シャーマンキングの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『シャーマンキング』とは1998年から2004年にわたって週刊少年ジャンプで連載された武井宏之の作品。一度は打ち切りになったが完全版が発売され、約380Pの描き下ろしが追加され完結した。シャーマンの少年である主人公・麻倉葉(あさくらよう)が、全てのシャーマンの頂点「シャーマンキング」を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、様々な人との出会いや戦いを通して成長していく物語。

道蓮(タオレン)「我不迷(ワレマヨワズ)」

生まれついてから道家の悪行ばかりを見つめてきた蓮は、憎しみにまかせて戦うことしか知らず、シャーマンファイトが始まってからもその姿勢に変わりはなかった。しかし葉の優しさと強さに触れたことで自身の心の闇を乗り越えることを決心し、自身に憎しみを植え付けた道家と決着をつけるため、父・道円(タオエン)に挑む。
一度は敗れるが、日本から葉たちが助けに向かったことで改めて父と戦い、勝利する。
「我不迷(ワレマヨワズ)」とは、父との戦いを経て蓮が至った境地。
父の「情に流されて迷ってはいけない」という方針に逆らった蓮の出した結論は、「すべては自分の心で決め、その結果がどうなろうとも受け止める」という意味の「不迷(まよわず)」だった。
親と対立して出した結論は一見親と同じものだが、「何物も信じず、ただ圧倒的な力で壊して勝利する」だけの円の心とは真逆の信条だ。

梅宮竜之介「居場所がねえなら俺が居場所になってやる」

居場所をなくしてしまった盗賊の霊・トカゲロウに竜がかけた言葉。竜は常に自分が自分でいられる「ベストプレイス」を探している男だが、求めるばかりではなく与えることもできる。
不良の手下たちも、ただ従えているわけではなく、自分と同じように社会に居場所のない者を受け入れる度量があるから慕われていたのだ。
この言葉をきっかけにトカゲロウは竜の持霊となり、共に修行に励む。

ホロホロ/碓氷ホロケウ「弱肉強食 それはあきらめの言葉ではない」

ハオの手下によって窮地に追い込まれたホロホロが、父からもらった言葉。
自然の掟は弱肉強食だが、それは「弱いものは強いものに絶対に勝てない」という意味だけの言葉ではない。空には空の、海には海の、陸には陸の王者がおり、例えば小さなモグラはライオンに勝てないが、ライオンは地中のモグラを食べることはできない。個々の持つ特性、強みを生かした生存戦略こそが自然に生きる者たちの知恵であり、それはシャーマン同士の戦いも例外ではない。
信条である「弱肉強食」から新たな視点を得たホロホロは、持霊の特性を生かした戦略を取り、圧倒的な実力差を覆してハオの手下に勝利することができた。

道潤(タオジュン)「もう 決めちゃったもん」

道家の城で、父と戦うことを決意した潤の台詞。
弟の蓮を憎しみから解放すると同時に、自身が誰も傷つけたくないがために父に反抗し、地下に捕らえられてしまった潤。しかし戦って勝たないことには父の支配から逃れることはできないと悟り、改めて父に立ち向かう覚悟を決める。
この言葉を聞いた蓮は「姉さんがキレた…」と呆然としていた。

ファウストVIII世「それでもぼくは彼女に会いたかった」

最愛の妻、エリザを蘇らせるためにシャーマンになったファウストVIII世の行動原理を象徴する言葉。
ファウストは強盗に殺されてしまった妻エリザを蘇生させるため、独学でシャーマンとなった。しかし彼が学んだのはネクロマンシーという死者を使役する術だったため、エリザの心までは呼び戻すことができなかった。人形のように物言わぬ姿であってもエリザと共にいたいという願いは彼の狂気の根本であり、力の源でもある。

リゼルグ・ダイゼル「戦いに勝つというのは相手を倒すことじゃない、それで自分が笑顔でいられるという事」

リゼルグは幼い頃に両親をハオに殺され、その復讐を遂げるためにシャーマンファイトに参加した。アメリカでは葉たちと行動を共にしていたが、シャーマンファイト本戦以降はハオを倒すために結成された正義の組織「X-LAWS」に居場所を移す。優しさだけでは人を救えない、何も守れないと考えるリゼルグだったが、正義のために躊躇いなく人を殺し、仲間の犠牲すら厭わない組織の方針にどうしても従うことができない。
迷い続けたリゼルグが出したひとつの結論がこの台詞だった。シャーマン同士の戦いは心の強さを問われるもので、相手に勝とうとする心だけでは限界がある。勝敗を問わず、未来のために戦う者こそが本当の強さを得るのだ。自分の中の憎しみと正義の間で苦しみ続けたリゼルグだからこそ辿り着いた言葉だ。

