赤ちゃんと僕(赤僕)のネタバレ解説・考察まとめ
『赤ちゃんと僕』とは、突然の事故で最愛の母を亡くしてしまった、主人公の小学5年の拓也が、父と協力しながら慣れない2歳の弟の実の子育てや家事に四苦八苦しながら日々を過ごす日常生活を舞台にしたホームコメディ。拓也と実を中心に友人やご近所の人と繰り広げられる笑いあり涙ありの物語の中には、家族のあり方や子育ての大変さ、DVやイジメについてのエピソードも多く描かれているため、人として大切なことを教えてくれる作品になっている。多くのファンからは「赤僕」と呼ばれて愛され続けている作品である。
拓也のクラスメイトで、後藤家の長男。親友の拓也からは「ゴンちゃん」と呼ばれている。ゲジゲジ眉にガッチリ体型でガサツな性格から、クラスの女の子たちからは評判が悪い。玉舘とは犬猿の仲でよくいじめていることから、一見いじめっ子タイプなイメージだが、実際には友達思いでひょうきんなクラスのムードメーカー。1組の槍溝愛に恋をし告白するも、拓也を好きと言われ玉砕してしまう。
後藤 浩子(ごとう ひろこ)
出典: ameblo.jp
正の妹で、実と同い年の後藤家の長女。家族や拓也達からは「ヒロ」と呼ばれている。正そっくりの顔をしていて無口で乱暴なため、初めて拓也と実が会った時には男の子と間違われていた。以前、「バカ犬フランスワーズ」と呼ばれる犬に襲われた時に実が守ってくれたことがあり、それ以降実のことが好きになってしまう。後に実と同じ第二ひまわり保育園のぱんだ組に入園するも、藤井の妹である一加と恋のライバル関係になってしまい、毎日実をかけて争っている。
アニメではひよこ組に通っていることになっている。
後藤 正吉(ごとう しょうきち)
正と浩子の父で、妻と共に酒屋を営んでいる。穏やかで落ち着いた性格をしているが、江戸っ子口調なのでたまに口が悪く聞こえてしまう。母親と瓜二つの顔をしていて、禿げている。実家は静岡県にあり、兄が跡を継ぎ両親と共に農業を続けている。
後藤 真美(ごとう まみ)
正と浩子の母で、働き者。元気が取り柄の肝っ玉母さん。
後藤 正久(ごとう まさひさ)
正吉の兄で、正と浩子の叔父にあたる。静岡県で両親とともに農業を営んでいる。落ち着いた性格をしていて、顔は正吉とそっくりである。
アニメでは電話越しで登場している。
後藤 光(ごとう みつ)
正久・正吉の母で、正と浩子の祖母にあたる。正久と同居をしている。息子と孫は全員、瓜二つと言えるほど顔が似ている。玉舘の祖母の花恵とは犬猿の仲だった。
後藤 正太郎(ごとう しょうたろう)
正久・正吉の父親で、正と浩子の祖父にあたる。正久と同居をしている。若い頃はかなりの美男子だったが、今では禿げあがってしまった。過去には玉舘の祖母である花恵に好意を寄せられていたことがある。
木村一家
木村 成一(きむら せいいち)
出典: blog.livedoor.jp
榎木家の向かいの木村家の一人息子で、元不良の23歳。ギャンブルが大好き。高校を中退し、17歳の時に実家を飛び出す。その後、洋食屋のチーフ料理人として働きながら、妻の智子と息子の太一と共に生活していた。ぶっきらぼうな性格から素直になれず両親に許しを請うことができずにいた。そんなときに実家を訪ねてきた智子から結婚していたことや太一の病気のことを聞いた両親に許してもらい、同居をすることになるのだった。
漫画版では、息子の太一の肺の病気の手術費工面のために実家に戻ってきたことになっている。
木村 智子(きむら ともこ)
成一の2歳年上の姉さん女房。成一の両親と同居をしている。血液型はO型で大らかな性格なため、姑との仲も良好。ひどい近眼。ポッチャリ体型で豊満な胸の持ち主。
木村 太一(きむら たいち)
出典: ameblo.jp
成一と智子の生後6ヶ月の乳児。顔は父に瓜二つで、無表情で滅多なことでは泣くことがないが、泣くときには怪獣のような声で泣く。
漫画版では、肺の病気で手術が必要だったが、祖父の源一が手術費を工面し元気になった。
目次 - Contents
- 『赤ちゃんと僕』の概要
- 『赤ちゃんと僕』のあらすじ・ストーリー
- 榎木家の家庭の事情
- 拓也と友人たち
- 交通事故
- 再び結ばれていく家族
- 『赤ちゃんと僕』の登場人物・キャラクター
- 榎木一家
- 榎木 拓也(えのき たくや)
- 榎木 実(えのき みのる)
- 榎木 春美(えのき はるみ)
- 榎木 由加子(えのき ゆかこ)
- 藤井一家
- 藤井 昭広(ふじい あきひろ)
- 藤井 一加(ふじい いちか)
- 藤井 正樹(ふじい まさき)
- 藤井 明美(ふじい あけみ)
- 藤井 友也(ふじい ともや)
