ベイブ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ベイブ』とは、ユニバーサル・ピクチャー製作のもと、1995年にアメリカで公開された子豚が主人公のファミリー向け映画。のどかな農村を舞台に、主人公ベイブが農場の動物たちと絆を作りながら、牧羊犬ならぬ牧羊豚を目指すストーリー。奮闘する子豚の愛くるしい姿に思わず心が揺さぶられる癒し度マックスのこの作品は、動物達が演じる俳優顔負けの熱のこもった表情や、コミカルな動きなどを撮影した技術が評価され、第68回アカデミー視覚効果賞ほか、第53回ゴールデングローブ賞では作品賞を受賞している。
サン=サーンスという「フランスのベートーヴェン」と称えられた作曲家によって生み出された名曲。本作と続編の『ベイブ/都会へ行く』では、この第2楽章第2部の主題に、下記の『If I Had Words(もし私が言葉を持っていたら)』という曲の歌詞を付けたものが使われている。
挿入歌:Scott Fitzgerald & Yvonne Keeley 『If I Had Words(もし私が言葉を持っていたら)』
ホゲットのベイブに対する愛情がたっぷり感じられるシーンで使われた曲。ネズミたちが歌うエンドロールでは、サン=サーンスの「交響曲第三番オルガン付き」の主題にこの曲の歌詞をつけたものが起用されている。1978年に全英チャートで3位、オーストラリアチャートで3位に達し、世界中で100万部以上を売り上げたヒット曲で、歌手はScott Fitzgerald & Yvonne Keeley。原曲は同じフレーズを繰り返し歌っていて、作中ではカントリー調にアレンジされている。
挿入歌:『Blue Moon(ブルームーン)』
作中にたびたび登場するネズミたちが、クリスマスの夜に歌った曲。1934年の歌で、作詞はロレンツ・ハート、作曲はリチャード・ロジャースによる。ボブ・ディランやエルヴィス・プレスリーなど多くの著名なアーティストによってもカバーされている。
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目次 - Contents
- 『ベイブ』の概要
- 『ベイブ』のあらすじ・ストーリー
- ベイブとホゲットの出会い
- 牧羊豚への道のり
- 豚の存在理由とは
- コンテストでの奇跡
- 『ベイブ』の登場人物・キャラクター
- メインキャラクター
- ベイブ
- 牧場で暮らす動物
- フライ
- レックス
- メー
- フェルディナンド
- ダッチェス
- ホゲット一家
- アーサー・ホゲット
- エズメ・ホゲット
- 『ベイブ』の用語
- 牧羊犬
- 牧羊犬コンテスト
- アヒルのオレンジ焼き
- 『ベイブ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ベイブ「バー・ラム・ユー バー・ラム・ユー 群れと仲間たちに変わらぬ忠誠を 裏切るなかれ」
- ホゲット「よくやった」
- ベイブにコミュニケーションをとることを諭すメー
- ベイブが歌うジングルベル
- ベイブへ励ましの歌を送るホゲット
- 『ベイブ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 主人公ベイブの撮影秘話
- ミニーマウスの声も務めた豪華な俳優陣
- ジェームズ・クローウェルの生き方に大きな影響を与えた作品
- 『ベイブ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付き』
- 挿入歌:Scott Fitzgerald & Yvonne Keeley 『If I Had Words(もし私が言葉を持っていたら)』
- 挿入歌:『Blue Moon(ブルームーン)』