キメツ学園(鬼滅の刃スピンオフ)のネタバレ解説・考察まとめ
『中高一貫!!キメツ学園物語』とは、吾峠呼世晴による『鬼滅の刃』の公式スピンオフ漫画である。ジャンルはセルフパロディ、現代パロディ、学園パロディ、ギャグ。「中高一貫キメツ学園」を舞台に、『鬼滅の刃』のキャラクターたちが学生や教師としてユニークな現代風の設定で登場し、ドタバタの日常を繰り広げる。
授業も終わった放課後の会議室、「本日、急遽、文化祭実行委員の役員の皆さんに集まっていただいたのは他でもありません」と告げる声があった。文化祭の実行委員長を務める胡蝶しのぶである。自身が招集をかけた実行委員たちに、「一ヶ月後に迫った文化祭で大規模な集団中毒の可能性が懸念されています」と神妙な面持ちで話すしのぶだったが、そこに会計の神崎アオイが「季節的なことを考えて、事前の衛生指導を徹底し、食中毒を起こしやすい生物(なまもの)の出店は禁止したはずですが」と問いかける。その質問に、書記をしていた中等部の煉獄千寿郎は(胡蝶先輩は今、『食中毒』と言っただろうか)と首をかしげた。
千寿郎が疑問に思った部分に、まさしくしのぶも反応する。「食中毒ではないんですよ、アオイ。ただの中毒です。仮に、集団『音』中毒という言葉があれば、それが適切かもしれませんが」と奇妙な言葉で返すしのぶに、アオイは「音…中毒ですか?」と不思議そうにしている。隣に座る副委員長の栗花落カナヲに目をやるも、カナヲも困ったように首をふるふると振る。「問題になっているのはこちらのイベントです」と、チラシを取り出すしのぶ。そこには「キメツ学園文化祭名物イベント『キメツ☆音祭』」と書かれていた。これは優勝賞品が飛びぬけて豪華であることから毎年異様な盛り上がりを見せる名物イベントで、特に今年はラスベガス旅行が商品であるという噂があり、参加グループは異様な意気込みを見せていた。
「これに参加予定の『ハイカラバンカラデモクラシー』というバンドがあるのですが…」と語るしのぶ。そのバンド名に、普段はほとんど話さない寡黙なカナヲが「…あ…炭治郎のバンド」とつぶやく。このハイカラバンカラデモクラシーは高等部の1年・竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助と、美術教師の宇髄天元によって結成されたバンドであった。しのぶは、そのバンドを問題視している様子。なぜなのかを気にするアオイと千寿郎であったが、これにしのぶは「百聞は一見に如かず。アオイと千寿郎君で見てきてくれませんか?くれぐれも気を付けて…」と言う。その言葉に従い、音楽室で練習しているはずのハイカラバンカラデモクラシーを視察しに来たアオイと千寿郎。何に気をつければいいのか分からぬままに、音楽室の防音扉を開ける2人。その瞬間、2人を襲ってきたのは…この世のものとは思えない怨念と呪詛(じゅそ)の塊のような音の爆撃であった…。
「大変よく…ぐっ…わかりました」「アレは確かに問題だと思……うぅっ…」と、ボロボロになりながら文化祭実行委員のもとに戻ってきたアオイと千寿郎を、しのぶは「本当にお疲れ様でした」とねぎらう。この酷さを知っていたためにしのぶは、炭治郎に好意を寄せているカナヲを視察に行かせなかったのである。アオイはカナヲに申し訳ないと思いつつ、バンドの現状を報告する。炭治郎の壊滅的な神経を逆撫でする音痴ヴォーカル、善逸の怨念のこもった平衡感覚を狂わせる三味線、伊之助のテンポが外れすぎて吐き気のする太鼓、宇髄の爆音ハーモニカ…カナヲと千寿郎は揃って「もしアレが青空の下で行われていたら甚大な被害が出る」「今すぐに棄権させるべき」という意見を述べた。カナヲはひたすら真っ青な顔でオロオロしていたため、アオイは申し訳ないと思いつつ、あの公害のような音楽を放っておくわけにはいかないと考えを曲げなかった。
「ですが、それでは『何人にも平等に、生徒の自主性を重んじる』という我が校の理念に背くことになります」としのぶが諭すが、アオイは「人命には代えられません」と断言する。それほどまでにあのバンドの音は強烈なのだ。「炭治郎…可哀相」とこぼすカナヲをアオイはフォローするが、「でも、あれは凶器よ」と譲らない。千寿郎もその言葉に同意する。「いっそ音祭自体を中止させたらどうでしょうか」と提案する千寿郎。そうすれば、炭治郎たちに本当のことを伝えずに被害を防ぐことができる、と。千寿郎は先輩である炭治郎たち3人のことを慕っており、宇髄も何かとダイナマイトで爆発させたがるクセを除けば良い先生だと思っているため、傷つけたくはないと考えていたのだ。
