グリザイアの果実(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『グリザイアの果実』とは2011年にフロントウィングから設立10周年記念作品として発売されたアダルトゲームである。愛称「グリカジ」。
「私立美浜学園」を舞台に転校生風見雄二が5人の少女との恋愛をしていくものである。少女と仲を深めていくと見えてくる辛く重い過去を主人公が向き合い救済し人生を共にしていく物語が展開される。萌えゲーアワード2011大賞部門金賞受賞作品。PSP版とPS Vita版はファミ通クロスレビューシルバー殿堂入りを果たした。
ニャンメルを交通事故で亡くしたみちるは大事なものを失ったことからトラウマを抉られ心のバランスを崩してしまい、悲しいことは嫌だと死にたいと願う。雄二はみちるを死んだことにして一度特製の棺桶に入れて土に埋めてしまう。その中でみちるは「もうひとりのみちる」と対話して、自分のために生きろと諭される。みちるは土からはい出し生きる力を取り戻した。
みちるは「もうひとりのみちる」のことを認め、共に生きていくことを決める。これ以降は自由に会話をするようになり、軽口を叩ける仲にまでなった。
BADエンドではみちるは過去を吐露した雄二と話し合い、病院にて人格に対する検査ををすることを決め、雄二は一度引き留めはするがみちるが行くというのでそれを見送る。しかし、病院で自殺未遂をした彼女は一時的に酸素欠乏状態に陥り、脳に障害を負ってしまう。両親に完璧に捨てられ、学園に戻ってきた彼女は依然の彼女ではなくなってしまい、白いコンビニ袋を亡くしてしまった猫、ニャンメルと思い込みながら雄二と生きていくことになる。
入巣蒔菜(いりす まきな)
ヒロインの一人。原画担当はフミオ。イメージフルーツはリンゴ。声優はPC版が民安ともえ、他媒体がたみやすともえが務める。
誕生日は1月13日。AB型。身長144センチ。スリーサイズはB71W57H78。
「美浜学園」1年生で幸と同学年。極度の人見知りで初対面の人間とはまともに話すらできないが、慣れてしまえば感情に素直なため表情豊かに懐いてくる。
自身の幼児体系を自覚しているが、コンプレックスは持っておらず自身で「タヌキ」「ポンポコベリー」などネタにしている。制服私服問わず必ず色違いのニーソックスを履いているが、ファッションではなくものぐさなだけである。天音と色違いでおそろいのビキニを持っているが激しく泳ぐとずれてしまう。
子どものような性格をしていて、喜怒哀楽に素直で、好悪の判断がハッキリしていて好意的な人間には懐くが、嫌いな人間は断固として懐かない。また、天真爛漫で自由奔放なため5分後の行動が予測不能と言われている。過激な下ネタを好み、作中での下ネタは彼女が主な原因である。
身体能力は高くはないが、言動に反して頭はいい。圧縮記憶法と言われる能力を持っており、本のページを見るだけで理解はせずとも記憶することが可能。写真や絵はカラーで記憶すると情報量が重くなるためモノクロで記憶している。能力は優秀だが記憶をどこへ閉まったか忘れてしまうので結果的には記憶力がいい方ではない。
また、この能力は脳への負担が重く脳内の整理をするために多くの睡眠時間を要求されするので1日の半分ほどを寝て過ごすこともある。唐突に寝てしまうこともある。
圧縮記憶法は言葉の前後を記憶して中間を圧縮して覚えるため、補完しにくい新語、固有名詞などが苦手でよく間違える。
彼女は上記以外にも多彩であり、雄二の教えにより長距離狙撃、護身術に毛の生えた程度だが武術の才能も作中で開花している。パンが好きで新しいパンの開発も行っている。
蒔菜の生家は戦前より脈々と続いていて、現在は政治と産業、そして流通など多岐にわたり根強く関与する女系一族である入巣家宗家の長女であり生粋のお嬢様である。しかし、現在は実質本家から絶縁状態であり、家督は分家の人間である父親違いの沙里菜が後継者候補になっている。
蒔菜は幼い頃に誘拐されたことがある。入巣家の汚職をの実態を公表しようとした父を、秘密裏に抹殺するために利用されたことが原因である。そして、父はそこで誘拐犯に射殺されてしまう。このときの誘拐犯は入巣の分家の人間がやっていたことにより、宗家長女であり次期当主候補の蒔菜が消えれば分家に色濃い目が出る賭けになると踏んだ犯人は蒔菜を監禁して父の遺体と放置して逃走。
