【25枚目シングル「無限未来」が好評！】Perfumeってどんなユニット？歴史を本気でまとめてみた

モノクロームエフェクト

インディーズ2nd Sg
2004/3/17発売

01. モノクロームエフェクト
02. エレベーター
03. おいしいレシピ

可愛らしさと少しの憂鬱さが交差する雰囲気は、後年のアルバム曲「時の針」「ふりかえるといるよ」などにもつながるよう。
「エレベーター」は”上へまいります♪”というフレーズとともに上がっていく音程が楽しい。
「おいしいレシピ」は、この3曲の中で最もアイドル色が強いが、これが表題曲ではなくc/wにおさめられていることからも、方向性の変化が感じられる。

ビタミンドロップ

インディーズ3rd Sg
2004/9/8発売

01. ビタミンドロップ
02. 引力

2曲とも明らかにアイドル路線からテクノポップに移行してきたSg。歌詞もアイドルにしては後ろ向きに聴こえ、妙にメランコリック。
作詞は女性作詞家・木の子が担当。中田ヤスタカの歌詞に比べ「女の子の本音と毒」を盛り込んでいるのが特徴で、インディーズ～メジャーデビュー時のPerfumeの、どこか年齢と噛み合わないアンバランスな魅力は、彼女の歌詞によるところも大きい。

掟ポルシェ

ニューウェイヴバンド・ロマンポルシェ。のボーカル・楽器・説教担当。
アイドルへの造詣が深く、インディーズ時代初期から筋金入りのPerfumeファン。
「掟ポルシェと畳二畳のエレクトロワールド」は必見なので、ぜひネットの海から探して観ていただきたい。

リニアモーターガール

1st Sg
2005/9/21発売

01. リニアモーターガール
02. ファンデーション
03. コンピューター ドライビング

「近未来三部作」第1弾。しかしながらまだ後発の2nd、3rd Sgに比べると若干アイドル色が残る。
記念すべきメジャーデビュー曲だが、メンバー・ファンから今一つ人気が無いのか、2007年以後ライブでは披露されず、2012年に発売されたコンピレーションベストにも収録されていない。
2014年ぐるんぐるんツアー最終日に、メジャーデビュー10年目突入を記念して7年ぶりに披露された。

※2005年のPerfume。

髪形などの3人のキャライメージもすでに現在に近い。メジャーデビュー前夜。
右は「アキハバラブ」のDJモモーイ。

コンピューターシティ

2nd Sg
2006/1/11発売

01. コンピューターシティ
02. Perfume

「近未来三部作」第2弾。この曲から完全に作詞作曲が中田ヤスタカに。（02. Perfumeが木の子による最後の作詞曲）
ロボットのようなダンス、エレクトロサウンド、大胆なボイスエフェクトというPerfumeの方向性を決定付けたマイルストーンとも言える大名曲。

関和亮

「ビタミンドロップ」以降、Perfumeの多くのPV、ビジュアルイメージを担当している映像作家。
他アーティストのPVではサカナクションの「アルクアラウンド」「ミュージック」などを手掛けている。