京極真(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
京極真(きょうごく まこと)とは『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』の作品に登場する人物で、杯戸高校3年生で空手部主将。通称「蹴撃の貴公子」。空手の達人で日本国内の高校生選手権大会を含む、全世界公式戦で400戦連勝無敗を誇る猛者。。帝丹高校2年B組で鈴木財閥の娘、鈴木園子(すずき そのこ)の恋人である。彼女が熱を上げている怪盗キッドに嫉妬心を抱き、自ら志願して警備に加わり度々対決が実現している。
京極真のプロフィール・人物像
氏名:京極真
身長:184cm
体重:79kg
誕生日:不明
年齢:18歳
家族構成:父・母・妹 両親は静岡県の伊豆で「瓦屋旅館」を経営
CV:檜山修之
杯戸高校3年生で空手部主将。通称「蹴撃の貴公子」、欧州空手道王者選手権の実況では「孤高の拳聖」と呼ばれている。日本国内の高校生選手権大会を含む空手の全世界公式戦で400戦連勝無敗を誇る空手の達人。左眉横に絆創膏を常に貼って古傷跡を覆っている。国内には自分より強い相手がいないからとの理由で現在は海外にて武者修行中。
鈴木園子という鈴木財閥の次女を悪漢から助けたことをきっかけに京極真と交際が始まる。彼女は名探偵毛利小五郎の娘の毛利蘭と親友で帝丹高校2年生である。鈴木園子が危機にさらされていると予感したときは、試合を放棄して帰国した。その試合放棄により401戦目にして記録上は初めて「不戦敗」となってしまった。なお、鈴木園子に会った後はすぐに会場に戻って優勝者に挑戦するつもりだったが、作中で結果は不明となっている。『名探偵コナン』の作者青山剛昌は、「魔剣や超能力無しで名探偵コナンを含む青山作品の全キャラを素手で殴り合いさせた場合、一番強いのは京極真」だと最強のお墨付きを与えている。
テレビアニメ第153・154話「園子の危ない夏休み」で、実家が静岡県の伊豆で「瓦屋旅館」を経営していることが描かれた。また、テレビアニメ第457・458話「園子の赤いハンカチ」では、妹がいることが判明。
帝丹高校の空手部の毛利蘭が言うには女子のファンが多く、テレビアニメ第847・848話「千葉のUFO難事件」では、京極真の後輩で杯戸高校空手部の和田陽奈(わだ ひな)からも憧れらる存在である。
テレビアニメ第746・747話「怪盗キッドVS京極真」では、怪盗キッドの大ファンである鈴木園子の心と宝石を守り抜いた実績もあり、鈴木園子の叔父の鈴木次郎吉からは「世界最強の防犯システム」と評されている。
唯一の弱点としての視力の低さから、空手をしない普段は眼鏡を着用している。
名前の由来
苗字の「京極」は小説家の京極夏彦(きょうごく なつひこ)で、名前の「真(まこと)」は日本空手流派・極真会館(きょくしんかいかん)の「真」にちなんでつけられた。
性格
信条として武士道精神を尊んでいるため、考え方が古風である。普段の物腰や言葉遣いは非常に礼儀正しく丁寧であり、一人称は基本的には「私」。名探偵の毛利小五郎や鈴木園子の親族などの目上の人に関してはもちろんのこと、工藤新一が「黒ずくめの組織」の毒薬「APTX4869(アポトキシンヨンハチロクキュー)」で幼児化した帝丹小学校1年の江戸川コナンに対しても敬語で話す。自分の実力に自信が持てない部分があり空手の大会があったとしても「負けるところを見られるくらいなら切腹する」という理由で鈴木園子には大会の場所や日時を教えることは無い。また、流行りや機械のことにも疎い。鈴木園子が肌を露出した服を着たり短いスカートを穿いたりしていると注意するのがお決まりになっている。元々肩が出るようデザインされている服だとは知らずに「(襟元が伸び切って下着が見えてしまっているので)洗濯に失敗したのか?」と聞いたり、露出が多い服に対して「風邪をひきますよ」などと言っていた。劇場版第23作「紺青の拳」では鈴木園子に「メール見てよー!」と言われた際にも「機械に疎いもので」と申し訳なさそうに謝っていた。実家が「瓦屋旅館」を経営してることもあり、夏休みにはその旅館を手伝い、妹と一緒にドラマを見るなど家族想いの一面もある。