しかし、しのぶはその案にも首を横に振る。その理由は、昨年の音祭が大変盛況であったため。参加グループの1つであり、昨年も出場していた謝花妓夫太郎(しゃばなぎゅうたろう)とその妹・梅による兄妹バンドは大変な人気を誇っており、特に梅の人気は他校の男子生徒まで詰めかけたほどであった。また、音楽教師の響凱が率いる和楽器バンドは音楽関係者や海外の専門家たちにも評価をされている他、炭治郎の妹・竈門禰豆子を始め、真菰(まこも)、きよ、なほ、すみがメンバーであるガールズバンドは全生徒から絶大な人気を博していた。音祭が中止となればそれらの人気バンドが見られず、不満が噴出するだろうという懸念をしのぶは抱いていたのだった。しかし、アオイは「このままだと百人単位で死傷者が出ます」と食い下がる。千寿郎も無言でそれに頷いた。それに対し、しのぶはしばし考えた後、「仕方ありません。毒をもって毒を制しましょう」と覚悟を決めたようにつぶやいた。
「どーいうことよ?アタシとお兄ちゃんがトリじゃないって!」そう憤るのは、兄妹バンドの妹・謝花梅。それに兄の妓夫太郎も「委員長さんよォ、このハイカラなんたらとかいうふざけた名前のバンドはどこのどいつだぁあ?」と続く。兄妹バンドは元々は音祭のトリを飾る予定であったが、しのぶの意向でハイカラバンカラデモクラシーがトリに変えられたため、しのぶの元に詰め掛けてきたのだ。しのぶが「毒をもって毒を制す」と言ったその「毒」とは、この兄妹バンドのことであった。ガラの悪い2人に詰め寄られるも、しのぶは平然としていた。しのぶが「宇髄先生が炭治郎君、善逸君、伊之助君と組んでいるバンドですよ」と説明すると、梅が「ふざけんじゃないわよ!!あの不細工どもがバンド組んでどうするのよ!?誰が聴くのよそんなずぶの素人の寄せ集めのクソバンド!!」「特に炭治郎の奴がムカつくのよ!醜いくせに何かと文句つけてきて!アイツ、マジ大っ嫌い!!」と激しく憤る。炭治郎をけなされたことにむっとするカナヲだったが、アオイがそれをなだめる。
「ハァ?宇髄ってあの美女三人も侍らしてるクソ妬ましいイケメン教師じゃねえかぁあ…アイツが俺らから華やかな舞台とラスベガス旅行を奪うってのかぁ?許せねえなああ」と憤る妓夫太郎。容姿にコンプレックスのある妓夫太郎は、イケメンが嫌いなのであった。兄妹はますます怒りを増していき、アオイと千寿郎はそれにおろおろするが、しのぶは静かに、それこそ花のように微笑みながら「…でしたら、お二人でハイカラバンカラデモクラシーの皆さんと直接話をつけてこられたらいかがですか?」と返した。それを聞いた謝花兄妹は、さんざん悪態をついたあとに戸を叩きつけるようにしながら出ていった。おそらく音楽室に向かったのであろうと心配する千寿郎やカナヲに対し、しのぶは大丈夫となだめる。しのぶは宇髄が元番長でとてつもなく強いことを知っていたのであった。「なら尚更、このままケンカになってしまったら…」と心配するアオイは、暴力沙汰になり、イベントに支障が出ることを懸念していた。
しかし、しのぶの狙いはまさにケンカが勃発することであった。つまりは、教師である宇髄が生徒である謝花兄妹を叩きのめせば、責任は宇髄一人に押し付けられる。宇髄を出場停止にできれば、連帯責任で炭治郎たち3人も芋づる式に出場停止にできる、と。「ね?めでたしめでたし」と拍手をして微笑むしのぶであったが、そのえげつない思考にアオイたちは「この人だけは死んでも敵にまわしたくない」と思うのであった。
しかし、翌朝に実行委員会にもたらされたニュースは、宇髄たちの演奏を聴いた謝花兄妹が倒れて病院に搬送されたというニュースであった…。策略が失敗に終わったことで、さすがのしのぶも「彼らの演奏の破壊力を舐めていた」と暗い顔でため息を吐く。もはや時間がないと、再び会議を執り行う委員会。しかし、今日は歴史教師であり、千寿郎の兄である煉獄杏寿郎がいた。杏寿郎曰く、「俺にしか頼めぬことがあると胡蝶に呼ばれた」とのこと。しのぶは、潔いほどに空気を読まない杏寿郎に説得してもらおうと考えていたのだった。事情を聞き、「その不快且つ人体に有害な演奏を止めるように言えばいいのだな?」と歯に衣着せぬ言葉で理解をする杏寿郎。「どうか炭治郎さんたちを傷つけないようお願いします」と兄に頼む千寿郎に、杏寿郎は「生徒と言えば我が子も同じ!傷つけるはずがなかろう」と爽やかに返し、音楽室に向かった。