結果、蒔菜は1週間も父の遺体と縛られたまま倉庫に閉じ込められ、腐乱していく父を眺める羽目になったことによる精神的ストレスに加え、脱水症状などの肉体的ストレスから救出された蒔菜は凄惨を極めた。
その後は6年PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しめられながら、分家の管理する病院に閉じ込められていた。
蒔菜は幼い頃に父の書斎で見た汚職の証拠を記憶しているため、その気になれば入巣家を壊滅に追いやることが出来る。
個別ルートでは雄二に理想の父親像を見出し「一生分のおこづかい」と称し約7000万円の小切手を彼に渡し、歪な親子関係を結ぶ。不器用ながらも父親を演じる雄二との触れ合いにより、激しい人見知りだった蒔菜がパン屋でバイトをするほどの成長を見せ、いつかは自分の店を持ちたいと思うほどになった。
しかし、パン屋へのバイトへ向かう途中に父違いの紗理菜を目撃、紗理菜は爆破テロに巻き込まれ重傷を負ってしまう。蒔菜はかすり傷だけで済んだが、これを機に入巣家のお家騒動が勃発してしまい、蒔菜も巻き込まれてしまう。
それが原因で、蒔菜の存在をひた隠しに宗家を潰そうとしていた分家を、宗家が攻撃したことによる八つ当たりでバイト先のパン屋を放火されてしまう。
これ以上は学園に迷惑がかかると判断した蒔菜と雄二は学園から離れ、逃亡生活をすることに。このとき天音からほホームベーカーリーを、幸からは「希望の苗」としてリンゴの苗を、みちるからは2千円をもらった。
その後、雄二はI-9029としての能力を活かして敵を撃退していくが、リンゴの苗を囮にされ撃たれ負傷。逃亡生活に終わりを告げて、入院することに。病室に母清夏が訪れるが、汚職の証拠を握っている蒔菜を助ける意思は無く、蒔菜の臓器を取り出し紗理菜に提供させることを考えていた。
しかし、数日後に会社の目を盗んでやってきた雄二と逃亡の約束をする。雄二は蒔菜を救うために入巣の頭である清夏を暗殺しようするが、これに失敗して雄二は負傷しながらも逃走。
蒔菜と雄二は無事合流するも、雄二は出血により気を失ってしまう。
その後、念願のパン屋を開いた蒔菜と雄二。雄二は右腕を失っていたが生存。蒔菜は重症退役した雄二の代わりに9029を継ぎ、パン屋の傍ら働いていた。
BADエンドでは雄二は清夏暗殺に成功するが、重傷を負い死亡。のちに精神崩壊を起こした蒔菜はゴミ袋に入った雄二の死体を雄二と錯覚しながらパン屋を営む。そして次世代の9029として仕事をしていた。
小峯幸(こみね さち)
ヒロインの1人。原画担当はフミオ。イメージフルーツはイチゴ。声優はPC版が岡本美佳沙、他媒体は清水愛が務める。
誕生日は9月23日。O型。151センチ。スリーサイズはB82W56H83。
「美浜学園」の1年生。一年生だが責任感がありしっかりとしてるためクラス委員長を務める。成績優秀で手先が器用であり、大抵のことならそつなくこなす。動物でサメが好きであり、みちるが付けているサメの形を模したポーチは幸が作ったものである。制服以外ではメイド服を着用しており、彼女の私服は幸の個別ルートでしか見れない。
メイド服のまま外出するので、商店街などの認知度が高く、子どもからの人気が強い。
礼儀正しく、年上ばかりの「美浜」では基本的に敬語を使って話す。相手を呼ぶときは名前にさん付けで呼ぶが、みちるだけは「様付で呼んで」という冗談を真に受けてみちる様と呼んでいる。きっちりしている彼女だが、みちるに対してだけは慇懃無礼態度をとることもある。これはみちるが色々やらかすためである。
責任感が非常に強く、他人からの頼み事断らない。時には無理難題であっても断らない。蒔菜の「風呂で1万数える女になれ」という言葉を受けて実際にやってのぼせてしまっていたところを雄二に助けられたこともある。稀に頼み事を失敗することもあり、その時は酷く動揺し切腹して詫びようとすることもある。そのため、時折クラスメイトも扱いに困っているときがある。