京極真の戦歴
テレビアニメ第153・154話「園子の危ない夏休み」では、腕にナイフが刺さったままの状態で犯人を倒す。しかも、ナイフで刺されたことを大して気にはしておらず、指摘されても「ああ、これですか」と軽い感じの反応であった。そして、刺さったナイフを抜いた後も出血は微々たるものだった。
テレビアニメ第266~268話「バレンタインの真実」では、京極真は「銃口の向きと引き金の指の動きに集中していれば、弾は避けられます」と余裕の発言をしている。実際に至近距離からの銃弾を回避してみせた。
テレアニメ第457話・458話「園子の赤いハンカチ」では、武器を持った50人以上のヤクザを鈴木園子の親友で空手で都大会優勝の毛利蘭と共闘して、素手で全滅させた。なお、その際に京極真は蹴りで日本刀をへし折っている。その後、毛利蘭は一人一人には圧勝だったものの大人数を短時間で集中して倒したために疲れ果て木にもたれかかっていたが、京極真はまるで疲れた様子を見せずに息ひとつ乱れていなかった。
テレビアニメ第746・747話「怪盗キッドVS京極真」では、鈴木財閥の警備にあたるSP達に対して傷一つ負わず数メートル以上投げ飛ばした。また、ガスマスクを装着して視界を遮られた状態で、四方八方から浴びせられるBB弾を1つ残らず掴み取った。
テレビアニメ第744話・745話「容疑者か京極真」では、鈴木園子、毛利蘭の友達で同じ帝丹高校に通うジークンドーの使い手の世良真純(せら ますみ)とは、初見で世良真純の突き回避し、しかも繰り出された一撃を見ただけでジークンドーの使い手ということを即座に見抜いた。さらに世良真純がガードしたにもかかわらず蹴り一発で10メートル近く吹っ飛ばしている。なお、膝蹴りが届かないと見るやすかさず前蹴りもしくは三日月蹴りに切り替えており、確実に技を極めていた。またボウリングのボールを投げそこない、レーン上の壁にめり込ませていた。これを見て江戸川コナンは「いつか器物損壊罪で捕まりそう」と呟いていた。
テレビアニメ第993話~995話「代役・京極真」では、時速100キロは出ている車に追いつき、リアバンパーを掴んで持ち上げ、車を無理矢理急停車させていた。
劇場版第23作『紺青の拳(フィスト)』では、主人公江戸川コナンのキック力増強シューズのサッカーボール撃墜に成功している。なお、このサッカーボールは樹木を幹から折り、大理石の柱をへし折るという危険な威力を持つ。「紺青の拳(フィスト)」での状況は、江戸川コナンはボールを数百メートルは離れたところから蹴ったが、ボールの威力は衰えていなかった。
京極真の来歴・活躍
初登場
テレビアニメ第153・154話「園子の危ない夏休み」が初登場。夏休みを利用し男漁りを目的に、江戸川コナンと同級生の毛利蘭を連れて伊豆にやって来た鈴木園子。
浜辺で「鈴木園子に一目惚れした」という道脇正彦(みちわき まさひこ)と名乗る大学生に声をかけられた。このとき、江戸川コナンは驚きを隠しきれていない様子で、「園子に限ってそんなはずはない。何か裏に隠されているはず」と考えていた。一方で伊豆では茶髪の女性ばかりが殺害されるという事件が起きている事を知り、同じ茶髪の鈴木園子は不安に駆られていた。
その夜、鈴木園子が旅館の部屋に忘れ物を取りに行った所、暗い部屋の中で男が荷物を探っている場面に出くわしてした。犯人はナイフで鈴木園子に襲い掛かり、揉み合う際に毛深い二の腕に噛みつくことで男は逃げ出した。しかし、今度は鈴木園子が眠っていた車の鍵を開け、サイドブレーキを解除し車ごと崖下に落とそうする事件が発生する。毛利蘭が、車のガラスを割り何とか助け出したが、明らかに鈴木園子が何者かに狙われていると確信する。
サンダル履きの道脇正彦が枝を踏んで痛がっていたため、鈴木園子は道脇の靴下を脱がそうとした。しかし、鈴木園子は道脇正彦のふくらはぎに自分がつけた歯形を見つけてしまい、道脇正彦も歯形を見られたことで本性を現した。なんと毛深い二の腕と思い込んでいたのはふくらはぎだった。林の中で道脇正彦に馬乗りにされ振り下ろされるナイフに鈴木園子は震える。そこに何者かが鈴木園子を守る様に道脇正彦のナイフを右腕で受け、刺さったままの状態であっと言う間に倒した。そして何事も無かったかのようにナイフを抜いて捨てた。その男は鈴木園子達が宿にしていた「瓦屋旅館」の息子の京極真(きょうごく まこと)だった。彼は杯戸高校空手部主将で「蹴撃の貴公子」と呼ばれていた。京極真は以前、空手の試合で毛利蘭の応援に来ていた鈴木園子に一目惚れし、この伊豆で何者かに狙われていることを知ると「ストーカー呼ばわりを覚悟で」鈴木園子を守ったのだった。