その二時間後、杏寿郎が無事に委員会のもとに帰ってきた。期待の視線が集まるなか、杏寿郎は一度、うむ、と大きく頷いたのち「ラーメンが美味かった!!」と堂々たる報告をした。その言葉に「兄上えええっ!?」「買収されたんですか!?」と突っ込む千寿郎とアオイ。「買収などではないぞ。誘われて一緒に行っただけだ」と朗らかに返す杏寿郎だったが、それは明らかな買収だと内心で突っ込む千寿郎。「彼らの目は実にキラキラと輝いていた!いつかはメジャーデビューを果たし、世界に羽ばたきたいそうだ!」と報告する杏寿郎の言葉に、アオイと千寿郎は彼らの演奏がフラッシュバックし嘔吐しかける。カナヲはオロオロと、2人の背中を交互にさすっていた。
さすがのしのぶも顔が青ざめ、寒気がするのか両手で自身の上半身を抱いている。そして一応、出場を断念させることはできたのかを聞くも、答えは当然ノーであった。「あれほど真剣な姿を見てしまっては応援する他なかろう!あの情熱を止めるぐらいなら、俺はこの場で腹を切る!!」ときっぱり言い放つ杏寿郎に、千寿郎は(ラーメンに釣られたわけではないのですね…よかった…)と安堵するが、状況は何も変わっていない。委員会はいよいよ途方にくれるのであった。
その後も別の策略を巡らす委員会であったがいずれもうまくはいかず、いよいよ文化祭まであと1週間というところまで迫っていた。委員会が疲労困憊のなか、「マイクや音響機器を一切使用させないというのは」「生声、生演奏でもかなりの破壊力を持っていますよ」「嘘の時間を教えよう、夜中とか」「近隣からの苦情につながるかも…」とああでもないこうでもないと相談していたが、そこにノックや声がけもなしに入ってくる人がいた。「もう下校の時間だぞ こんな遅くまで何をしてるんだ」そこには体育教師の冨岡義勇が立っていた。「会議室の利用の届け出は出していましたが…」と言いかけたしのぶだったが、そこで何かを思いつきハッとなる。千寿郎やアオイ、カナヲもおそらく同時に同じ考えを抱いていた。風紀委員会の顧問であり、PTAに問題視されるほどの厳しさを持っている、別名・キメツ学園の最終兵器(リーサルウェポン)とも呼ばれる冨岡であれば、あのバンドを止められるかもしれない、と。
「冨岡先生、校則違反です」しのぶの言葉に、冨岡の目が鋭く光る。「著しく他者に迷惑をかける、他者の心身を害する行為をしている生徒と教師がいます。宇髄天元先生、竈門炭治郎君、我妻善逸君、嘴平伊之助君の4名です」としのぶが告げ、彼らが音楽室にいることを伝えた。冨岡はそれを聞き、音楽室に向かっていった。しのぶたち委員会は、これで上手くいくはず、と思っていた。しかし、一時間後に委員会が見たのは、会議室に戻ってくるなり、無言で大粒の涙を流す冨岡の姿であった。血も涙もないと言われ恐れられる冨岡の涙に、委員会は驚く。「どうしたんですか?冨岡先生。宇随先生とケンカでもして泣いちゃったんですか?」としのぶが聞くと、冨岡は静かに返した。「感動した」と。思いもよらないその一言に、全員が眉をひそめた。「あれほど心に沁みる歌詞、俺は生まれて初めて聴いた」冨岡はそれだけ言い、余韻を噛みしめるかのようにまた押し黙り、再びアツい涙を流した。
そして文化祭当日。防音対策として必要以上に閉め切られた体育館では、音祭に参加しているハイカラバンカラデモクラシーによる殺人的な演奏が繰り広げられていた。
「千寿郎君!担架いそいで!!」「救護テントいっぱいです!」「洗面器急いで!」「この方、白目を剥いてうわ言を漏らしています!」耳栓をした実行委員が、次々と倒れる生徒たちを救護していたが、うめき声に次ぐうめき声、悲鳴は止まず、音祭はまさに地獄絵図であった。そんな中で、冨岡だけは感動の涙を流している。
「なんでお前に彼女がいて俺にいない♪何が悪かった~~前世か?なんか罪犯したか~♪」
「きもいとか無理とかやめてそれナイフで刺してるよ~言わないで!察するから♪空気は読めるんだ俺~~~♪」