チョコラブ・マクダネル「希望を失いあの暗闇に縛りつけられる事の方が 死ぬ事なんかよりよっぽど怖え」

チョコラブが殺したことで地縛霊となり、娘のセイラームに取り憑いて暴走してしまったカメル・ミュンツァーの魂を救おうとしたチョコラブの言葉。
チョコラブは幼い頃に強盗に両親を殺され、自身もギャングとなって殺人を犯した過去を持っている。シャーマンファイト本戦に参加していた幼い兄妹、ルドセブとセイラームはチョコラブが殺した男、カメル・ミュンツァーの子供たちだった。兄妹の復讐にあい、殺されてしまったチョコラブの魂は地獄に落ち、そこでシャーマンの師匠、オロナに再会する。チョコラブはオロナから、魂が地獄に落ちるとはどういうことなのかを教えられる。
肉体が滅びて魂だけになると、人は心だけの存在になる。心が罪悪感や憎しみ等の負の感情に囚われていれば、地獄から抜け出せなくなる。逆に、自身の心の闇に囚われず、迷うことがなければどこへでも行ける。
死を経験したチョコラブは、心が負の感情に囚われて真っ暗な地獄から抜け出せなくなることの恐ろしさを身をもって知ったことで、自身の罪と向き合い、シャーマンとして人の心、魂とまっすぐに向き合うことができるようになった。

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『シャーマンキング』とは1998年から2004年にわたって週刊少年ジャンプで連載された武井宏之の作品。通称は『マンキン』で、アニメ化もされた。1度は打ち切りになったが、約380Pの描き下ろしが追加された完全版が発売となり物語は完結した。霊と交流でき戦う能力を持つ「シャーマン」の少年・朝倉葉。彼はシャーマンの頂点「シャーマンキング」を目指し、500年に1度行われる「シャーマンファイト」に参加する。

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『シャーマンキング』とは、武井宏之による漫画、及びそれを原作としたアニメ作品である。 平凡な中学生、小山田まん太のクラスに転校してきた不思議な少年麻倉葉。彼は霊と心を通わせることのできる霊能力者、「シャーマン」だった。500年に一度開催されるというシャーマンの王を決める戦い、「シャーマンファイト」に参加するべく上京してきたのだ。 葉は伝説の侍、阿弥陀丸を自らの“持霊”にし、シャーマンファイトに挑む。シャーマンは皆それぞれ持霊がおり、霊を物体に憑依させ具現化させて戦う。

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シルバとは、『シャーマンキング』の登場人物で、シャーマンファイトの運営・管理を行うパッチ族の青年。パッチ族の中でも指折りの実力を持ち、シャーマンキングに仕える役目を持つ十祭司のひとりでもある。心優しく正義感の強い性格で、シャーマンファイトを通して主人公・葉の成長を見守る。500年前のシャーマンファイトにパッチ族として現れたハオの血を引いていることから、ハオを倒し、その野望を止める責任を負っている。『シャーマンキングFLOWERS』では彼の娘・アルミが葉の息子・花の許嫁として登場する。

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阿弥陀丸とは、『シャーマンキング』の主人公・麻倉葉の相棒で、600年前に千人斬りの伝説を残した侍の霊。この世に未練を残して地縛霊となっていたが、墓地で出会った葉に未練を解消してもらったことで彼に仕えることを決める。葉の持霊(もちれい)として500年に一度行われるシャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、数々の猛者と戦い、葉の修業のためなら地獄であってもついていく。シャーマンファイトが終わった後は葉の息子の花の持霊となって面倒を見ている。

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パスカル・アバフとは、『シャーマンキング』に登場する南米インディオの神であり、シャーマンファイト後半でチョコラブ・マクダネルの持霊(もちれい)となる精霊。通称アバさん。1000年前のシャーマンファイトに参加し、ハオに殺害されるが、その雄姿はインディオの人々に希望と勇気を与え、死後神格化された。知識・経験ともに豊富で、チョコラブとチームを組んでいた蓮・ホロホロを一晩で神クラスのシャーマンと渡り合えるほどに鍛え上げたこともある。シャーマンファイト終了後はグレートスピリッツに帰った。

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コロロとは、『シャーマンキング』に登場するアイヌのシャーマンの少年、ホロホロの持霊(もちれい)であり、アイヌの伝承に登場する精霊・コロポックルである。コロポックルとはアイヌ語で「フキの葉の下の小人」の意味。ホロホロ自身はコロロをただのコロポックルだと思っていたが、その正体はホロホロの初恋の少女が精霊コロポックルとなったものだった。本名は黒部民子といって、ホロホロが小学生の頃のクラスメイトだったが、冬の山で遭難して死亡した。その後はコロポックルとなってずっとホロホロの側にいた。

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エリザ・ファウストとは、『シャーマンキング』に登場する看護師の霊で、ファウストVIII世の妻であり持霊(もちれい)でもある。ファウストは強盗に殺されてしまったエリザを蘇らせるためにシャーマンキングを目指した。ファウストの使う死者蘇生術(ネクロマンシー)ではエリザの心までは呼び戻せなかったが、アンナの口寄せによってエリザの心が呼び戻された。彼女自身は多くを語らないが、心が蘇ってからは夫と幸せそうにしている姿が見られる。

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