怪盗キッドVS京極真
テレビアニメ第746・747話「怪盗キッドVS京極真」。鈴木園子は両親に京極真を恋人として紹介する。父・鈴木史郎(すずき しろう)は格闘技ファンということもあり反対しなかったものの、母・鈴木朋子(すずき ともこ)は「高校生の分際で海外で武者修行なんて」と、京極真の事が気に入らない様子。
その頃、新たなビッグジュエルのグリーンエンペラーという宝石を手に入れた鈴木財閥の相談役で鈴木園子の叔父である鈴木次郎吉(すずき じろきち)の元に、怪盗キッドの予告状が届く。毛利蘭が怪盗キッドが予告状を出したというニュースを鈴木園子に教える。彼女は「キッド様が来る」とおおはしゃぎする。
鈴木園子は怪盗キッドの大ファンである。ミーハーな性格で京極真と付き合っているにも関わらす、伯父の鈴木次郎吉の宝石が怪盗キッドに狙われた際には、宝石ごと怪盗キッドにさらわれ、京極真と取り合いされることを妄想している。その様子を見ていた京極真は、怪盗キッドに嫉妬し鈴木次郎吉に直談判して怪盗キッドを捕まえようと決意する。最初は京極真の実力を疑っていた鈴木次郎吉だったが、京極真が400戦無敗の空手の達人だと知ると、彼を「世界最強の防犯システム」として警備に参画させた。
京極真はなんと展示中に首から宝石をかけ、観客の目も気にせず肌身離さず怪盗キッドが盗もうとしていた宝石を持って守っていた。そして、展示場が閉館し観客がいなくなり怪盗キッドの犯行予告時間になった。そのとき部屋の外から鈴木園子が呼びかけている事に気づき、警戒しながらも部屋の扉を開けた。京極真は外で何があったのかを尋ねると、突然館内で停電が発生し、怪盗キッドに麻酔ガスを充満させられ隊員は全員眠らされていることを知り、京極真はまだ怪盗キッドが近くにいるかもしれないと神経を尖らせる。
だが停電の前に「宝石は頂いた」と怪盗キッドからメッセージが届いていたようで、鈴木園子は「もうキッドは逃げてると思う」と京極真に話す。その話が信じられなかった京極真はロウソクを使い、その炎の明かりで宝石を確かめる事にした。すると緑色だった宝石が赤く光り、鈴木園子は「やっぱり偽物とすりかえられたのよ」と慌てふためく。そして、鈴木園子は「偽物の宝石は警部に渡してくるから」と京極真から宝石を受け取り部屋を出ようとした。
しかし、世界を舞台に活躍する格闘家なだけあって、相手の身体的特徴を瞬時に見抜く癖がいつのまにかついてしまった京極真。鈴木園子の指の長さが僅かに違っていたことを察知し、鈴木園子は怪盗キッドの変装だと気づいた。危険を察知した怪盗キッドは天窓から逃走しようとするが、突然京極真は近くにあった柱を素手で破壊し始める。破壊した柱を足場に怪盗キッドがいる天窓まで上り詰め、怪盗キッドを追い詰めた。しかし、怪盗キッドは「目当ての宝石ではなかった」と言って京極真に宝石を返し、無事に宝石を守り抜いた。
宝石を守った京極真は鈴木次郎吉や鈴木史郎に感謝され、当初気に入らない様子だった鈴木朋子からも「いじめがいがありますわ」と言われ、交際が認められた。
消えた黒帯の謎
テレビアニメ第855話「消えた黒帯の謎」。
鈴木園子は大阪にある天神流空手の道場で稽古をする京極真の勇姿をみるため、1人では心細いとして江戸川コナンだけ無理やり同行させた。この道場の館長の高見達人(たかみ たつひと)は京極真の恩人であり、幼い頃に彼に会っていなければ今の京極真はなかったという。
京極真は数年前に空手に行き詰まっていた頃、たまたま家族旅行で大阪を訪れた際に高見達人に出会う。一度だけ稽古をつけてもらうが、その時の高見達人は山よりも大きく見え、その気迫に押されて負けてしまう。そして悔し涙を流していたときに「戦わずして勝つ」という教えを受け、その言葉を胸に空手を続けるようになった。今でも高見達人のことを尊敬しており、あのときの教えがあったからこそ今の自分があると語っている。