真面目キャラであるが天然キャラでもあり、冗談を真に受けたり、アドバイスを曲解して下着姿で登校するなど予想外の行動を起こしたりすることもある。
自身の感情に鈍いところがあり、雄二に好意を抱いた時に無意識化にした行動に悩む場面もある。
雄二に頭を撫でられたり、褒められるのが好きで、よく行動を共にする。しかし、雄二の影響を受けて口が悪くなっており、このことで雄二は天音に怒られたことがある。
幸の他人の言うことを必ず聞くというのは過去の出来事が原因である。昔の幸は現在の幸とは違い明るく活発な性格をしていた。
幸の両親は町で小さな工場を経営していた。一人っ子だったこともあって彼女は両親から愛情をたっぷり受けて育つ。幸はそんな両親が大好きであり、頑張ってほめてもらうことが大好きだった。しかし、父の技術が大手の企業に認められたことで仕事が増えて、生活が豊かになった反面、多忙になった両親は幸に構うことが出来なくなってしまう。
さみしさから幸は公園へ行くようになる。そこで、雄二と出会い「ユウくん」と呼んで親交を深めていくが、ある日彼は家の事情で引っ越しを余儀なくされてしまい、幸と離れてしまう。
その次の日、両親は幸の誕生日を祝うために仕事を休んだと、そしてさみしい思いをさせたことを謝罪。しかし、唐突なこととたった1日で今までのさみしかった辛い気持ちをなかったことにするなんて好都合なことが許せないと不満を爆発させて幸は家を飛び出して公園へ向かう。
公園についても雄二はもう来ない。夕方になったころ両親の自分を呼ぶ声に、やっぱり両親が好きだと思い公園を飛び出すが両親はトラックに轢かれて父は即死、母は意識不明の重体に。意識を失う前に母が言った「幸…どうして…」の言葉を「どうして言うことを聞かなかったの」と解釈した彼女は強烈なトラウマとして「言うことを聞かない子は悪い子」として残ってしまう。
その思い込みを抱えたまま進学、その学校で幸を都合のいい子扱いしてくるクラスメイトに「テストをなくせ」とお願いされ学校を放火してしまう。このことから問題視された幸は「美浜学園」にやってくることになった。
これらの情報を聞いた雄二が幸を「いい子」の呪縛から解放するために、盲目的に他人の言うことを聞き続けるといずれ取り返しのつかないことになることを教えることにする。
みちるの何気ない「テストをなくしてほしい」というお願いを聞いた幸は再び学校を放火しようとする。しかし、そのこと読んで先回りをしていた雄二が学園を爆破。幸は目の前で崩れていく学園を前に、友達と学び、楽しんだ大切な場所を壊した事実にショックを受ける。幸は他人の言うことばかりきていては後悔するということを知り、自分の感情に素直に生きることを決める。
しかし、根深いトラウマが簡単に癒えるはずもなく、幸は事故のシーンの悪夢に魘され疲弊していく。その悪夢を払うには原因を殺すことだと雄二に言われた幸は母が入院す病院へ赴き、母を殺すことを考える。しかし、母との優しい記憶から母を殺すことはできなかった。そんな、彼女を迎えに来た雄二は幸が「両親の真意」を知る時が来たとして、幸を連れて幸の生家を訪れる。
工場内にはあるべき機械は無く、かわりに壁一面に飾られた誕生パーティーの飾りつけ、写真とテストが飾られていた。それらには両親からのメッセージが書いてあり、たしかな愛があったことを知らせる。
雄二は幸の母が言った「どうして」に続く言葉があり、それは「どうしても見てもらいたいものがあるの」ではないかと仮説を立てる。
幸は机にあったオルゴールと手紙に目を通す。そこには、誕生日を祝う言葉と仕事が多忙になったことで幸との時間が取れなかったことに対する謝罪、そして今後は幸との時間を取るために工場を畳み両親とも仕事を変えること、自分たちの大好きだった工場が幸に嫌われたままでは悲しいので世界に一つだけのアルバムにすることとオルゴールは幸の大事な人と聞いてほしいということが綴られていた。
そして、幸の名前は「幸の未来が幸せでであるように」と願いが込められていたことを知る。両親からの愛情を受けた幸はトラウマから解放、雄二に一緒にオルゴールを聞いてほしいと願い、彼はその願いに応えた。
