究極メカ丸/与幸吉(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ
究極メカ丸/与幸吉(アルティメットメカまる/むたこうきち)とは、『呪術廻戦』の登場人物であり京都府立呪術高等専門学校の2年生である。生まれつき右腕と膝から下の肉体、腰から下の感覚がなく、代償として広大な術式範囲と実力以上の呪力量を与えられている。身体を治すことを条件に夏油や真人などの呪霊と取引を行い呪術高専側の情報を流すスパイ活動をしていた。「京都校側の人間を傷つけない」という約束を呪霊側が破ったために翻意し、自ら造り上げた巨大ロボ「究極メカ丸絶対形態」に乗り込んで真人と戦う。
「天与呪縛」によって縛られていた分の時間を呪力に変換することによって、攻撃力が格段に向上した「大祓砲(ウルトラキャノン)」。1年分呪力をチャージして放った「大祓砲」は、ダムを破壊するほどの威力を持っていた。
二重大祓砲(ミラクルキャノン)
メカ丸の両手に呪力を溜め、相手をたたきつける技。天与呪縛によって得た呪力を2年分チャージして攻撃する。
追尾弾~五重奏~(ビジョン・ヴィオラ)
メカ丸のボディから呪力の塊を五つ放出し、相手に当たるまで自動追尾して攻撃する。「天与呪縛」によって得た呪力を5年分チャージして使用した。
シン・陰流簡易領域(かんいりょういき)
幸吉が真人との戦いの切り札として用意していた奥の手。シン・陰流 簡易領域を展開することによって相手の領域展開を中和し身を守ることができる。真人に直接当てることができれば魂の形ごと砕くことができるため、通常は通用しない攻撃が有効となってダメージを与えることができる。
シン・陰流 簡易領域の技術は門下生のみに相伝されるため門下生ではない幸吉は本来使用することはできないが、シン・陰流の使い手である三輪を見続けることで技術を独学で完成させ、4本のアンプルに術を封じ込めて使用した。
ミニメカ丸
呪霊に殺される可能性を考えていた幸吉が用意した、3体の傀儡。発動条件は「五条悟が封印された後」である。1体目は真人や夏油一派の行動を監視する目的で使用するが、ミニメカ丸の存在に気付いた真人に破壊される。2体目は虎杖に取り付き、五条封印の事実や敵の行動を呪術師側に報告する。活動できる時間が限られている為、虎杖・伏黒が粟坂二良と戦闘している間は省エネモードになり反応しなかった。脹相戦で再び活動を開始し「赤血操術」の使い手である脹相を倒すための作戦を立案する。脹相を仕掛けを施したトイレに誘い込むために挑発し、破壊された。
3体目は京都校にあり、三輪に渋谷で起きている騒乱と自分が今までスパイとして活動してきたことを明かす。活動停止の時間が迫っていることを悟ったメカ丸は三輪に、今まで幸吉が伝えることができなかった淡い想いを告白した。
究極メカ丸/与幸吉の来歴・活躍
呪術高専京都校に入学
右腕と両の膝下、腰から下な感覚を失った状態で誕生した与幸吉は、代償として広大な術式範囲と実力以上の莫大な呪力量を保持していた。幼少期に高専に保護されて育ち、高校生の年齢に達した時点で京都府立呪術高等専門学校に入学する。
メカ丸という名前は幸吉が子供のころに夢中になったロボットアニメで使われていたものであり、幸吉自身が気に入ってメカ丸を名乗り続けている。呪術高専京都校の学生とは良好な関係を保っていたが、メカ丸を通してのコミュニケーションはどこか一線を引かなければならなかったため、幸吉はいつか健康な身体を手に入れて、仲間たちと心からの交流を持つことを強く夢見ていた。
なお幸吉本人の希望によって両親には幸吉が死んだと伝えられている為、両親との交流は別れて以来一度もなく、幸吉の家系は非呪術師である。
姉妹校交流会に京都校代表として参加
高専2年生の際東京で行われた姉妹校交流会に、京都校の代表として参加する。京都校の学長である楽巌寺嘉伸の指示を受け宿儺の器である虎杖を殺害しようとするが、暗殺に納得がいっていなかった京都校3年の東堂葵に阻まれ暗殺は失敗に終わった。
暗殺失敗以降は木の陰からの援護に徹していたが、自分のことを侮辱した釘崎野薔薇に攻撃を加えて参戦し、釘崎と同行していたパンダと交戦する。
メカ丸のボディに仕込まれた剣や掌からのビーム砲を用いて攻撃していたが、夜蛾学長最高傑作の呪骸であるパンダに同類(呪骸)扱いされたことでメカ丸の逆鱗に触れ、森を焼き払うほど高出力の技「三重大祓砲(アルティメットキャノン)」を放つ。
