戦いづらい状況になる。
天敵
デモマンにとってスカウトは戦いづらい相手である。スカウトは足が速いため素早く距離を詰めてくる。距離を詰められた場合、近距離戦に有効な武器を持っていないデモマンは苦戦を強いられる。さらに、スカウトの動きは素早いためグレネードなどの投射物を当てることが難しい。スカウトを相手にする場合は、スカウトの機動力を活かしづらい狭い場所で戦うことが必要である。
デモマンはパイロも苦手である。スカウトと同じくパイロも積極的に距離を詰めてくる。近距離戦に持ち込まれてしまえば、近距離戦を最も得意とするパイロに軍配が上がる。さらに、パイロは火炎放射器によるエアブラストでデモマンの投射物を弾き返し無力化することができる。デモマンにとって自身の攻撃を無力化できるパイロは厄介極まりない存在である。
ヘビー
人物像
ヘビーは自身の持つミニガンをこよなく愛している巨漢である。愛用しているミニガンには「サーシャ」という名前を付けている。ミニガンで射撃中、ヘビーは楽しそうに大きな声で叫んでいることが多い。ミニガン以外の存在に対しての興味は薄く、相手が誰であろうと小馬鹿にする性格をしている。
強み
ヘビーは全クラス中で最も高いヘルスを持っている。そのため、一撃で死んでしまうことが少なく、前線で長い間戦い続けることが出来る。
ヘビーはミニガンは圧倒的な火力を持っている。少しでも逃げるのが遅れた敵であれば、一瞬で蜂の巣にすることが可能である。ヘルスが少ない状態の敵であれば、短時間でキルすることもできる。とにかくミニガンによる攻撃は高火力であるため、積極的に攻撃を仕掛ければ敵に大きなプレッシャーを与えることができる。
弱み
ヘビーは全クラス中最低の移動速度を持つ。とにかく足が遅いため、スパイやスナイパーに最も狙われやすい。また、前線復帰までにとても時間がかかるため、エンジニアが作成したテレポーターなどを積極的に活用することが必要となってくる。ミニガンを構えている場合には、さらに足が遅くなってしまう。
ヘビーは体格が大きいため、当然当たり判定が大きい。どんなに回避行動を取ったとしても被弾は避けられないため、遮蔽物を上手く活用して極力被弾しないような立ち回りが必要である。
戦闘スタイル
ヘビーは常に戦場の最前線に居座り、チームの攻撃を引っ張ることが得意である。ミニガンの高い火力を活かし積極的に攻撃することでチーム全体の攻撃を加速させる。また、ヘルスも高いため、最前線で戦い続けることで味方の壁にもなる。
天敵
ヘビーが最も苦手としているのはスパイである。スパイは敵の背中にナイフを突き刺すことで敵を一撃でキルできる。ヘビーは背中が広いため、スパイにとっては背中にナイフを突き刺しやすい存在である。さらに、ヘビーは前線で撃ち合っている時間が長いので背後への警戒心が薄い。そのため、スパイにとっては背後からの襲撃が容易である。このようなことから、ヘビーはスパイに積極的に狙われやすい。
ヘビーにとってスナイパーも厄介な存在である。ヘビーはとにかく足が遅いため、スナイパーにとってはヘッドショットを狙いやすい。また、ヘビーは体格が大きいため、スナイパーショットを当てやすい。そのため、スナイパーも積極的にヘビーを狙ってくる可能性が高い。
エンジニア
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目次 - Contents
- 『Team Fortress 2』の概要
- 『Team Fortress 2』のあらすじ・ストーリー
- 『Team Fortress 2』のゲームシステム
- ゲームモード
- CP(コントロールポイント)
- TC(テリトリーエリア)
- CTF(キャプチャーザフラッグ)
- PL(ペイロード)
- ARENA(アリーナ)
- KOTH(キング・オブ・ザ・ヒル)
- Medieval(メディーバル)
- SD(スペシャル・デリバリー)
- MvM(マン・バーサス・マシーン)
- 『Team Fortress 2』の登場人物・キャラクター
- スカウト
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- ソルジャー
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- パイロ
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- デモマン
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- ヘビー
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- エンジニア
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- メディック
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- スナイパー
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- 『Team Fortress 2』のアイテム
- スカウトのメイン武器
- 散弾銃
- フォース・ア・ネイチャー
- ショートストップ
- ソーダ・ポッパー
- ベビーフェイスズ・ブラスター
- バックスキャッター
- スカウトのサブ武器
- ピストル
- ルガーモーフ
- C.A.P.P.E.R
- 喉ごしガツン! アトミックパンチ
- クリティコーラ
- 『Team Fortress 2』の用語
- BLU
- RED
- 『Team Fortress 2』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 攻撃側が有利なゲームバランス