毛皮のマリーズ(バンド)の徹底解説まとめ
毛皮のマリーズとはVo.志磨遼平、Gt.越川和磨、Ba.栗本ヒロコ、Dr.富士山富士夫の4人からなる日本のロックバンドである。2003年に結成され、2006年にインディーズデビュー。その後は国内のツアーや音楽フェスでライブを重ね、2010年に日本コロムビアからにメジャーデビューした。2011年12月に日本武道館でラストライブを行い同年12月31日をもって解散した。古典的なロック・ミュージックをルーツにした楽曲と情熱的なライブパフォーマンスで人気を博した。
REBEL SONG
「REBELSONG」はインディーズ2ndアルバム『マイ・ネーム・イズ・ロマンス』に収録されている初期の名曲である。ライブでは観客の手拍子が起こり、常にライブのハイライトになっている。MVでは、ライブの模様やメンバーのオフショットが映し出されている。
ビューティフル
「ビューティフル」はシングルにもなった毛皮のマリーズの代表曲である。ストレートなロックンロールで「生きて死ぬための僕らの人生」という歌詞が印象深い楽曲。ファンの人気が高くライブでも幾度となく演奏された。MVでは、誰もいない劇場でテンション高く演奏するメンバーの姿が見れる。
恋をこえろ
「恋をこえろ」はインディーズ2ndアルバム『マイ・ネーム・イズ・ロマンス』に収録されているラブソングだ。早いテンポで演奏され初期毛皮のマリーズの破壊的なサウンドが聴ける。MVではDr.富士山富士夫が女性に恋をするショートストーリーが描かれている。テレビ埼玉『THE BEAT TIME』4月度エンディングテーマ、Music Japan TV『BREAK TV』4月度エンディングテーマに使用された。
ボニーとクライドは今夜も夢中
「ボニーとクライドは今夜も夢中」はメジャー1stアルバム『毛皮のマリーズ』に収録された、古典的な王道ロックナンバーである。タイトルは、志磨遼平に届いた「あなたは私のクライドです。一緒に銀行強盗しませんか」というファンレターをヒントに制作された。メンバーがグラマラスな衣装を着て演奏しているMVにも注目だ。テレビ神奈川『音楽缶』4月度オープニングテーマ、テレビ埼玉『THE BEAT TIME』5月度オープニングテーマに使用された。
毛皮のマリーズのミュージックビデオ(MV/PV)
スタッガー・リーを撃て
「スタッガー・リーを撃て」は、ベスト・アルバム『MARIES MANIA』で未発表音源として収録された。少し気だるそうに歌う志磨遼平のボーカルが印象的な軽快なロックンロールソングだ。アルバム収録のために作られたMVでは、ライブのハイライト映像が見れる。
LOVEDOGS
「LOVEDOG」はインディーズ1stアルバム『戦争をしよう』に収録されている曲だ。ノイジーなギターとゴリゴリのベース、力任せのドラム、狂気じみた歌声を披露するボーカル、全てがガレージパンクロック。初期マリーズにしかできない音楽の衝動性と破壊力を併せ持つ名曲である。MVは、小さなステージでテンション高く演奏しており、かっこいいメンバーが見れる映像に仕上がっている。
おはようミカ
「おはようミカ」はミニアルバム『Faust C.D.』に収録されており、毛皮のマリーズお得意の70年代王道ロックンロールを感じさせる名曲だ。暗いステージの中で、顔を黒く塗ったメンバーが演奏している不気味なMVに注目してほしい。
愛のテーマ
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目次 - Contents
- 毛皮のマリーズの概要
- 毛皮のマリーズの活動経歴
- バンド結成
- 富士山富士夫加入
- 自主レーベル設立
- メジャー1stアルバム発表
- ラストアルバム発表
- 毛皮のマリーズのメンバー
- 志磨遼平(シマリョウヘイ)
- 越川和磨(コシカワカズマ)
- 栗本ヒロコ(クリモトヒロコ)
- 富士山富士夫(フジヤマフジオ)
- 毛皮のマリーズのディスコグラフィー
- シングル
- ビューティフル / 愛する or die
- NO MUSIC,NO LIFE.
- Mary Lou
- ミニアルバム
- Faust C.D.
- アルバム
- 戦争をしよう
- マイ・ネーム・イズ・ロマンス
- Gloomy
- 毛皮のマリーズ
- ティン・パン・アレイ
- THE END
- MARIES MANIA
- DVD
- CONCERT FOR “TIN PAN ALLEY”
- 完全犯罪、或いはそれに似た -毛皮のマリーズ ラストライブ "Who Killed Marie?"
- 毛皮のマリーズの代表曲
- REBEL SONG
- ビューティフル
- 恋をこえろ
- ボニーとクライドは今夜も夢中
- 毛皮のマリーズのミュージックビデオ(MV/PV)
- スタッガー・リーを撃て
- LOVEDOGS
- おはようミカ
- 愛のテーマ
- 毛皮のマリーズの名言・発言
- 志磨遼平「僕、50mくらい先のコンビニ行って帰る間までに3回職質されたことがあって(笑)」
- 志磨遼平「これはただのロックンロールアルバムでそれ以上でもそれ以下でもない」
- 志磨遼平「毛皮のマリーズは常に新しいものを提示していきたいし、聴き手の想像を遙かに超える尋常じゃないスピードで突っ走っていきたい」
- 志磨遼平「ゴールディーズ(黄金時代) と呼ばれた50’sアメリカン・グラフィティをテーマとしたこの作品は、そのまま毛皮のマリーズの黄金時代でもありました」
- 毛皮のマリーズの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 2012年のインタビューで解散の理由が明かされた
- バンド名の由来は寺山修司の『毛皮のマリー』から頂いた
- インディーズ3rdアルバム『Gloomy』の曲順は、曲ができた順番で収録された
- ラストアルバム『THE END』はチープな作品にするつもりだった
- Vo.志磨遼平とGt.越川和磨は、人間椅子のGt.和嶋慎治とバイト先が一緒だった