一撃でパンダを仕留めたかに思われたが、特別変異呪骸であるパンダは体内に3つの核(呪骸の心臓に当たるもの)を持っていたため「ゴリラモード」に変身し近接戦闘に突入した。ゴリラモードのパンダが放つ防御不能の掌打「激震掌(ドラミングビート)」に苦戦しボディの損傷具合から長くは持たないと判断したメカ丸はピンポイントでパンダの核を狙うも、呪力操作によって核の場所をごまかしたパンダの策にはまり惜敗する。
戦闘後パンダからメカ丸の苦労を認めるような発言をされ「見舞いくらい行かせろよ」と親し気に話しかけられた際には、メカ丸は幾分和らいだ表情で「うるせぇ」と返していた。その後乱入してきた呪霊の影響で1日延びた交流会団体戦の野球では、パンダにボディを壊されたためにピッチングマシーンが代理で出場しメカ丸本人の参加はかなわなかった。
特級呪霊真人との戦い
相次ぐ特級呪霊の襲撃を受けて呪術師の中に情報を漏洩しているスパイがいると疑っていた五条悟は、姉妹校交流会の折に京都校教師である庵歌姫に京都側のスパイ調査を依頼していた。歌姫の調査によってメカ丸が怪しいと判断され、歌姫、虎杖、伏黒、釘崎の4人はメカ丸の本体である幸吉がいる廃ビルに乗り込んだものの幸吉の姿はなく、本物の幸吉はとあるダムの近くの一室で夏油、真人と対峙していた。
幸吉は京都校の人間は傷つけず、真人の「無為転変」によって身体を治すことを条件にスパイ活動を行っていたが、交流会に乱入した呪霊が東京・京都関係なく無差別に攻撃を加えたため反旗を翻す。縛りを破った際のペナルティを危惧した夏油の説得によって身体を治してもらった幸吉は、呪術師として真人と戦う。
ひそかに作り上げていた巨大ロボ「究極メカ丸 絶対形態(アルティメットメカまる モード・アブソリュート)」に乗り込み、呪術高専の制服をまとって真人に戦いを挑む。天与呪縛によって与えられていた時間を呪力に変換することで一時的に特級クラスの戦闘力を手に入れ、切り札として用意していた「シン・陰流 簡易領域」を封じ込めたアンプルを真人に打ち込む。
真人を倒せたかに思われたが策を読んでいた真人に頭部の操縦席を破壊されて外に引きずり出され、10月19日真人によって殺害された。
渋谷事変
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呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ
『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。
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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ
禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。
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目次 - Contents
- 究極メカ丸/与幸吉のプロフィール・人物像
- 究極メカ丸/与幸吉の呪術・能力
- 傀儡操術(かいらいそうじゅつ)
- 究極メカ丸(アルティメットメカ丸)通常形態
- 絶技抉剔(ウルトラスピン)
- 大祓砲(ウルトラキャノン)
- 三重大祓砲(アルティメットキャノン)
- 究極メカ丸 絶対形態(アルティメットメカまる モード・アブソリュート)
- 大祓砲(ウルトラキャノン)
- 二重大祓砲(ミラクルキャノン)
- 追尾弾~五重奏~(ビジョン・ヴィオラ)
- シン・陰流簡易領域(かんいりょういき)
- ミニメカ丸
- 究極メカ丸/与幸吉の来歴・活躍
- 呪術高専京都校に入学
- 姉妹校交流会に京都校代表として参加
- 特級呪霊真人との戦い
- 渋谷事変
- 劇場版『呪術廻戦 0』
- 究極メカ丸/与幸吉の関連人物・キャラクター
- 三輪霞(みわ かすみ)
- 真人(まひと)
- 偽夏油(にせげとう)/加茂憲倫(かも のりとし)/羂索(けんじゃく)
- 究極メカ丸/与幸吉の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「いつか皆と一緒に」
- 「すべて視てきた」
- 「幸せになってくれ」
- 究極メカ丸/与幸吉の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 志々雄真実(『るろうに剣心』)との外見的類似