珈琲いかがでしょう(漫画・アニメ・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『珈琲いかがでしょう』とは、2014年から2015年にかけコナリミサトが『WEBコミックEDEN』で連載していた青年漫画、およびそれを原作としたアニメやドラマ作品。移動珈琲屋を経営する青山一が、家庭や性格に問題を抱えた人と出会い、こだわりの珈琲でおもてなしすることで心を通わせていく。物語が進行するにつれ、人の良さそうな青山一の驚くような過去が明かされていく。2021年4月からテレビドラマ化され話題になった。

アケミ

演者:滝藤賢一

スナックでママとして働くオカマ。本名は田村ノブ彦。東京で歌手をしていたが、身も心もぼろぼろになり、父が亡くなったことをきっかけに地元に帰る。母親との関係もよく、お店でも愛されている。ごみを出した際に瓶が外にこぼれてしまい、偶然通りがかった青山の車をパンクさせてしまい、一時的に同居する。

遠藤

演者:丸山智己

アケミの中学の同級生。中学時代は野球部のエースで女子から人気だった。先月転勤で地元に帰り、アケミと再会する。アケミが不幸だと一方的に思い込み、怪しげなアプリの購入をアケミに強制しようとした。

ゴンザ

自動車修理屋兼ガソリンスタンドの店主。かつて青山とは、同じ組でに所属していた。現在は組から抜け、妻と娘と平穏に暮らしている。

菊美 (きくみ)

ゴンザの店の常連。周囲からは、彼氏から貰った薬で頭がおかしくなっていると思われている。彼氏のことは好きだが、彼氏にぞんざいに扱われても離れられない自分を惨めに感じている。

モタエ

元バリスタチャンピオンで、珈琲関連の本を出している。青山とは顔見知りで、コピ・ルアックの仕入れをお願いしていた。経営する珈琲店「coffee motae」でワークショップを始めたが、生徒が珈琲の本質を理解していないことを嘆いている。

幸子 (さちこ)

たこの幼馴染で、元妻。もともと体が弱かった。10歳以上年上の地主と無理やり結婚させられるが、子供に恵まれなかった。その後たこと再婚し、子供を産む。その後体調が悪化。たこの意向で、子供とともに地主の元に戻り、最新の治療を受ける。そのままたこと再会することはなかった。

2代目

青山が所属していた前の組長。息子の3代目を愛していたが、本人の前では厳しく接していた。青山の仕事ぶりは評価し、息子の世話係に指名した。平和主義で敵対していた権田組の組長と和解するも、権田組の組長が3代目を馬鹿にしたことに激怒。相打ちになり命を落とした。亡くなる前に青山が組を抜けることに了解しており、側近の夕張に3代目を託した。

3代目

17歳の高校生。現在の組長。父親に厳しく育てられ愛に飢えていたが、お世話をしてくれる青山を当時流行っていたキャラクターのとらモンと呼びずっと慕っていた。「ずっと自分の側にいる」と誓った青山が父を殺害して、組を抜けたことに激怒。三平を使い、青山の行方を追っていた。青山からは、「ぼっちゃんさま」と呼ばれている。

夕張(ゆうばり)

スキンヘッド姿の組員。2代目時代から組の重鎮で、もともと3代目の世話係だった。2代目が亡くなったとき、青山と同席していて真相を知っている。3代目を見守りながら、罪を被ることになった青山を案じている。

『珈琲いかがでしょう』の用語

タコ珈琲

ドラマ版のタコ珈琲

青山が経営する移動珈琲屋のこと。8種類のブレンドを準備していることからタコマークを使っている。車は青山が組を抜ける際に手に入れたお金で購入した。

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