赤ちゃんと僕(赤僕)のネタバレ解説・考察まとめ
『赤ちゃんと僕』とは、突然の事故で最愛の母を亡くしてしまった、主人公の小学5年の拓也が、父と協力しながら慣れない2歳の弟の実の子育てや家事に四苦八苦しながら日々を過ごす日常生活を舞台にしたホームコメディ。拓也と実を中心に友人やご近所の人と繰り広げられる笑いあり涙ありの物語の中には、家族のあり方や子育ての大変さ、DVやイジメについてのエピソードも多く描かれているため、人として大切なことを教えてくれる作品になっている。多くのファンからは「赤僕」と呼ばれて愛され続けている作品である。
拓也と実の母で、自動車との接触事故で亡くなってしまう。そのため、物語は由加子が亡くなった2ヶ月後から始まっている。由加子は回想シーンや過去のエピソードに登場するようになる。拓也と同じ年頃の時に、飛行機事故で両親を同時に亡くしてしまい、日舞の家元である叔父夫婦に育てられた。しかし、18歳の時にアルバイトをしていたお弁当屋さんで春美と出会い、拓也を授かり結婚をした。
漫画版では、物語の後半で事故に遭い生死を彷徨う実の夢の中に現れ、実を現実の世界へ連れ戻している。
藤井一家
藤井 昭広(ふじい あきひろ)
拓也のクラスメイトで、藤井家の6人兄弟の4番目で次男。スポーツ万能で整った顔立ちとクールさから、拓也と同じくらい女の子たちから人気がある。兄姉たちから、妹の一加と弟の正樹の面倒を押しつけられることが多い。文句を言いながらもしっかりと面倒を見ている優しい兄でもある。また、母を亡くしている拓也のことも常に気にかけている。周りからはいつも冷静で落ち着いているように見られているが、実は負けず嫌いな一面を持っていた。町内運動会のリレーに参加した際、以前小学校のリレーで拓也と戦い負けていることを今でもずっと引きずっていることを拓也に打ち明けている。
藤井 一加(ふじい いちか)
出典: abema.tv
藤井家の6人兄弟の5番目で、第二ひまわり保育園ぞう組に通う三女。わがままでおませな4歳児。弟の正樹を子分のように命令をしたりいつも連れ回したりしている。同じ保育園に通う年下の藤井実のことを好いている。途中から入園してきた後藤浩子とは、実を取り合う恋のライバル同士。そのため、顔を合わせるたびにしょっちゅう実をめぐってケンカをしては周囲を困らせている。
アニメではかめ組に通っていることになっている。
藤井 正樹(ふじい まさき)
藤井家の6人兄弟の末っ子で三男坊。家族からは「マー坊」と呼ばれている。3歳だが保育園には通っていない。姉の一加と行動を共にすることが多いためか、3歳とは思えないほど口が達者で口調も一加そっくり。他の兄姉たちの言うことを聞かなくとも、一加にだけは従順。
藤井 明美(ふじい あけみ)
藤井家の6人兄弟の長女で大学に通う20歳。他の5人の妹弟を黙らすほど怒るととても怖い存在。小説家で忙しい母の代わりに家事すべてをこなすしっかり者である。実は彼氏がいる。
藤井 友也(ふじい ともや)
藤井家の6人兄弟の2番目で長男。高校に通う17歳。自分の都合で周りの人を振り回してしまう。熊ノ井中学時代は、抜群のリーダーシップで校内を仕切っていた人気者だった。高校生になって年相応の教養と社交性はしっかりと持ち合わせている。実は彼女がいる。
藤井 浅子(ふじい あさこ)
藤井家の6人姉妹の3番目で次女。熊ノ井中学校に通う15歳。家族のことにまったく関心がなく、常にクール。同級生の坂巻延和に恋をしている。
藤井 勇男(ふじい いさお)
藤井家6人姉弟の父親で、大学助教授。過去に「もやしっ子」とあだ名をつけられたことがある。読書をこよなく愛している。
藤井 恵美子(ふじい えみこ)
藤井家の6人姉弟の母で、売れっ子小説家。常に締め切りに追われ多忙な日々を過ごしている。家事は長女の明美や子供達に任せている。
後藤一家
後藤 正(ごとう ただし)
目次 - Contents
- 『赤ちゃんと僕』の概要
- 『赤ちゃんと僕』のあらすじ・ストーリー
- 榎木家の家庭の事情
- 拓也と友人たち
- 交通事故
- 再び結ばれていく家族
- 『赤ちゃんと僕』の登場人物・キャラクター
- 榎木一家
- 榎木 拓也(えのき たくや)
- 榎木 実(えのき みのる)
- 榎木 春美(えのき はるみ)
- 榎木 由加子(えのき ゆかこ)
- 藤井一家
- 藤井 昭広(ふじい あきひろ)
- 藤井 一加(ふじい いちか)
- 藤井 正樹(ふじい まさき)
- 藤井 明美(ふじい あけみ)
- 藤井 友也(ふじい ともや)
- 藤井 浅子(ふじい あさこ)