BADでは悪夢の原因を殺すために自分を殺すことを考える。自分のせいで事故が起こったと責める限り自分の苦しみは続く、ならば背負うべき罪を受け入れることを決意。雄二と合流するために交差点向かい、彼の姿を見つけ走り出したところ両親のようにトラックに轢かれてしまう。幸は「ユウくん…どうして」の言葉を残して死んでしまう。
サブキャラクター
学園関係者
橘千鶴(たちばな ちづる)
「美浜学園」の学園長を務める女性。作画担当渡辺明夫。声優はPC版はまきいづみ。他媒体はやなせなつみが務める。
誕生日は5月20日。O型。 身長157センチ。スリーサイズはB86W58H92。
県知事の一人娘であり、「美浜学園」と兼任で国内私立大の学部長・副学長をしている。見た目が幼いために中学生に間違えられてしまうことが多い。そのため体格の比較を嫌い、身長の高い天音の傍に立つこと嫌がる面もある。
雄二が「美浜学園」に入れるように手配した人物でもあり、雄二のことは命の恩人として大事にしているので彼の頼みごとは基本的に断らない。雄二の過去や各ヒロインの過去のことも理解しているが不要な干渉はせず、一教師として見守ることにしている。
雄二のことは男性として好意を抱いていて、出勤前に学園前で化粧を直したりなどをしている。また、雄二のバイト先の上司であるJBとも知り合いであり、雄二の仕事に関しても知っている。
校庭で花を育てているが、みちるルートでは雄二が校庭に飛行機を降ろした際にめちゃくちゃにされて怒っている。
雄二の関係者
春寺由梨亜(はるでら ゆりあ)
雄二のバイト先の上司。作画担当はフミオ。声優はPC版が楠鈴音、他媒体が鳴海エリカが務める。
誕生日は4月2日。A型。身長172センチ。スリーサイズはB96W58H92。
雄二のバイト先の上司で、有限会社アサヒクリーンの広報室長を務める。しかし、これは表向きの立場であり、本来は「市ヶ谷」に属する人間であり、二課情報室長の役職を持つ軍官僚。階級は三佐(少佐相当)。
ドイツ人の父親とイタリア人の母親を持つハーフであり、本名はジュリア・バルデラであるが仕事の関係で日本に帰化することになり現在の名前を名乗る。愛称であるJBは本名からきている。国籍はアメリカだった。見た目は母親譲りの金髪で雄二や麻子に「モッサリ金髪」と呼ばれている。性格は真面目なドイツ人の父親譲りで仕事に関してはもの凄く真面目であるが、多忙のせいで家事が疎かになっている面がある。一時期同棲関係にあった雄二にパンツを洗われたこともある。
現在は雄二に親がいないため、戸籍上は雄二の養母となっている。雄二を大事に想っており彼に対して甘い一面があり、ある程度の無茶なら聞いてあげたりしているが仕事においては職務を優先する。しかし、ヒロインのために奔走する雄二のために部外秘や持ち出し厳禁の書類を彼に渡したりなど融通が利く面もある。
雄二の師匠である日下部麻子とは仕事上のパートナーであり、幼い頃から親交があったため仲が良かったが、麻子は雄二と同じように無茶苦茶なことをする人物だったためその尻拭いをやらされていたりと苦労人気質な面もある。
愛車として黄色のフェラーリに乗っており、ただの清掃業者の広報室長が持つには高級なものなので、彼女の表の仕事しか知らない、外見と名前から国籍がわからないことなどから怪しい人間だと思われている。
日下部麻子(くさかべ あさこ)
雄二の師匠。雄二の前任9029であり、雄二の親代わりのような存在であった人物。
物語開始時には故人であり、雄二と彼女が過ごした山形の山小屋に付近の山に埋葬されている。雄二に狙撃から日常のこと、女性の扱いなどを教えたこともあって雄二の中での存在は大きく、物語冒頭の雄二の独白などで度々麻子に教えられたことが登場する。
JBとは仕事上のパートナーであり、親友であった。生前は9029としての仕事など様々な点で無茶を通す人間だったので、その尻拭いをするJBによく小言を言われていた。
キアラ・ファレル
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目次 - Contents
- 『グリザイアの果実』の概要
- 『グリザイアの果実』のあらすじ・ストーリー
- はじまり
- 「私立美浜学園」へ到着
- 翌日の寮のエントランス
