Team Fortress 2(チームフォートレス2)のネタバレ解説・考察まとめ
『Team Fortress 2』は、Valve Corporationが開発したクラス制のファーストパーソン・シューティングゲームである。プレイヤーはREDチーム、BLUチームのどちらかのチームに参加し、操作するキャラクターを9つのクラス(スカウト、メディック、デモマン、ソルジャー、ヘビー、スナイパー、スパイ、パイロ、エンジニア)から選択する。本作では6つのゲームモードが用意されており、プレイヤーはそれぞれのモードに応じた勝利条件の達成を目指す。
ソルジャー
人物像
ソルジャーは過去、兵士となって第二次大戦に参加することを強く望んでいた。しかし、ソルジャーはアメリカ軍のどの部門からも参加を断られてしまった。この経験から、独学で多種多様な武器の扱い方を学び、自身の力を高めることにした。
強み
ソルジャーはロケットランチャーによる強力な攻撃を得意とする。ロケットランチャーから放たれるロケット弾のダメージは大きいため、敵にとっては大きな脅威となる。さらに、着弾後の爆風によって広範囲の敵にダメージを与えることもできる。このため、ヘルスが低い敵集団であれば一斉にキルできる。
ソルジャーはロケットランチャーを利用したロケットジャンプができる。ロケットジャンプとは、自身の足元に向けてロケットを発射し着弾後の爆風によって遠くまで飛ぶテクニックである。このロケットジャンプを利用することで敵の予期しない場所から姿を現すことが出来る。その結果、敵に大きな隙が生まれ攻撃しやすい状況が生まれる。また、ロケットジャンプによって遠く離れた敵との距離を一気に縮めることもできる。その他にもロケットジャンプは緊急離脱の方法としても有効である。このようにロケットジャンプは戦いを有利に進めるための重要なテクニックである。
弱み
ソルジャーは全クラス中2番目に足が遅い。このため、ソルジャーは敵の標的なることが多い。さらに身体も大きいため被弾しやすい。このため、ロケットジャンプをうまく利用して被弾を最小限に抑える立ち回りが必要である。
ソルジャーの主要武器であるロケットランチャーは弾切れが早い。このため、弾切れ中に敵に攻め込まれると弱い。また、リロードも遅いため大きな隙が生まれてしまう。弾切れ中やリロード中は遮蔽物に隠れるなどして敵との交戦を避ける必要がある。
戦闘スタイル
ソルジャーはロケットジャンプを利用して上空から攻撃する戦法が得意である。本作では上空から攻撃できる手段が少ないため、敵は上空からの攻撃に対する警戒心が薄い。このため、ロケットジャンプを利用して上空から攻撃すれば難なく敵にダメージを与えることができる。
ソルジャーは近距離、遠距離問わず戦うことができる。近距離であれば敵にロケット弾を当てやすい。遠距離であればロケット弾は当てにくいが、被弾を最小限に抑えロケットを撃つことが出来る。
天敵
ソルジャーにとってスナイパーは最も警戒しなければならない相手である。自身の体格が大きいため、スナイパーショットの標的になりやすい。さらに、足も遅いため攻撃が当たりやすい。このため、遮蔽物やロケットジャンプを利用してスナイパーが攻撃しにくい動きを取る必要がある。
ソルジャーにとってパイロも厄介な相手である。パイロが扱う火炎放射器はエアブラストという圧縮空気砲を使える。このため、ソルジャーの撃ったロケット弾がエアブラストによって弾き返されてしまい、味方に当たってしまう可能性もある。これを防ぐために、ロケットを撃つ方向にパイロがいないか絶えずチェックすることが必要である。
パイロ
人物像
パイロはとにかく謎に満ちているクラスである。ガスマスクを装着しているため、顔も分からなければ何を話しているかもわからない。ただ分かっているのは、火に関連するものが好きということである。パイロは目に入るものすべてを燃やしてしまう。そのため、極悪な放火魔として恐れられている。
強み
パイロは火炎放射器で敵を燃やして直接ダメージを与える。さらに、火をつけた敵には延焼による継続ダメージも与える。この火の直接ダメージと、延焼による継続ダメージによって、パイロは敵に大きなダメージを与えることが可能である。火をつけられた敵は、火が消えるまで絶えずダメージを受けることになる。ヘルスが低い敵であれば、延焼による継続ダメージによって短時間で死んでしまうだろう。
パイロの火炎放射器によるエアブラスト(圧縮空気砲)は、様々な役割をこなすことができる。まず、エアブラストによって敵のロケット弾やグレネードなどの投射物を弾き返すことができる。そして、弾き返した投射物によって敵にダメージを与えることも可能だ。次に、エアブラストは燃えている味方を消火することも可能である。消火によって味方が受ける延焼のダメージを止めることができる。次に、エアブラストは敵自身を吹き飛ばすこともできる。この吹き飛ばしによって敵の攻撃を食い止めたり、遅らせることが可能だ。