- 藤井 勇男(ふじい いさお)
- 藤井 恵美子(ふじい えみこ)
- 後藤一家
- 後藤 正(ごとう ただし)
- 後藤 浩子(ごとう ひろこ)
- 後藤 正吉(ごとう しょうきち)
- 後藤 真美(ごとう まみ)
- 後藤 正久(ごとう まさひさ)
- 後藤 光(ごとう みつ)
- 後藤 正太郎(ごとう しょうたろう)
- 木村一家
- 木村 成一(きむら せいいち)
- 木村 智子(きむら ともこ)
- 木村 太一(きむら たいち)
- 木村 源一(きむら げんいち)
- 木村のおばさん
- 森口一家
- 森口 仁志(もりぐち ひとし)
- 森口 広嗣(もりぐち ひろし)
- 森口 文子(もりぐち ふみこ)
- 森口 音子(もりぐち おとこ)
- 森口 広幸(もりぐち ひろゆき)
- 森口 ミドリ(もりぐち ミドリ)
- 森口 海子(もりぐち うみこ)・森口 空子(もりぐち そらこ)
- 紅南小学校の5年2組
- 松本 秀男(まつもと ひでお)
- 寛野 光(かんの ひかる)
- 玉館 時男(たまだて ときお)
- 竹中 七海(たけなか ななみ)
- 深谷 しな子(ふかや しなこ)
- 中題 公美(なかだい くみ)
- 平井 果子(ひらい かこ)・萌(もえ)・希美(きみ)
- 日影 秀(ひかげ すぐる)
- 紅南小学校の2組以外の児童
- 広瀬 努(ひろせ つとむ)
- 熊出 充(くまで みつる)
- 村田兄弟(むらたきょうだい)
- 中西 亜由子(なかにし あゆこ)
- 藤原 幸夫(ふじわら ゆきお)
- 槍溝 愛(やりみぞ めぐみ)
- 大久保 俊文(おおくぼ としふみ)
- 宮前 裕多(みやまえ ゆうた)
- 河之内 直樹(かわのうち なおき)
- 第二ひまわり保育園
- 向井 洋二(むかい ようじ)
- 真由美(まゆみ)・ひとみ
- 小林(こばやし)
- マサ
- 日影 学(ひかげ まなぶ)
- ソフトウェアプロダクション社
- 江戸前 秋生(えどまえ あきお)
- 大森 和美(おおもり かずみ)
- 山口(やまぐち)
- 山崎(やまさき)
- 安西 律子(あんざい りつこ)
- 平松(ひらまつ)
- 大谷(おおたに)
- その他
- 朝日 勇貴(あさひ ゆうき)
- 春日 淳(かすが じゅん)
- 春日 史穂(かすが しほ)
- 春日 疾実(かすが はやみ)
- 公治(こうじ)
- 幸子(さちこ)
- さちこちゃん
- 坂巻 延和(さかまき のぶかず)
- テブラデスキーハダイスキデース
- ネコ
- 向井 公一(むかい こういち)
- 桃柿 千広(ももがき ちひろ)
- クリストファー・ロビンソン
- ジェニファー・ロビンソン
- ハリー・ロビンソン
- 矢部光太(やべ こうた)
- 明(あきら)
- 勇作(ゆうさく)
- 道雄(みちお)
- 飯塚 孝之(いいづか たかゆき)
- 梅子(うめこ)
- 菊子(きくこ)
- 正臣(ただおみ)
- 『赤ちゃんと僕』の用語
- 流良町 (ナガラチョウ)
- 紅南小学校 (コウナンショウガッコウ)
- 第二ひまわり保育園
- シャボンファイブ
- ソフトウェアプロダクション社
- 『赤ちゃんと僕』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 昭広「実が一人で何でも出来るようになるってことは 誰かがそれを教えてあげてる証拠なんだぜ?」
- 拓也「パパが僕のパパでよかった」
- 春美「この子達は僕の生き甲斐なんです」
- 安西「本当にいい子なのは成績がいいとか手がかからないとかそんなことじゃなくて 人の痛みを分かることができる子なんだわ…」
- 春美「泣きたい時に泣けない それは君が作った君の感情だ」
- 『赤ちゃんと僕』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 物語の中で木村太一が泣いたのはたったの2回だった
- 『赤ちゃんと僕』は文庫版と愛蔵版も出版されている
- 『赤ちゃんと僕』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):小橋賢児『B.B.B.(Be Bad Boy)』(第1話 - 第27話)
- OP(オープニング): Platinum Peppers Family 『LOVE AFFAIR』(第28話 - 第35話)
- ED(エンディング): 熊谷幸子『YOU』(第1話 - 第23話)
- ED(エンディング):梶谷美由紀『ルージュになりたい』(第24話 - 第35話)