響き渡る地獄の歌声と演奏。うめく観客。阿鼻叫喚のなか、冨岡はアツい涙を流し、「空気は読めるんだ俺…」と歌詞をボソボソと口ずさんでいた。これ以降、冨岡はさらに生徒たちから恐れられるようになり、ハイカラバンカラデモクラシーもまた生徒たちに深い恐怖を与えたのだった。この歌詞のどこが彼の心に沁みたのか、その鋼鉄の涙腺がなぜ崩壊したのかはいまだ謎のままである。
中高一貫☆キメツ学園物語‼~ミッドナイト・パレード~(鬼滅の刃 風の道しるべ 収録)
キメツ学園から徒歩10分という近い距離にある大衆居酒屋。そこで、キメツ学園の教師たちが新任教師・胡蝶カナエの歓迎会をしていた。生物教師として赴任したカナエは、元々キメツ学園の生徒。在学中は男女問わず絶大な人気を誇るほどにモテた伝説的な人物であった。
美術教師・宇髄天元は、カナエが赴任したことでキメツ学園の生徒や教師たちが色めきだって大変だろうと考えていた。事実、朝礼の挨拶時に某風紀委員の生徒が興奮して騒ぎすぎ、体育教師の冨岡に鉄拳制裁を喰らって失神していたほどである。しかし、宇髄の周りにいた歴史教師の煉獄はサツマイモご飯を食べるのに夢中、数学教師の不殺川はスマホ通話で弟に説教をしている、公民教師の悲鳴嶼は元教え子であるカナエに保護者のように接しており、冨岡は一言も喋らずに黙々と食べて飲んでいた。宇髄はそんな色恋の欠片もないマイペースな様子に呆れつつ、だからこそ自分たちがカナエと一緒のテーブルにされたのだろうと納得した。
学校のことについてカナエに話す宇髄。カナエはそれを楽し気に聞いていたが、生徒の間で話題となっている怪談話について聞いた途端、顔の笑みが消える。それは、「生物室に壺に入った妖怪が現れる」「廊下をはいずる老人の妖怪がいる」というものであった。宇髄はカナエが怖がっているのかと茶化したが、カナエは「どちらかと言えばわりと好き」とのこと。そして、生徒たちが被害にあっているのであればその怪談の怪物たちをほっといてはおけないと言い出す。
その言葉に、今まで夢中でサツマイモご飯を食べていた煉獄も「生徒が困っているのであれば、この煉獄杏寿郎も黙ってはおれん!」と反応する。煉獄とカナエの勢いに負けた宇髄は、明日の23時に待ち合わせ、校内を見回りしようと提案をした。悲鳴嶼や不殺川も誘う宇髄だったが、悲鳴嶼は出張、不殺川は家族の面倒を見なければいけないという理由で断られる。宇髄は冨岡にも声をかけるが、いつにも増してボソボソと喋る冨岡に苛立ち、「用がねえなら、参加決定な」と強引に話を終わらせるのであった。
翌日の23時、宇髄は早く着きすぎてしまったため校門の前で他の教師たちを待っていた。そこに冨岡が現れたが、なにやら様子がおかしい。いつもブスッとしている冨岡が、キラキラとした笑顔で手をあげながら駆け寄ってきたのだ。思わず、噛んで膨らましていたガムを割ってしまう宇髄。
冨岡はカナエを待たせなくて良かったと言ったり、宇髄を君付けで呼んで寒くないかと心配したりなど、明らかにいつもと違う爽やかな好青年と化していた。宇髄は「誰だよ!!」「俺の知ってる冨岡は何を考えてるかわかんねぇ目をした暗くて無口で不愛想な男だ」と叫ぶが、冨岡の様子は変わらない。宇髄は、昨晩の飲み会で冨岡の鮭大根に混入していた怪しげなきのこのせいかと疑い始めるが、そこに煉獄がかなり大きな登山用リュックを背負って現れた。聞くに、リュックの中身はすべて、煉獄の弟・千寿郎が心配で持たせた塩(粗塩、食卓塩、岩塩など)だという。
そんな煉獄に呆れつつ、宇髄は煉獄に「冨岡がおかしい」と訴えかける。それに対し冨岡はやれやれとわざとらしく肩をすくめ、また宇髄を苛立たせたのだが、煉獄は「どうおかしいんだ?」と不思議そうに返されてしまう。何も違和感を抱いていなそうな煉獄の言葉に、宇髄は「自分だけがおかしいのか?普段の冨岡ってどんな奴だった…」とゲシュタルト崩壊を起こしかけ、考えるのをやめてしまったのだった。そこにカナエが到着し、一行は校舎へと入っていった。
まずは2体の妖怪についておさらいをすることにした。壺の妖怪の情報は噂によると、「口が3つに目が1つ」「目を付けられると自慢話をされ永遠にマウントをとられる」「自慢話を無視するとたくさんある手すべてでくすぐってくる」「絶対独身」とのこと。廊下をはいずる妖怪の情報は、「泣きながら廊下をはいずりまわる」「2本の大きな角と牙を持つ」「常に恨みごとを言っている」「自分より小さい人に襲い掛かって持ち物を盗む」「しかし中等部の時透無一郎には返り討ちにあい、頭にかかと落としをくらったためにコブがある」とのこと。