その道場に取立て屋の男・梶芳銀次(かじよし ぎんじ)が男2人を従えて現れる。高見達人は梶芳銀次の会社に借金をしており、この道場を閉めて土地を売って返済しようと考えていた。だがまだ迷いがあるらしく、もう少し待ってほしいと梶芳に頼み、この日は帰ってもらった。
事務室に移った後で京極真に土地を売る気があるのかと問われると、高見は道場を閉めて隠居するつもりだと告白する。その後、京極真は何かを察知したような素振りを見せ部屋を出て行く。この直後に何かが割れる音が道場から聞こえ、江戸川コナン達が道場へ行くと、展示コーナーのガラスが壊されており、歴代の館長が代々締めていた黒帯がなくなっていた。そして、その前に佇んでいた京極真は自分が勝ったら道場を続け、高見達人が勝てば黒帯を返すと伝え空手の試合を申し込む。
しかし、黒帯を盗んだ犯人は道場に通う子供達だった。実は京極真は最初から子供達の気持ちを分かっており、道場に戻って黒帯がなくなっていることに気づいたときにすぐに犯人が誰かを察知していた。
子供達が犯行に及んだのは、「どうしても高見達人に道場を閉めてほしくなかったから」だった。黒帯を取り頂点を極めたことで空手への情熱がなくなってしまったのだと思った子供達は、黒帯がなくなってしまえばまた空手をやる気になってくれるのではと考えた。京極真は子供達の罪を被ろうとし、道場の存続を賭けて高見達人に試合を申し込んでいた。高見達人は子供達が道場のために黒帯を盗んだと知ると、彼らの気持ちを理解し叱ることなく抱きしめた。そして道場を閉めることを撤回した。
その後真相が判明した後に梶芳銀次が男2人を従えて再度道場に取り立てに来た。梶芳達が土足で道場に上がりこむと、京極真は「ここは神聖な道場。土足は厳禁です」と静かに怒る。そして梶芳銀次の部下に囲まれると道場を守ろうとして戦闘態勢に入るが、そこで高見達人に静止されてしまうが、本人は久々に黒帯を締めて本気となった。梶芳銀次の部下2人が殴りかかってくると、それを目にも止まらぬ速さでかわし、2人一度に制圧。そして梶芳銀次が拳を握り締めながら向かってくると、彼の拳を掴むと同時に彼の首筋で手刀を寸止めし。「今日のところは帰ってもらえんか」と睨みながら言うと、梶芳銀次は迫力に降参して部下2人を連れて泣きながら道場から退散していった。
梶芳銀次を追い払った後はいつもの優しい高見達人に戻り、「「戦わずして勝つ」、まだまだ遠いな」と微笑み、稽古を再開した。
劇場版
劇場版初登場は第21作『から紅の恋歌(ラブレター)』で、鈴木園子の回想のみの登場で終わったが、劇場版第23作『紺青の拳(フィスト)』では、メインキャラクターに抜擢された。
シンガポールで空手トーナメントに出場する京極真を応援するため、名探偵の毛利小五郎、その娘の毛利蘭、京極真の彼女の鈴木園子は工藤新一と共に現地入りしていた。しかし、この工藤新一の正体は怪盗キッドの変装であった。怪盗キッドは江戸川コナンを拉致して工藤新一のパスポートを奪い、江戸川コナンをX線を通さないスーツケースに隠して不法入国していたのであった。その一方でマリーナベイ・サンズでは、京極真のスポンサーである弁護士のシェリリン・タンが殺されてしまった。スポンサーが亡くなったため招待選手である京極真は空手大会に出場できなくなってしまったが、事情を聴いた鈴木園子で鈴木財閥の相談役でもある伯父の鈴木次郎吉に電話してスポンサーとなり再び大会に出場できるようになった。しかし、その空手大会の優勝賞品の紺青の拳を怪盗キッドが狙っていることを知り、鈴木園子が「キッド様」と呼んでいる姿を見て、怪盗キッドに嫉妬し彼を捕らえるべく闘志を燃やすこととなった。
優勝賞品の紺青の拳は大富豪ジョンハン・チェンによって海底から引き上げられたブルーサファイアで、怪盗キッドが狙うビッグジュエルという宝石の1つであった。
怪盗キッドは、とある屋敷の地下金庫にブルーサファイアが隠されていると知り、難なく侵入に成功。しかし、そこには怪盗キッドを捕らえるべく、事前に紺青の拳の隠し場所を聞いていた京極真が待ち受けていた。怪盗キッドは、宝石こそ盗むことはできなかったが何とか京極真の攻撃をかわし逃げ延びた。
