トゥルーマン・ショー（映画）のネタバレ解説・考察まとめ
『トゥルーマン・ショー』とは、1998年にアメリカで公開されたコメディ映画。誠実なサラリーマンの主人公トゥルーマンは、どことなく不自然な生活を送っていた。その訳とは、彼の私生活はすべて隠しカメラで取られており、テレビ番組『トゥルーマン・ショー』として世界中に生中継されていたのだ。違和感を覚えるようになった彼は、家族や友人、仕事も含め、自分の人生が全部作りものだということに気付く。そしてなんとかしてこの世界から脱出しようと試みるのだった。
『トゥルーマン・ショー』の視聴者。バーに設置されたテレビで、同僚と談笑を交わしながら夢中になって番組を観ている。
日本人視聴者（演：ユウジ・オクモト）
家族と一緒に『トゥルーマン・ショー』観ている日本人男性。
『トゥルーマン・ショー』の用語
カメラ
洗面台の前に立つトゥルーマン
トゥルーマンの生活は、5000台ほどある隠しカメラで24時間全国に生中継されている。
洗面台や洋服のボタンなど、至る所に設置されていた。
トゥルーマン・ショー
トゥルーマンが生まれた時から現在に至るまで、トゥルーマンの生活すべてを放送している番組の名前。
『トゥルーマン・ショー』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
夕焼け
夕焼けを眺めるトゥルーマン（画像右）とマーロン（画像左）
トゥルーマンが友人のマーロンに、自分の人生が誰かに操られている気がすると相談した時、マーロンは笑い飛ばしたあと空を見ながら「見ろよあの夕焼け。完璧だ」と言った。
目の前に広がる夕焼けも、巨大なセットの一部だったのだ。
クリストフ「”徹底したリアリティー”それを保ったからだ」
インタビュー番組のクリストフ
公開インタビュー番組で、司会者の「なぜトゥルーマンは疑いを持たなかったと思われますか？」という質問に対し、クリストフは「”徹底したリアリティー”それを保ったからだ」と答えた。
クリストフは「シーヘヴン」という巨大なセットを創り上げ、トゥルーマンに関わるすべての人間を役者で固めていた。
与えられた人生をそのまま受け入れることは容易だという、クリストフの傲慢な考えが見受けられる印象的なシーン。
世界の端にたどり着くシーン
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セットの壁にたどり着いたトゥルーマン
水恐怖症であるトゥルーマンは、自らを奮い立たせ船に乗り、懸命に島からの脱出を図る。
クリストフが人工的に起こした嵐や荒波に耐え抜き、やっとの思いで辿り着いたののが、シーヘヴンと外の世界を隔てる壁だった。
セットの巨大さを感じさせるシーンである。
トゥルーマン「会えない時のために”こんにちは” ”こんばんは” ”おやすみなさい”」
非常扉の前に立つトゥルーマン
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目次 - Contents
- 『トゥルーマン・ショー』の概要
- 『トゥルーマン・ショー』のあらすじ・ストーリー
- トゥルーマンの生活
- 異変に気付き始める
- 島からの脱出を試みる
- 世界の端に辿り着く
- 『トゥルーマン・ショー』の登場人物
- 主人公
- トゥルーマン・バーバンク（演：ジム・キャリー）
- 主な登場人物
- クリストフ（演：エド・ハリス）
- メリル・バーバンク／ハンナ・ジル（演：ローラ・リニー）
- マーロン／ルイス・コルトラン（演：ノア・エメリッヒ）
- ローレン・ガーランド／シルヴィア （演：ナターシャ・マケルホーン）
- テレビ製作陣
- ディレクター（演：ポール・ジアマッティ）
- ディレクター（演：アダム・トメイ）
- クロエ（演：ウナ・デーモン）
- ネットワーク・エグゼクティヴ（演：フィリップ・ベイカー・ホール ）
- ネットワーク・エグゼクティヴ（演：ジョン・プレシェット）
- キーボード・アーティスト（演：フィリップ・グラス）
- その他の登場人物
- アンジェラ・バーバンク（演：ホランド・テイラー）
- カーク・バーバンク（演：ブライアン・ディレイト）
- 過去のトゥルーマン（演：ブレア・スレイター）
- ローレンス（演：ピーター・クラウス）
- ヴィヴィアン（演：ハイジ・シャンツ）
- ロン＆ドン（演：ロン・テイラー、ドン・テイラー）
- マイク・マイケルソン（演：ハリー・シェアラー）
- バーのウェイトレス（演：オーラン・ジョーンズ）
- 日本人視聴者（演：ユウジ・オクモト）
- 『トゥルーマン・ショー』の用語
- カメラ
- トゥルーマン・ショー
- 『トゥルーマン・ショー』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 夕焼け
- クリストフ「”徹底したリアリティー”それを保ったからだ」
- 世界の端にたどり着くシーン
- トゥルーマン「会えない時のために”こんにちは” ”こんばんは” ”おやすみなさい”」
- 『トゥルーマン・ショー』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- トゥルーマン・ショー症候群
- 劇中に登場したロンとドンは警察官
- 『トゥルーマン・ショー』の主題歌・挿入歌
- ED（エンディング）：Burkhard Dallwitz『Truman Sets Sail』
- 挿入歌：The Big 6『20th Century Boy』