SAINT LAURENT/サンローラン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『SAINT LAURENT/サンローラン』とは、20世紀の「モードの帝王」と呼ばれるフランスのファッションデザイナー、「イヴ・サン=ローラン」の栄光と転落の約10年間を描いた伝記映画作品である。“フランスのアカデミー賞”と呼ばれるセザール賞では、最多10部門をノミネートしている。また日本では、本作品にむけて日本のモデル「栗原類」がヌードを披露したことで話題を呼んだ。「イヴ・サン=ローラン」の10年間にはなにがあったのか?イヴの成功の裏側にある、苦悩や愛人などの真相に迫った作品となっている。

1989年の時の「イヴ・サン=ローラン」の姿として登場する。精神安定剤を口に含んだり、情緒不安定な様子はあまり変わらないようだ。

イヴ・サン=ローランの恋人たち

ピエール・ベルジュ(演:ジェレミー・レニエ)

イヴの仕事のパートナーであり、恋人である。「イヴ・サンローラン」の創設者。立ち上げたブランドを守り抜き、深い愛情で生涯イヴを支え続けた。小柄な外見だが、内に熱いものを秘めた人物。

ジャック・ド・バシャール(演:ルイ・ガレル)

ナイトクラブの一夜からイヴと肉体関係を持つようになり、イヴをドラッグの快楽へと導いた貴族の男。当時イヴとも親交の深かった「シャネル」のクリエイティブディレクターである、「カール・ラガーフェルド」の恋人だった。遊び人でありながらもイヴに愛情を見せていた。38歳で死去。死因はエイズだった。

イヴ・サン=ローランの親戚

リュシエンヌ・サン=ローラン(演: ドミニク・サンダ)

世間知らずな息子を心配する、イヴの母親。夢見がちなことばかりいうイヴに対して、しっかりと生きてほしいと願っている。

ルネ(演: ヴァレリー・ドンゼッリ)

イヴの夢の中に現れる、黄色い小花のワンピースを着ている女性。イヴの叔母である。

「イヴ・サンローラン」のミューズたち

ベティ・カトルー(演:メイリン・バラデ)

イヴに大きな影響を与えたミューズの1人。中性的な外見が非常に美しいモデル。イヴの理想の女性像の1人である。イヴからベティに声をかけるという、前代未聞の出来事から2人は運命的な出会いを果たした。イヴとは生涯親友になる。

ルル・ドゥ・ラファレーズ(演:レア・セドゥ)

イヴに大きな影響を与えたミューズの1人。上流階級に育ったルルは、パリでモデルの仕事をしていた。母親譲りの美しい中性的な顔立ちと、独特の着こなしにイヴは惚れ込む。ルルは後にイヴの仕事を手伝うようになり、仕事上の絶対的なパートナーになる。また、イヴとは生涯親友となる。

アトリエのスタッフ

アニー・マリー・ムニョス(演:アミラ・カサール)

mini_sora
mini_sora
@mini_sora

目次 - Contents