京極真は怪盗キッドから宝石を守り、空手大会を順調に勝ち進んで行っていたこともあり、現地の有力者でシンガポールの名探偵のレオン・ローから用心棒にならないかと持ち掛けられるも断った。ここでレオン・ローは京極真に「君の拳は何のためにある?強さの先は何だ?目的をもっていない拳は不完全で危険だ。周りの人も不幸にする。そして愛する人を傷つけるかもしれない」と伝え、京極真ははこの言葉を考え込んでしまった。その後京極真と鈴木園子は地元のチンピラに絡まれた。京極真は鈴木園子をかばっていたが、複数の敵がいる状況で不利な状況、更にレオン・ローの言葉が脳裏にちらついて本気を出せずにいた。しかし鈴木園子は、店の外にパトカーがいることを見つけ助けを求めるようとしたが、パトカーも地元のチンピラが窃盗していたもので、鈴木園子はひかれてしまった。命に別状はないものの京極真は責任を感じ落ち込んでいた。その京極真にレオン・ローは「戦いの神が君に試練を与えている。君は拳を振るにふさわしくない」といい、京極真の腕にミサンガを付けて「これが切れたら心技体が揃う。切れる前に拳をふるえば、わかっているよね?」と言い、京極真の拳を封印してしまう。そして、拳が振るえない京極真は空手大会を辞退することにした。
その日の夜、ホテルで鈴木園子はなんとか目を覚まし、京極真の腕のミサンガや左眉の絆創膏を取らない理由を聞くも、はぐらかされてしまう。しかし、鈴木園子は隠し事ばっかりと言い「そんな偽りだらけの男に守られたくない!」と言い放った。
その一方で鈴木財閥の娘である、鈴木園子を誘拐して多額の身代金を手に入れようとする者が現れる。京極真がが外の異変に気づき、喧嘩をしている二人であったが、外に出るように鈴木園子に声をかけるが、警察から電話があり、下手に外を出ると襲われるから部屋にいろとのこと。また護衛がホテルの部屋にくるとのことだった。京極真はそれを承諾して、園子の部屋の外で再び待つことにした。しかし、外の状況が明らかにおかしいことに気づいた京極真は「失礼します。エレベーターが全部止まってたので出よう」と言い、そして鈴木園子を抱えたところ、誘拐犯達がが廊下にいたのである。京極真は未だ拳を使おうとせず逃げ回るのみだったが、怪盗キッドが撃ったトランプ銃で京極真のミサンガが切れ、自分はさらに一人前になったと思い、多数いた誘拐犯達をいっきに倒して無事に事件は解決した。
鈴木園子はその後、ずっと気になってた京極真の額についている絆創膏を急に剥がした。すると、その絆創膏の中には鈴木園子と京極真が写った写真が入っていたのだった。京極真は「お守りというか…」とすごい照れようだった。京極真はずっと鈴木園子を守っていたが、鈴木園子も京極真を守っていたと理解し、これによって二人はラブラブな状態に戻った。
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安室透(あむろ とおる)/降谷零(ふるや れい)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌の漫画作品『名探偵コナン』に登場する人物で、「眠りの小五郎」こと私立探偵の毛利小五郎の弟子。 小五郎の傍について探偵のいろはを学ぶため、探偵事務所の階下の喫茶ポアロでアルバイトをしている。自分自身も探偵として様々な依頼を受けているため、突然ポアロのアルバイトを休むこともしばしば」。しかしそれは表の顔で、正体は公安警察から組織に潜入している捜査官降谷零である。愛車は白のMazda RX-7。
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工藤有希子(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
工藤有希子(くどう ゆきこ)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、「黒ずくめの組織」の毒薬によって幼児化し江戸川コナンになった工藤新一(くどう しんいち)の母親である。変装術が得意で、たびたび日本に帰国しては江戸川コナンのピンチを救っている。美貌と演技力をもって19歳で数々の賞を受賞する天才女優として伝説を残した。世界的に有名な推理小説家の工藤優作との大恋愛の末に結婚して20歳であっさり芸能界を引退した。