- 藤井 浅子(ふじい あさこ)
- 藤井 勇男(ふじい いさお)
- 藤井 恵美子(ふじい えみこ)
- 後藤一家
- 後藤 正(ごとう ただし)
- 後藤 浩子(ごとう ひろこ)
- 後藤 正吉(ごとう しょうきち)
- 後藤 真美(ごとう まみ)
- 後藤 正久(ごとう まさひさ)
- 後藤 光(ごとう みつ)
- 後藤 正太郎(ごとう しょうたろう)
- 木村一家
- 木村 成一(きむら せいいち)
- 木村 智子(きむら ともこ)
- 木村 太一(きむら たいち)
- 木村 源一(きむら げんいち)
- 木村のおばさん
- 森口一家
- 森口 仁志(もりぐち ひとし)
- 森口 広嗣(もりぐち ひろし)
- 森口 文子(もりぐち ふみこ)
- 森口 音子(もりぐち おとこ)
- 森口 広幸(もりぐち ひろゆき)
- 森口 ミドリ(もりぐち ミドリ)
- 森口 海子(もりぐち うみこ)・森口 空子(もりぐち そらこ)
- 紅南小学校の5年2組
- 松本 秀男(まつもと ひでお)
- 寛野 光(かんの ひかる)
- 玉館 時男(たまだて ときお)
- 竹中 七海(たけなか ななみ)
- 深谷 しな子(ふかや しなこ)
- 中題 公美(なかだい くみ)
- 平井 果子(ひらい かこ)・萌(もえ)・希美(きみ)
- 日影 秀(ひかげ すぐる)
- 紅南小学校の2組以外の児童
- 広瀬 努(ひろせ つとむ)
- 熊出 充(くまで みつる)
- 村田兄弟(むらたきょうだい)
- 中西 亜由子(なかにし あゆこ)
- 藤原 幸夫(ふじわら ゆきお)
- 槍溝 愛(やりみぞ めぐみ)
- 大久保 俊文(おおくぼ としふみ)
- 宮前 裕多(みやまえ ゆうた)
- 河之内 直樹(かわのうち なおき)
- 第二ひまわり保育園
- 向井 洋二(むかい ようじ)
- 真由美(まゆみ)・ひとみ
- 小林(こばやし)
- マサ
- 日影 学(ひかげ まなぶ)
- ソフトウェアプロダクション社
- 江戸前 秋生(えどまえ あきお)
- 大森 和美(おおもり かずみ)
- 山口(やまぐち)
- 山崎(やまさき)
- 安西 律子(あんざい りつこ)
- 平松(ひらまつ)
- 大谷(おおたに)
- その他
- 朝日 勇貴(あさひ ゆうき)
- 春日 淳(かすが じゅん)
- 春日 史穂(かすが しほ)
- 春日 疾実(かすが はやみ)
- 公治(こうじ)
- 幸子(さちこ)
- さちこちゃん
- 坂巻 延和(さかまき のぶかず)
- テブラデスキーハダイスキデース
- ネコ
- 向井 公一(むかい こういち)
- 桃柿 千広(ももがき ちひろ)
- クリストファー・ロビンソン
- ジェニファー・ロビンソン
- ハリー・ロビンソン
- 矢部光太(やべ こうた)
- 明(あきら)
- 勇作(ゆうさく)
- 道雄(みちお)
- 飯塚 孝之(いいづか たかゆき)
- 梅子(うめこ)
- 菊子(きくこ)
- 正臣(ただおみ)
- 『赤ちゃんと僕』の用語
- 流良町 (ナガラチョウ)
- 紅南小学校 (コウナンショウガッコウ)
- 第二ひまわり保育園
- シャボンファイブ
- ソフトウェアプロダクション社
- 『赤ちゃんと僕』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 昭広「実が一人で何でも出来るようになるってことは 誰かがそれを教えてあげてる証拠なんだぜ?」
- 拓也「パパが僕のパパでよかった」
- 春美「この子達は僕の生き甲斐なんです」
- 安西「本当にいい子なのは成績がいいとか手がかからないとかそんなことじゃなくて 人の痛みを分かることができる子なんだわ…」
- 春美「泣きたい時に泣けない それは君が作った君の感情だ」
- 『赤ちゃんと僕』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 物語の中で木村太一が泣いたのはたったの2回だった
- 『赤ちゃんと僕』は文庫版と愛蔵版も出版されている
- 『赤ちゃんと僕』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):小橋賢児『B.B.B.(Be Bad Boy)』(第1話 - 第27話)
- OP(オープニング): Platinum Peppers Family 『LOVE AFFAIR』(第28話 - 第35話)
- ED(エンディング): 熊谷幸子『YOU』(第1話 - 第23話)
- ED(エンディング):梶谷美由紀『ルージュになりたい』(第24話 - 第35話)