しょうもない妖怪だと宇髄はテンションが下がるが、煉獄は生徒を守らんと珍しく真面目に怒っている。そこに、「ずりずり…ずりずり…」と廊下をはいずるような音が聞こえてきた。一行が音のする方に目を向けると、そこには角を生やした着物姿の妖怪がいた。恨み言をつぶやいている様子やその見た目から、廊下をはいずる妖怪に間違いない。宇髄は噂話だと思っていた妖怪が実在したことに驚きつつも、煉獄に持っている塩を撒くように促す。しかし、煉獄は何も言わずに妖怪の横をスタスタと歩き、通り過ぎてしまった。その様子に、宇髄は煉獄が怖くて見えないフリでもしているのかと一瞬考えたが、学生時代からの付き合いである宇髄は、煉獄がそんなタイプではないということを知っていた。
困惑の中、カナエのことを思い出した宇髄は、彼女が怯えているのではないかと心配したが、彼女は怯えるどころか宇髄の脇を通り抜けてスッと前に出る。そして、 「臨・兵・闘・者・皆…」と念仏を唱え、お札を妖怪に投げつけた。お札が妖怪に触れると、妖怪の体は燃え上がり、叫び声をあげながら灰となって消えていった。カナエは、流れるように妖怪を退治してしまったのである。宇髄は呆然とし、冨岡は怯えたような声をあげた。宇髄はカナエに何が起きたのかわからず声をかけるが、カナエの何事もなかったかのような笑顔に黙りこくってしまう。そんな一連の流れに、煉獄はまったく気づいていない様子で先を急ごうとせっつくのであった。
さっきの騒ぎ以降、冨岡は妖怪が怖いのかそれともカナエが怖いのか、宇髄にすがりつかんばかりに怯えていた。宇髄はそんな冨岡にもいまだに奇妙さを感じていたが、妙な寒気と体のだるさを感じ、疲れていたこともあり早々に考えるのをやめる。生物室にたどり着いた一行が暗闇の部屋の中に踏み入ると、そこには壺からランプの精のように噴き出している妖怪「玉壺(ぎょっこ)」がいた。「審美眼のない猿ばかり」と宇髄たちを見下しながら話す玉壺の様子に宇髄は辟易するが、煉獄は「壺の妖怪がいたのか!?どこだ!?」とまるで見えていない様子であった。困惑する宇髄にカナエが説明する。曰く、煉獄のようにあまりに前向きなエネルギーにあふれた人、もしくは鈍感な人は、妖怪などの類が見えないことも多いのだとか。先ほどの廊下をはいずる妖怪も、煉獄には何も見えず聞こえていなかったのである。
それを理解した宇髄は、煉獄に「黒板の右端だ」と、玉壺がいる場所を教える。その言葉に勢いよくうなずいた煉獄は、持っていた岩塩を思いっきり黒板に投げつけた。黒板にめり込む岩塩。命中こそしなかったものの、そのあまりの力任せな攻撃に玉壺は恐れをなし、壺に逃げ込む。その隙に、カナエが壺の口の部分にお札を貼った。これにて玉壺も退治できたのであった。喜ぶ煉獄とカナエをよそに、宇髄は物理的な力で妖怪を退治した煉獄に若干引き気味であったが、それ以上に怯えていたのは冨岡であった。顔は真っ白で、汗をダラダラと流している。さすがの宇髄も、同僚の顔色の悪さにギョッとした。
玉壺を退治した煉獄は、次は廊下をはいずる妖怪だ!と生物室を飛び出す。煉獄は、先ほどカナエがその妖怪を退治したことに気づいていないのであった。しかし、煉獄は上の階に何者かの気配があると言い出す。カナエも足音を聞いたとのこと。まさか泥棒か?と、宇髄たちが煉獄のあとを追って上の階に行くと、そこにいたのはキメツ学園の生徒である竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助であった。
聞くに、3人は「下級生たちが怯える怪談を自分たちの手でなんとかしよう」という思いで夜の校舎に踏み込んだとのこと(ただし善逸は妖怪退治をしてモテたいというよこしまな気持ちを抱いていたが)。煉獄は、生徒たちだけで夜の校舎に入ったことを咎めようとするが、炭治郎たちもそう考えて教師に同伴をお願いしていたとのこと。その教師とは、なんと冨岡であった。冨岡なら今まで一緒にいたはずだと宇髄は振り返るが、そこに冨岡の姿はなく、代わりにトイレからいつもの不愛想でボソボソと喋る冨岡が現れた。聞けば、冨岡は以前から炭治郎たちにこの同伴を頼まれており、飲み会の際の宇髄の誘いもそれを説明して断っていたのであった。宇髄は話を遮ってしまったためその話は聞いていなかったが、煉獄は冨岡に予定があることを把握していた。