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諸伏景光/スコッチ(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
諸伏景光(もろふし ひろみつ)とは青山剛昌が原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で警視庁公安部に所属する警察官。黒の組織にコードネーム「スコッチ」として潜入していた。 幼い頃一家で事件に巻き込まれ、両親が殺害される。兄は長野県警の諸伏高明(もろふし たかあき)。兄とは違う親戚に引き取られたため、別の環境で育った。組織潜入中に自分の正体がバレてしまったため拳銃自殺をし殉職。
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世良真純(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
世良真純(せら ますみ)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、女子高生探偵。主人公の工藤新一や、ヒロインの毛利蘭が通う帝丹高校にやってきた転校生。武術にも長けていてジークンドーを得意とし、ボーイッシュな見た目で、一人称は「ボク」。赤井務武・メアリー世良夫妻の長女で、赤井秀一や羽田秀𠮷の年の離れた妹。バイクの免許を取得しており、愛車はヤマハの「XT400Eアルテシア」。
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高木渉(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
高木渉(たかぎ わたる)とは『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』の作品に登場する人物で、警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査三係に所属する巡査部長。目暮十三警部・白鳥任三郎警部・佐藤美和子警部補の直属の部下として働いている。同じ課の佐藤美和子警部補とは恋仲の関係。主人公の江戸川コナンには、よく推理の実験台にされたり、事件の捜査を手伝わされたりと、信頼をおかれている。また、少年探偵団の保護者的存在であり、事件があると真っ先に呼ばれることが多い。
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松田陣平(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
松田陣平(まつだ じんぺい)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、かつて警視庁警部機動隊爆発物処理班に所属していた警察官。3年前に起きた爆発事件で殉職してしまった。原作では一度きりの登場。しかもすでに故人であったため、近しかった人物たちの回想のみという形での登場であった。それでも、ファンからは根強い人気がある。手先が器用で、メールを打つのが早かった。ヘビースモーカー。
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榎本梓(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
榎本梓(えのもと あずさ)とは、青山剛昌原作の漫画である『名探偵コナン』に登場する人物で、毛利探偵事務所の下にある喫茶ポアロの従業員。喫茶ポアロの看板娘であり、推理で疲弊した毛利小五郎を癒す存在でもある。時折、小五郎に事件の依頼をすることもしばしば。明るく優しい性格である一方、おっちょこちょいな一面も持ち合わせている。喫茶ポアロがグルメ雑誌に掲載された際には「美人店員の梓さん」と紹介されるほどのかわいらしいルックスをもつ。もとは原作コミックスには登場していないアニメオリジナルキャラクターだった。
