毛皮のマリーズ(バンド)の徹底解説まとめ
毛皮のマリーズとはVo.志磨遼平、Gt.越川和磨、Ba.栗本ヒロコ、Dr.富士山富士夫の4人からなる日本のロックバンドである。2003年に結成され、2006年にインディーズデビュー。その後は国内のツアーや音楽フェスでライブを重ね、2010年に日本コロムビアからにメジャーデビューした。2011年12月に日本武道館でラストライブを行い同年12月31日をもって解散した。古典的なロック・ミュージックをルーツにした楽曲と情熱的なライブパフォーマンスで人気を博した。
富士山富士夫(フジヤマフジオ)
1977年8月14日生まれ。長崎県諫早市出身。ドラム担当。2005年3月1日に毛皮のマリーズに加入。バンド加入前はドラムの経験がなくお笑いコンビを組んでいた。持ち前のパワフルなドラミングで毛皮のマリーズのリズムを支えた。毛皮のマリーズ解散後は音楽活動を行っていない。
毛皮のマリーズのディスコグラフィー
シングル
ビューティフル / 愛する or die
2008年12月3日発売。
1. ビューティフル
2. 愛する or die
3. 宗教
『ビューティフル』は毛皮のマリーズの1stシングルである。「ビューティフル」は毛皮のマリーズの代表曲で、「生きて死ぬための僕らの人生」という歌詞が印象的な、ストレートなロックナンバーで、 テレビ番組『ミュージャック』のエンディングテーマにもなった。ライブでも頻繁に演奏される人気曲「愛する or die」を含む、全3曲収録。オリコンチャート最高72位を記録。
NO MUSIC,NO LIFE.
2010年4月7日、タワーレコード限定販売。
1. NO MUSIC, NO LIFE.
『NO MUSIC, NO LIFE.』は毛皮のマリーズの2ndシングルで、タワーレコード限定で販売された。
Mary Lou
2010年10月27日発売。
1. Mary Lou
2. コミック・ジェネレイション
3. デュマフィスの恋人
『Mary Lou』は毛皮のマリーズの3rdシングルである。「Mary Lou」はアルバム『ティン・パン・アレイ』収録のラブソングだ。ライブでも披露されファンの人気も高い曲である。王道ロックンロールソング「コミック・ジェネレイション」を含む3曲が収録。オリコンチャート最高19位を記録。
ミニアルバム
Faust C.D.
2008年5月14日発売。
1. おはようミカ
2. 人生
3. ハートブレイクマン
4. 非・生産的人間
5. ジャーニー
6. ライデイン(愛と笑いのロード)
『Faust C.D.』は毛皮のマリーズの1stミニアルバムである。オリコンチャート最高117位を記録。2ndアルバム『マイネーム・イズ・ロマンス』と同時期に録音されたが、こちらのほうが暗い雰囲気のある作品で完成度も高い曲が並ぶ。古典的なロックナンバー「おはようミカ」、哀愁漂う歌い方が印象に残るフォーク・ロック曲「ハートブレイクマン」を含む6曲が収録。
アルバム
戦争をしよう
2006年9月20日発売。
1. LOVEDOGS
2. BORN TO MEET YOU
3. ロマンチック
4. 或るGIRLの死
5. (MY JOHNNY)SUE
6. YOUNG LOSER
7. アンプリファイヤー
8. “FUJIYAMA-FLASH"
9. ロリポップ
10. 世界のトップ
11. VELVET GOLD MAY
12. BOYS
『戦争をしよう』は毛皮のマリーズのインディーズ1stアルバムである。グラムロック、パンクなどの古いロックを基盤に作られた楽曲が並び、若手バンドらしい勢いのある演奏が聴ける作品だ。「LOVEDOGS」はライブでも頻繁に演奏されている代表曲だ。解散ライブでも演奏された壮大なバラード「YOUNG LOSER」では、Gt.越川和磨の素晴らしいギターソロが聴ける。全12曲。後の2016年4月27日にアナログ盤が1000枚限定で発売された。
マイ・ネーム・イズ・ロマンス
タグ - Tags
目次 - Contents
- 毛皮のマリーズの概要
- 毛皮のマリーズの活動経歴
- バンド結成
- 富士山富士夫加入
- 自主レーベル設立
- メジャー1stアルバム発表
- ラストアルバム発表
- 毛皮のマリーズのメンバー
- 志磨遼平(シマリョウヘイ)
- 越川和磨(コシカワカズマ)
- 栗本ヒロコ(クリモトヒロコ)
- 富士山富士夫(フジヤマフジオ)
- 毛皮のマリーズのディスコグラフィー
- シングル
- ビューティフル / 愛する or die
- NO MUSIC,NO LIFE.
- Mary Lou
- ミニアルバム
- Faust C.D.
- アルバム
- 戦争をしよう
- マイ・ネーム・イズ・ロマンス
- Gloomy
- 毛皮のマリーズ
- ティン・パン・アレイ
- THE END
- MARIES MANIA
- DVD
- CONCERT FOR “TIN PAN ALLEY”
- 完全犯罪、或いはそれに似た -毛皮のマリーズ ラストライブ "Who Killed Marie?"
- 毛皮のマリーズの代表曲
- REBEL SONG
- ビューティフル
- 恋をこえろ
- ボニーとクライドは今夜も夢中
- 毛皮のマリーズのミュージックビデオ(MV/PV)
- スタッガー・リーを撃て
- LOVEDOGS
- おはようミカ
- 愛のテーマ
- 毛皮のマリーズの名言・発言
- 志磨遼平「僕、50mくらい先のコンビニ行って帰る間までに3回職質されたことがあって(笑)」
- 志磨遼平「これはただのロックンロールアルバムでそれ以上でもそれ以下でもない」
- 志磨遼平「毛皮のマリーズは常に新しいものを提示していきたいし、聴き手の想像を遙かに超える尋常じゃないスピードで突っ走っていきたい」
- 志磨遼平「ゴールディーズ(黄金時代) と呼ばれた50’sアメリカン・グラフィティをテーマとしたこの作品は、そのまま毛皮のマリーズの黄金時代でもありました」
- 毛皮のマリーズの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 2012年のインタビューで解散の理由が明かされた
- バンド名の由来は寺山修司の『毛皮のマリー』から頂いた
- インディーズ3rdアルバム『Gloomy』の曲順は、曲ができた順番で収録された
- ラストアルバム『THE END』はチープな作品にするつもりだった
- Vo.志磨遼平とGt.越川和磨は、人間椅子のGt.和嶋慎治とバイト先が一緒だった