砂時計(漫画・テレビ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『砂時計』は、漫画家・芦原妃名子による少女漫画、およびそれを原作としたドラマ、映画である。単行本全10巻、文庫全5巻からなる。主に本編は8巻までで、9・10巻はオムニバス集になっている。
両親の離婚により、島根に引っ越してきた主人公・杏と、島根で育った大悟の切ない14年間の大恋愛を描いた少女漫画。舞台は主に島根と東京で、遠距離恋愛を経て、再度2人は再会し結ばれることになる。
ドラマ化・小説・映画化され、様々な形で作品に触れることができる。島根の方言が印象的で、方言ブームに火をつけた。
水瀬 千衣(みなせ ちい)
ドラマ版演:松本春姫(幼少期)、滝沢史(小学生)
映画版演:なし
杏の異母妹、正弘と楓の娘。杏とは19歳差になるが、精神年齢が高く、しっかりしている。杏と大悟が再会し、結婚する前に「仁摩サンドミュージアム」に杏と訪れる。
その他
朝田 リカ(あさだ りか)
ドラマ版演:松山まみ
映画版演:倉科カナ
杏の東京の友達、大親友。あだ名は「朝ちゃん」で、杏とは小学校時代の同級生。杏が15歳の時に上京してきて再会した。恋多き乙女。
平川 実茅子(ひらかわ みちこ)
ドラマ版演:水落日加里
映画版演:なし
杏の友達。あだ名は「みっちょん」。藤の友達・園田に一目ぼれし、交際に至る。22歳の時に破局。
えだっち
ドラマ版演:なし
映画版演:なし
杏の友達、本名は枝元。穏やかで温厚な性格。
園田 洋介(そのだ ようすけ)
ドラマ版演:柳下大
映画版演:なし
藤の友達。みっちょんと付き合うことになるが、22歳の時にほかに好きな人ができ破局。26歳で結婚。
楢崎 歩(ならさき あゆむ)
ドラマ版演:悠城早矢
映画版演:なし
杏と大悟の中学時代の同級生。大悟と同じ柔道部で、猛アプローチしていた。杏とは恋敵で、いたずらで大悟からもらった杏の宝物「砂時計」を隠し、杏のことを遭難、殺しかけてしまう。高校時代に大悟と再会し、付き合い始める。大悟の大学合格のため、勉強を教えていた。
佐倉 圭一郎(さくら けいいちろう)
ドラマ版演:須賀貴匡
映画版演:高杉瑞穂
商社に勤めるエリート、杏の交際相手で婚約者だったが破局。自分に甘い人間、弱い人間、すぐ泣く女が嫌い。海外赴任になったため、現在はニューヨークで仕事をしている。
月島 茉利子(つきしま まりこ)
ドラマ版演:なし
映画版演:なし
藤と椎香の従妹。藤が上京した床に居候していた家の娘、藤の2歳年上。のちに藤と結婚する。
月島 志津代(つきしま しずよ)
ドラマ版演:栗田よう子
映画版演:なし
藤と椎香の母親。20代のころ、大阪から月島家に嫁いできた、月島家の後妻。椎香が不倫相手の子ということもあり、藤に当たりが強い。
高杉 恭一(たかすぎ きょういち)
ドラマ版演:曽根悠多
映画版演:なし
椎香の本当の父だが認知していない。藤と椎香の母親・志津代の不倫相手。
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目次 - Contents
- 『砂時計』の概要
- 『砂時計』のあらすじ・ストーリー
- 杏と大悟の出会い
- 藤、椎香との出会い
- 母の自殺
- 杏の恋敵
- 父との再会
- 大悟との別れ
- 16歳・夏休み
- 藤と杏、大悟と椎香
- 藤の失踪
- 藤の発見
- 杏と大悟
- 月島家の真実
- 初恋の終わり
- 杏の覚悟
- 大悟と藤
- 強くなりたい
- 20歳・冬
- 佐倉圭一郎との出会い
- 母の影
- 大悟のかけら
- 絶対幸せにする
- 『砂時計』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 植草 杏(うえくさ あん)
- 恋人
- 北村 大悟(きたむら だいご)
- 島根で出会う友達
- 月島 藤(つきしま ふじ)
- 月島 椎香(つきしま しいか)
- 杏の親族
- 植草 美和子(うえくさ みわこ)
- 水瀬 正弘(みなせ まさひろ)
- 植草 美佐代(うえくさ みさよ)
- 黒木 楓 / 水瀬 楓(くろき かえで / みなせ かえで)
- 水瀬 千衣(みなせ ちい)
- その他
- 朝田 リカ(あさだ りか)
- 平川 実茅子(ひらかわ みちこ)
- えだっち
- 園田 洋介(そのだ ようすけ)
- 楢崎 歩(ならさき あゆむ)
- 佐倉 圭一郎(さくら けいいちろう)
- 月島 茉利子(つきしま まりこ)
- 月島 志津代(つきしま しずよ)
- 高杉 恭一(たかすぎ きょういち)
- 北村 広子(きたむら ひろこ)
- 『砂時計』のドラマ概要
- 展開に関する漫画との相違点
- 登場人物と設定に関する漫画との相違点
- 『砂時計』の映画概要
- 登場人物と設定に関する漫画との相違点
- 『砂時計』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 大悟「大事に想っとった気持ちを消そうとすんな オレがずっと一緒におっちゃるけん」
- 藤「二度目三度目があるから『初恋』っつーんだよ!一度で終わらすな!!」
- 杏「物語に終わりは必ずくるけれど それでも君となら 『永遠』を信じてみたくなる」
- 朝ちゃん「知ってる?『恋愛船』の定員は、ジャスト2名だよ。余計なもん持ち込んだら、沈むよ」
- 杏「星の数ほど人はいて、毎日、数え切れないほどの人とすれ違うけど、こんなに優しい手はない、こんなにあたしを大事に想ってくれて、あんなに大事に想える人は、絶対どこにもいない」
- 杏の祖母「もしこの先、誰かと出会ったなら、その人のために苦もなく頑張れるかどうか考えなさい」
- 『砂時計』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『砂時計』の舞台・ロケ地
- 仁摩サンドミュージアム
- 波根駅
- 琴が浜
- 大森町
- 『砂時計』は全10巻からなるが、本編は8巻で終わり、9・10巻はオムニバス集となっている。
- 作者も実際に「仁摩サンドミュージアム」に訪れている
- 『砂時計』の主題歌・挿入歌
- ドラマ版主題歌:柴咲コウ『ひと恋めぐり』
- 映画版主題歌:いきものがかり『帰りたくなったよ』