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萩原千速(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
萩原千速(はぎわらちはや)とは『名探偵コナン』シリーズの登場キャラクター。初登場は原作コミックス101巻、アニメ第1,073話「風の女神」。神奈川県警交通部・第三交通機動隊(ホワイトエンジェルズ)小隊長で階級は警部補。弟は警視庁機動隊爆発物処理班の萩原研二(はぎわらけんじ)。作中の7年前に殉職している。ブロンドのロングヘアーで端正な顔立ちをしている。前髪の雰囲気が研二とよく似ており、「風の女神」と評されたほどの美人である。バイクが大好きで、ハンドルを握ると人格が変わる。
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阿笠栗介(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
阿笠栗介(あがさくりすけ)とは『名探偵コナン』シリーズの登場キャラクター。初登場は原作12巻、アニメ第163話。主人公江戸川コナン(えどがわこなん)の正体が工藤新一(くどうしんいち)だと知る数少ない人物で発明家である阿笠博士(あがさひろし)の伯父。近所では名の通った大富豪だったが、小さい頃から病弱で別荘にて静養しており、博士が2歳だった約50年前に他界している。残された別荘には肖像画が残されており、絵描きを家に招いてまで肖像画をかかせるほどの金持ちであったと予想できる。
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宮野明美(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
宮野明美(みやのあけみ)とは、『名探偵コナン』シリーズの登場キャラクター。当初、アニメ制作チームは原作が長く続くとは思っておらず、単なる1つの話の登場人物だった。しかし連載が続き、黒の組織から逃げ出してきた重要キャラクターの灰原哀(はいばらあい)を宮野明美の妹として設定するため、アニメ版で大幅に内容修正。漫画版初登場の話をベースに生まれ変わったアニメ版の回の犯人として再登場した。最期は黒の組織のジンに撃たれ死亡。その後は、物語の重要人物との関わりが強いため、回想シーンで度々登場していく。
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山村ミサオ(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
山村ミサオ(やまむら みさお)とは『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』の登場人物で、群馬県警刑事部捜査一課の警部。初登場の時は刑事だったが、異例のスピードで警部にまでのし上がった。普段はとんちんかんな推理を披露するが、警察関係者の中で唯一、江戸川コナンに時計型麻酔銃を撃たれ、探偵役を務めている。「黒ずくめの組織」と関係があるかは不明だが、山村警部が時折見せる言動から、江戸川コナンは組織のヒントを得ている。
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黒田兵衛(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
黒田兵衛(くろだ ひょうえ)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、警察庁所属。現在は警視庁捜査第一課の管理官。階級は「警視」。大柄で白髪にヒゲをたくわえており、隻眼。何かの事故に巻き込まれたらしく、10年ほど意識不明の状態で入院していた。主人公であるコナンのことは、「眠りの小五郎の知恵袋」と評している。コナンが追う組織のNo.2である”ラム”候補のひとり。紅茶党。
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佐藤美和子(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