(じゃあ、今まで一緒に見回りしてたアイツはなんなんだ?)とパニックになる宇髄。その様子を、煉獄が「今日の君は変だぞ?独り言も多いし、急にその場にいない冨岡のことをおかしいだなどと言い出すし」と心配する。それを聞いて、宇髄はあることに気が付いた。この見回りの間、煉獄は冨岡には一言も話しかけておらず名前すらも呼んでいない。見回りの前に「冨岡のどこがおかしいんだ」とキョトンとしていたのも、冨岡が見えていなかったと考えれば合点がいく。そして煉獄は、妖怪の類が見えない…。
そこに、カナエがひそひそと話しかける。「害のないものまね妖怪だと思って様子を見ていたのですが…恋人がいる男性をひどく憎み、憑りついて呪い殺す悪霊でした。先程ちゃんと調伏(ちょうぶく)いたしましたから!」宇髄が鏡で自分の姿を見ると、頬はこけ、目の下はくまがひどく、顔色も灰色となっていた。そこでぐらりとめまいを起こして倒れてしまい、丸2日間も寝込んでしまったのであった。後に、煉獄が投げて黒板にめり込んだ岩塩は、キメツ学園の新たなパワースポットになったとのこと。
出張版 『中高一貫!!キメツ学園物語』(鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録 収録)
「モテたい 来年のバレンタインにはせめて1個 チョコレートをもらいたい」そう鬼気迫る表情で叫ぶ我妻善逸。それを聞いた友人の竈門炭治郎は、冷静に「今7月だけど…」と返すが、善逸は「早く準備して何が悪い」と真剣だ。そして善逸は炭治郎に「一人じゃ怖いからついてきてくれ これから俺は調査しようと思う」と言い、何かを決意する。
善逸が調査し始めたのは、「モテるために気をつけていること」。学内で多くチョコをもらっている先生たちに、聞き取り調査をすることにしたのだった。まずは昨年28個チョコをもらっている歴史教師・煉獄杏寿郎に話を聞きに行くが、煉獄には「特に無いな!モテたいから学校に来ているわけではないし!」とハッキリ返されてしまう。「いやいやそんな訳ないですよね?何かしてるから28個もチョコ貰えるんでしょ?とぼけんなよ」と、炭治郎の陰に隠れつつ食い下がる善逸。そして煉獄が「うーむ あえて言うなら後ろの席まで声が聞こえるように腹式呼吸で大きく口を開けて話すようにしている!」と返すと、善逸は「何の役にも立たないですね もういいです」ときびすを返して行ってしまった。善逸の代わりに、ペコペコと謝る炭治郎…。
「教えを乞うておいてあの言い方は酷いと思うぞ善逸!」と怒る炭治郎。しかし善逸は「うるさい黙れ!!俺がどんな想いでこんなことしてると思う!!」と炭治郎以上の怒りを見せるのであった。次に話を聞きに行ったのは、階段下で一人でパンを食べていた体育教師の冨岡義勇。いつも不機嫌そうな冨岡だが、昨年のバレンタインでは31個のチョコをもらっている。モテるために気を付けていることを聞かれた冨岡は、「…モテようと思ったことはない」と静かに返すが、善逸は納得がいかず「何で嘘つくんですか?やり口が汚いですね…自分の取り分が減るから教えないんですか この業突く張り!!」と罵る。その様子に炭治郎はついにキレ、「いい加減にしろ善逸!!ただでさえ冨岡先生はこんな所でぼっちゴハンして悲しいんだからそんな言い方するな!!」と善逸を叱る。善逸はその様子にビビるが、冨岡は「ぼっち」と言われたことに心外だと言わんばかりの表情を見せる。そして、
「俺はボッチじゃない 喋りながら食べられないだけだ!会話をしなくても通じ合うことはできる」
「じっと見つめ合うだけでも相手の気持ちはわかる 誠実な人間は瞳に曇りがない 目は心の窓なんだ」
と似合わないキレイな持論を語るが、善逸は激しく怒りながら「俺はテレパシー使えないので!!あーもう時間の無駄だったわ!」と返して去ってしまう。残された冨岡は、またも心外そうな表情を浮かべていた。