- 教室に到着
- 放課後の教室にて
- 由美子ルート
- 由美子ハッピーエンド
- 由美子バッドエンド
- 天音ルート
- 天音ハッピーエンド
- 天音バッドエンド
- みちるルート
- みちるハッピーエンド
- みちるバッドエンド
- 蒔菜ルート
- 蒔菜ハッピーエンド
- 蒔菜バッドエンド
- 幸ルート
- 幸ハッピーエンド
- 幸バッドエンド
- 『グリザイアの果実』のゲームシステム
- 『グリザイアの果実』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 風見雄二(かざみ ゆうじ)
- 攻略可能ヒロイン
- 榊由美子(さかき ゆみこ)
- 周防天音(すおう あまね)
- 松嶋みちる(まつしま みちる)
- 入巣蒔菜(いりす まきな)
- 小峯幸(こみね さち)
- サブキャラクター
- 学園関係者
- 橘千鶴(たちばな ちづる)
- 雄二の関係者
- 春寺由梨亜(はるでら ゆりあ)
- 日下部麻子(くさかべ あさこ)
- キアラ・ファレル
- 地下の教授
- みちるルート関係者
- 「もう一人のみちる」
- みちるの親友
- ニャンメル
- ヒロインの家族
- 榊道昭(さかき みちあき)
- みちるの父親
- 幸の両親
- 入巣清夏(いりす きよか)
- 入巣沙里菜(いりす さりな)
- 入巣正孝(いりす まさたか)
- 入巣の関係者
- 沢田寧子(さわだ やすこ)
- 滝園学園バスケ部関係者
- 坂下啓二(さかした けいじ)
- 鮮魚超人マグロマン
- マグロマン
- 滝園学園バスケ部
- 風見一姫(かざみ かずき)
- 越智義彦(おち よしひこ)
- 坂下千秋(さかした ちあき)
- 桜井美冬(さくらい みふゆ)
- 佐久間みのり(さくま みのり)
- 小出葎(こいで りつ)
- 金田沙彩(かねだ さあや)
- 広岡たまき(ひろおか たまき)
- 古森めぐみ(こもり めぐみ)
- 伊吹春菜(いぶき はるな)
- 鹿内元(しかうち はじめ) 小沢洋子(おざわ ようこ) 岡部朋絵(おかべ ともえ)
- 『グリザイアの果実』の用語
- 三嶋崎(みしまざき)
- 私立美浜学園
- 有限会社アサヒクリーン
- 9029号
- 東浜急行電鉄グループ(とうひんきゅうこうでんてつグループ)
- アイリスグローバル社
- 滝園学園マイクロバス転落事故
- 鮮魚超人マグロマン
- 『グリザイアの果実』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「グリザイア」の由来は美術用語からきている
- 蒔菜ルートは映画「レオン」のオマージュである
- 天音ルートの過去編の内容はウルグアイ空軍機571便遭難事故がモデルである
- 『グリザイアの果実』の主題歌・挿入歌
- ゲーム版
- OP(オープニング):飛蘭『終末のフラクタル』
- ED(エンディング): eufonius『ホログラフ』(由美子ルート)
- ED(エンディング): 橋本みゆき『HOME』(天音ルート)
- ED(エンディング): 茶太『SKIP』(みちるルート)
- ED(エンディング):佐藤ひろ美『迷いの森』(蒔菜ルート)
- ED(エンディング):NANA『この日のままで』
- 挿入歌:¥Cuスタ平『マグロ・Beautiful』(鮮魚超人マグロマンオープニング)
- アニメ版
- OP(オープニング): 黒崎真音『楽園の翼』(第2話 - 第4話、第6話 - 第12話)
- ED(エンディング):はな『Eden's Song』(第2話)
- ED(エンディング): 南條愛乃『あなたの愛した世界』(第3話、第6話 - 第9話)
- ED(エンディング): 茶太『SKIP』(第5話)
- ED(エンディング):やなぎなぎ『Rainy veil』(第10話 - 第12話)
- ED(エンディング):飛蘭『創世のタナトス』(第13話)
- 挿入歌:飛蘭『終末のフラクタル』(第1話、第13話)
- 挿入歌:eufonius『ホログラフ』(第6話)
- 挿入歌:佐藤ひろ美『迷いの森』(第9話)
- 挿入歌:橋本みゆき『HOME』(第12話)