佐藤美和子(さとう みわこ)とは『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』の登場人物で、警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査三係に所属する警部補。目暮十三警部・白鳥任三郎警部の直属の部下として働いている。 美人で男勝りな性格から、警視庁の男性陣からは絶大な人気を誇るが、現在は同じ課の高木渉巡査部長と恋仲の関係。主人公の江戸川コナンのことを「よく気が付く子」と認めている。勘が鋭く、眠りの小五郎の正体や、黒ずくめの組織の存在を探ろうとする。
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諸伏高明(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
諸伏高明(もろふしたかあき)とは『名探偵コナン』の登場人物。長野県警刑事部捜査一課の警部。知的な見た目通り推理力に優れており、知識も豊富。『三国志』に登場する賢人が残した教訓や中国の故事などを好んで用いる。そのため、同僚の大和勘助(やまとかんすけ)警部からは「コウメイ」というあだ名で呼ばれている。一見冷静沈着に見られる高明だが、推理に入ると周りが見えなくなるほど没頭し、一度決めたら危険をも顧みずに突き進むという一面も持っている。名前の由来とモデルは『三国志』に登場する軍師・諸葛亮孔明。
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赤井秀一/沖矢昴(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
赤井秀一(あかいしゅういち)/沖矢昴(おきやすばる)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、FBIの捜査官。狙撃の名手で有効射程距離は1300ヤード。赤井務武・メアリー世良夫妻の長男で、羽田秀𠮷と世良真純の兄。ジークンドーの達人で、得意技はフィンガージャブ。いつも黒いニット帽を被っていて、口癖は「50:50(フィフティ・フィフティ)」。ブラックコーヒーとバーボンウイスキーを愛飲している。ヘビースモーカーで左利き。
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工藤優作(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
工藤優作(くどう ゆうさく)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、「黒ずくめの組織」の毒薬によって幼児化し江戸川コナンになった工藤新一(くどう しんいち)の父親である。世界的に有名な推理小説家で、代表作『闇の男爵(ナイトバロン)』シリーズなどで世界的ヒット作を数多く生み出している。江戸川コナン以上の優れた推理力と知識の持ち主であり、今まで江戸川コナンは推理で一度も工藤優作に勝った事は無い。
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キュラソー(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
キュラソーとは、青山剛昌による推理漫画『名探偵コナン』の劇場版第20作目『名探偵コナン 純黒の悪夢』に登場するゲストキャラクター。映画公開まで”謎の女”として名前が伏せられていた。黒の組織のNo.2”ラム”の右腕であり、高い身体能力と並外れた記憶能力を持つ情報収集のスペシャリスト。本名や国籍は不明で、銀髪のロングヘアーとオッドアイが特徴。任務中に記憶喪失になり少年探偵団と出会ったキュラソーは子供たちと接しているうちに心変わりする。最後には組織を裏切り少年探偵団のみんなを守るために命を落とす。
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