次に話を聞きに行ったのは美術教師の宇髄天元。なんと昨年は57個のチョコをもらっている。善逸に問われ、「モテるぅ?そんなモン簡単だよ」と豪語した宇髄が披露したモテる秘訣とは、「幼稚園から小・中・高までは足が速けりゃいいんだよ」というものであった。「はぁ?そんなことで…」とキレる善逸だったが、宇髄は「そんなことでモテるんだよ」とあっさり返す。さらに「学生の妖精が女生徒たちに俊足マジックをかけてるからな 足が速けりゃあへのへのもへじでもモテる!」「大学からはもう金(カネ)だよ金金 高いブランドもんつけとけ 金さえ持ってりゃ女が群がってくるぞ」と持論を展開する宇髄。善逸はそれに衝撃を受けていたが、今度は炭治郎が「そんな言い方はないんじゃないですか?そんな方法じゃ真実の愛は見つからないと思います」と返す。澄んだ目でそう言いのけた炭治郎に、宇髄は「コイツ…瞳に一切曇りがねぇぜ」と驚き、「お前みたいな恥ずかしい奴見てたら体が痒くなるからもう出て行けよ」と炭治郎たちを追い払った。炭治郎は心外そうな表情をしていた。
参考になったか聞く炭治郎に、プリプリ怒りながら「全然だよ全然!!お前もあんな話参考にすんなよ」と返す善逸。炭治郎はそんな善逸を「努力精進を怠らず誠実に生きていれば いつかそれに気づいて認めてくれる素敵な女性が現れるよ」と諭す。善逸は「そうだな…」と返しつつ、(コイツの恋愛観は中年のオッサンのようだ…)とぼやいていた。時間の無駄だったと愚痴る善逸だったが…。
後日、炭治郎と善逸のクラスの担任教師である悲鳴嶼行冥から、変質者に注意するようにという連絡がなされた。女性ばかりを狙うという変質者情報に、炭治郎も妹・禰豆子が心配だと辟易しながら注意喚起のプリントをチェックする。そこに描かれていたのは、「大声でハキハキ喋る」「突然黙って見つめてくる」「足が異様に速い どこまでも追ってくる」「宇髄のような飾りを頭につけている」「全身に偽物のブランド品を装着」「手には2000円を握りしめている」という金髪の変質者のイメージイラストだった…。
(あれ?コレ善逸―――!?全部参考にしてるぅ!!)と気づき愕然とする炭治郎。一方の善逸は、「ちがうんだ…ちがうんだ…」とガタガタと震えるのみであった。
中高一貫!!キメツ学園物語(ジャンプGIGA 2018 WINTER vol.3収録)のあらすじ・ストーリー
~密着!「キメツ学園」に通う炭治郎の1日~
今回は元気モリモリ少年・竈門炭治郎の一日に密着する。
少年の朝は早い。なんと3時起きである。実家がパン屋で、人気店のため朝に1000個ほどはつくっている。中学生の妹・禰豆子は信じられないほど朝起きられないため、炭治郎が担いで登校している。電車通学の炭治郎は、電車内でお尻を出している変質者・魘夢民尾を捕まえた。以前も捕まえた男だった。電車に対して変態行為をしようとする本当にやばい男だ。炭治郎は学校に遅刻してしまうため、変質者を縛り上げて駅員の三郎さんに引き渡すが、いつも変質者を取り逃がしてしまい「本当に気色悪い変質者だ 打ち首にしてほしい」とつぶやくのであった。
炭治郎は学校の校門に辿り着くが、校門にはクスリともしない男・生活指導の冨岡義勇先生がいるため、いつも通るのに苦労している。なぜなら、炭治郎は親の形見のピアスをつけているからである。冨岡先生は親の形見だろうが、校則違反のピアスは許さない。殴る用に持っている竹刀を容赦なく炭治郎に振るうが、炭治郎は「すみませーん!!」と謝罪しつつ攻撃をかわす。当たった日は保健室に行くことになるし、当たらなくても捕まれば形見は没収となるため、炭治郎は逃げ続けるのであった。
どうにか冨岡先生を振り切り、1時間目を迎える炭治郎。歴史教師の煉獄杏寿郎が「さあ戦国武将になりきれ!!出席番号12番 竈門!!君は明智光秀だ」と叫ぶ。紙の兜を被り、「敵は本能寺にあり!!」と叫ぶ炭治郎。煉獄先生の歴史の授業は基本的に騎馬戦になるのだった。嘴平伊之助が乱暴にクラスメイトにまたがりはしゃいでいる。次の授業は美術。芸術のためか、ダイナマイトで美術室を爆破しようとした美術教師の宇髄天元を、炭治郎は水をかけて阻止する。その次は音楽。炭治郎のあまりのオンチさに、音楽教師の響凱がうずくまってしまったため、炭治郎は「大丈夫ですよ」と励ますが、響凱には「大丈夫じゃない お前はオンチだ…」と返す。その後は冨岡先生に追われ、お弁当を食べ(炭治郎はパンよりご飯派のため、弁当はご飯)、また冨岡先生に追われ…
