エログロ注意!R-18指定の名作映画10選【冷たい熱帯魚、他】

性描写や残酷描写などでR-18指定のついた映画は地上波で放送されないため、知名度の面ではどうしても劣る。しかし過激ながらも観た人に忘れられないインパクトを残す名作映画は数多く存在する。ここではR-18指定の名作映画10選を紹介する。

籠の中の乙女

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ギリシャのとある一家。息子(クリストス・パサリス)と2人の娘(アンゲリキ・パプーリァ、マリー・ツォニ)は、しゃれた邸宅に幽閉され、育てられてきた。ある日、父(クリストス・ステルギオグル)が成長した息子のためにクリスティーナ(アンナ・カレジドゥ)を家に入れる。
しかし、子どもたちが外の人間に初めて触れたことをきっかけに、一家の歯車は少しずつ狂い始め……。

この映画ははまる人ははまるんじゃないでしょうか。私はドストライクでした。こういう不穏な空気の映画は大好きです。
全体的に音が少なく淡々と進んで行くんですが、最後まであっという間に見れました。

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原題は「犬歯」。犬にまつわるシーンが多い。犬は主人に忠実で、猫のように奔放ではないので、この家の父親の理想像だ。彼は飼い犬には名前を付けているのに、呼んでも知らん顔をされている。彼は、子どもたちに犬のように這いつくばって、「ワンワン」と吠えさせるが、彼らは何の疑問も持たない。母は「今度妊娠したら、双子と犬一匹を産む」とのたまう…。ここでは、犬は人間より格上のようだ。

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クラッシュ

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D・クローンネンバーグがセックスをテーマに取り上げ、カンヌ映画祭でその評価が賛否真っ二つに別れた問題作。

CFプロデューサーのジェームス・バラードと妻のキャサリンはある日、出張で空港へ向かう途中ハイウェイ上で正面衝突事故を起こす。相手のドライバーは死亡。助手席に乗っていた女性ヘレンはジェームスと共に病院に担ぎ込まれる。やがて回復した2人だったが、彼らは事故の衝撃を通して思わぬ性的興奮を感じていた。
そんな中、事故の体験により新しいエクスタシーを開拓した人々がいる事を知った彼らは、次第にその世界にのめり込んでゆく……。

決して『素敵な作品だよ』と、あなた方には言わないでおくよ。
この究極の世界(性的なる興奮)の解る人だけでいいんだよ。
だから、今さら鑑賞を薦めるようなこともしない。
うん、それでいい…。
衝撃的な映画は、衝撃的なラストシーンをむかえる…。

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全編?ほとんどがセックスと交通事故。
事故直後の生生しい現場は高揚要素が含まれ、フェチ&アブノーマルには拘束されたボンテージ的性的興奮があるということになる。

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ウルフ・オブ・ウォールストリート

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学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街の投資銀行で働きだしたジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。
巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして26歳で証券会社を設立し、約49億円もの年収を得るまでに。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。
しかし、その先には思いがけない転落が待ち受けていた。

私はまだ学生だが、すごく勉強になった。
あとあのイかれっぷりを最後まで演じたレオ様は凄い。ドラッグ、セックス、アルコール。この3点で人は大きく変わるんだな。笑
179分と長編であるがあっという間に観れた。2回観ても飽きない。これこそが映画だなぁと思った。

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スコセッシの映画、昔から挿入される音楽のセンス大好き。
五十を越えた自分がこの映画を面白く見れるのはまだストーンズやザ.バンドを聴いていたあの頃にタイムスリップする感覚があるからかも。
テンポがロックなんだよなぁ〜。
いやあ少し若返りました。

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エンター・ザ・ボイド

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東京にやって来たオスカー(ナサニエル・ブラウン)とリンダ(パス・デ・ラ・ウエルタ)の兄妹。
しかし、麻薬ディーラーのオスカーは警察に追われ、銃で撃たれてしまう。オスカーの魂は体から離脱し、愛するリンダを追いながら、東京の夜の街をさまよい始めるが……。

ギャスパー・ノエは刺激する。五感をビシビシ刺激する。刺激的なストーリーと誘惑するVFX映像。
下手に下品になり過ぎないのは監督の手腕であろう。

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傑作。
映画で殺されるかと思った初めての映画。
ホラーじゃないのに、死ぬ程怖かった。
ジェームズ・キャメロンとは180度違う方向の先頭にいます。
ジェームズとギャスパーは、端と端の先頭で突っ走ってます。

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ファイナル・デッドブリッジ

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巨大つり橋の崩落事故を予知したサム(ニコラス・ダゴスト)。予知は現実となり、橋が崩壊して上司や同僚たちが命を落としていくが、サムによって8人が難から逃れる。
しかし、彼らは犠牲になった人の葬儀で会った男から「死神は決してだまされない」と宣告され、死の恐怖におびえることに……。

なんだろう、いざ、どんな死に方をしちゃうんだろうと創造させながら一筋縄ではいかないんです。
こうなるのかな?と思いきや、想像もつかない死に方したり、逆に、いざ、となるとあれ??マジデ??こんなんで??みたいな。
予想通りに行かないんです。
この、予想通りに行かない感じが、今回はすごく好きです。

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こりゃ~いいね、アイデアが面白いよ、もうゾクゾクしちゃう。
観ている誰もが「ああ、危ない!それで事故(死)に遭っちゃうんだよな~」と、思って手の指の間から目を細めて観ていると、気持ちよく裏切られ何も起きない…一瞬だけどホッとするんだ。
しかし、そのホッとした次の瞬間に輪をかけたショック映像で“死”への招待がやってくる!この流れが何故だか気持ちがいいんだ。このシリーズ最大のヒット要因はこの表現に尽きるね。

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satomi9
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