パイロは耐火服を装備しているため耐火性にも優れている。直接ダメージこそ防げないものの、延焼によるダメージは受けない。
弱み
パイロは遠距離戦を苦手としている。パイロは遠距離向きの武器を持っていないため、遠く離れた敵への攻撃手段が無い。このため、遠く離れた敵からは一方的に攻撃を受けてしまう。
パイロの行動は敵に読まれやすく対策を取られやすい。パイロが得意とする近距離戦に持ち込むためには、どうしても敵との距離を詰める必要がある。この敵との距離を詰める方法は多くないため、距離の詰め方がワンパターンになってしまう。その結果、敵に行動を読まれ対策を取られてしまう。
戦闘スタイル
パイロは火炎放射器を使った近距離戦を得意とする。パイロの火炎放射器による攻撃は敵に近い状態であればあるほど大きなダメージが期待できる。近距離で攻撃できれば瞬間火力を大幅に高めることができるのである。その結果、短時間で多くの敵をキルできる。
とにかく敵を混乱させることもパイロの戦い方である。多くの敵を着火させることで、その場が火の海状態となり大混乱を招ける。さらに、延焼状態の敵は視界が見えにくくなるため、射撃精度が落ちたり、動きにくくなったりする。
パイロで活躍するためには、敵との距離を上手く詰める立ち回りが必要である。遮蔽物に隠れ敵を待ち伏せしたり、裏どりをして無防備な敵の意表を突く行動が求められる。
天敵
パイロにとってソルジャーは近距離戦に持ち込むことが難しい相手である。遠く離れた場所からソルジャーにロケットを撃たれると対策のしようがない。とにかく被弾しないように動くしかないという一方的な展開となってしまう。ソルジャーとは真正面から戦わず、意表を突く立ち回りが必要である。
パイロにとってヘビーは厄介な存在である。近距離でヘビーのマシンガンによる攻撃を受けてしまうと一瞬で死んでしまう。また、ヘビーはヘルスが多いため延焼ダメージでもなかなかキルすることが出来ない。ヘビーに対しては、味方と一斉に攻撃するといった対応が必要である。
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目次 - Contents
- 『Team Fortress 2』の概要
- 『Team Fortress 2』のあらすじ・ストーリー
- 『Team Fortress 2』のゲームシステム
- ゲームモード
- CP(コントロールポイント)
- TC(テリトリーエリア)
- CTF(キャプチャーザフラッグ)
- PL(ペイロード)
- ARENA(アリーナ)
- KOTH(キング・オブ・ザ・ヒル)
- Medieval(メディーバル)
- SD(スペシャル・デリバリー)
- MvM(マン・バーサス・マシーン)
- 『Team Fortress 2』の登場人物・キャラクター
- スカウト
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- ソルジャー
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- パイロ
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- デモマン
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- ヘビー
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- エンジニア
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- メディック
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- スナイパー
- 人物像
- 強み
- 弱み
- 戦闘スタイル
- 天敵
- 『Team Fortress 2』のアイテム
- スカウトのメイン武器
- 散弾銃
- フォース・ア・ネイチャー
- ショートストップ
- ソーダ・ポッパー
- ベビーフェイスズ・ブラスター
- バックスキャッター
- スカウトのサブ武器
- ピストル
- ルガーモーフ
- C.A.P.P.E.R
- 喉ごしガツン! アトミックパンチ
- クリティコーラ
- 『Team Fortress 2』の用語
- BLU
- RED
- 『Team Fortress 2』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 攻撃側が有利なゲームバランス