学校が終わりの放課後、禰豆子と帰っていた炭治郎はまた別の変質者を捕まえた。16歳の女の子の下着ばかり盗んでいた男だった。そのあと、夕飯までの間にお腹が空いてしまうため、神崎アオイ先輩の実家の食堂「あおぞら食堂」にて親子丼を食べることにする。しかし、居合わせた大食いの女性・甘露寺蜜璃が食材を食べつくしてしまい、兄妹で絶句した。竈門炭治郎少年はこんな毎日を過ごしている。ちなみに、キメツ学園はいまだにブルマなのであった。笑顔で兄と共に帰る禰豆子を、物陰から我妻善逸がストーカーのように見守っていた。
キメツ学園 年末番外編(鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐 収録)のあらすじ・ストーリー
週刊少年ジャンプ2019年4・5月合併号、および鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐に収録された漫画。
禰豆子をクリスマスパーティに招待した善逸。2人きりで過ごそうと考えており、そのまま結婚することになってもいいように服装もばっちりキメていた。チャイム音がなり、善逸が興奮気味にドアを開けると、そこにはプレゼントを持った禰豆子の他に、甲冑を着た炭治郎、体に飾りを巻き付け槍を持った伊之助、お面を被り羽子板と節分の豆を持った義勇がいた。禰豆子以外は呼んでいないうえに、みんなクリスマスパーティに呼ばれたことがなかったため、何が何だか分かっていなかったのである。「もう色んなことが大渋滞だよ!!」と叫ぶ善逸なのであった。
中高一貫!!キメツ学園物語(アニメ)のあらすじ・ストーリー
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目次 - Contents
- 『キメツ学園』の概要
- 『キメツ学園』の登場人物・キャラクター
- 竈門炭治郎(かまどたんじろう)
- 竈門禰豆子(かまどねずこ)
- 我妻善逸(あがつまぜんいつ)
- 冨岡義勇(とみおかぎゆう)
- 嘴平伊之助(はしびらいのすけ)
- ひささん
- 鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)
- 錆兎(さびと)
- 真菰(まこも)
- 煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)
- 綾木累(あやきるい)
- 胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)
- 神崎アオイ(かんざきあおい)
- 高田なほ(たかだなほ)、寺内きよ(てらうちきよ)、中原すみ(なかはらすみ)
- 栗花落カナヲ(つゆりかなを)
- 胡蝶カナエ(こちょうかなえ)
- 甘露寺蜜璃(かんろじみつり)
- 不死川玄弥(しなずがわげんや)
- 不死川実弥(しなずがわさねみ)
- 宇髄天元(うずいてんげん)
- 売店と食堂に降臨する魅惑のくのいち/須磨(すま)、雛鶴(ひなつる)、まきを
- 時透無一郎・時透有一郎(ときとうむいちろう・ときとうゆういちろう)
- 伊黒小芭内(いぐろおばない)
- 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)
- 珠世(たまよ)
- 愈史郎(ゆしろう)
- 魘夢民尾(えんむたみお)
- 煉獄槇寿郎(れんごくしんじゅろう)
- 煉獄千寿郎(れんごくせんじゅろう)
- 煉獄瑠火(れんごくるか)
- 16歳の女の子を狙ってキメツ町に出没する変質者
- 響凱(きょうがい)
- 村田(むらた)
- 尾崎(おざき)
- 矢琶羽(やはば)
- 朱紗丸(すさまる)
- 素山狛治(そやまはくじ)
- 素山恋雪(そやまこゆき)
- 童磨(どうま)
- 謝花妓夫太郎(しゃばなぎゅうたろう)
- 謝花梅(しゃばなうめ)
- 生物室の壺の妖怪
- 廊下を這いずる老人の妖怪
- 産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)
- 産屋敷あまね(うぶやしきあまね)
- 産屋敷家の五つ子
- 鬼舞辻議員(きぶつじぎいん)
- 黒死牟(こくしぼう)
- 稲玉獪岳(いなだまかいがく)
- 音川鳴女(おとがわなきめ)
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