赤ちゃんと僕(赤僕)のネタバレ解説・考察まとめ

『赤ちゃんと僕』とは、突然の事故で最愛の母を亡くしてしまった、主人公の小学5年の拓也が、父と協力しながら慣れない2歳の弟の実の子育てや家事に四苦八苦しながら日々を過ごす日常生活を舞台にしたホームコメディ。拓也と実を中心に友人やご近所の人と繰り広げられる笑いあり涙ありの物語の中には、家族のあり方や子育ての大変さ、DVやイジメについてのエピソードも多く描かれているため、人として大切なことを教えてくれる作品になっている。多くのファンからは「赤僕」と呼ばれて愛され続けている作品である。

坂巻 延和(さかまき のぶかず)

浅子とは熊ノ井中学校の同級生。一発殴られただけで伸びてしまうほど弱く暗い性格のせいか、友也に憧れを抱いていた。オーディオビジュアル研究クラブに入ってる。

漫画版にのみ登場している。

テブラデスキーハダイスキデース

成一の友人である前野が飼っている雄のインコで、「テブラデスキー」と呼ばれている。「スキダー」という言葉が言える。前野が旅行に行っている間榎木家で預かっていたが、実がカゴから出した際に窓から逃げてしまったが、旅行から帰ってきた前野の元に傷だらけで戻ってくる。

ネコ

近所の子供たちからは、「バカ犬フランスワーズ」と呼ばれている犬。外を一人で歩きまわっているため、子供を見かけると吠えながら迫ってくる。襲い掛かってくるネコから実が浩子を守ったことがあり、浩子が実を好きになったきっかけにもなっている。

漫画版では、拓也の同級生の熊手充が飼い主であることが描かれている場面がある。

向井 公一(むかい こういち)

第一ひまわり保育園の園長先生で、向井洋二園長先生の兄。顔は強面。

桃柿 千広(ももがき ちひろ)

幽霊が出ると噂の古いアパートで拓也が出会ったテニスプレーヤーだが、実は生霊だった。恋人が病気で亡くなったことで無気力な状態になってしまい、意識だけが彷徨っていたところに、拓也たちと出会ったことで生きる気力を取り戻していく。その後、テニスの大会で優勝する。

漫画版にのみ登場している。

クリストファー・ロビンソン

春美の社員旅行で訪れたハワイに住んでいる13歳の男の子で、「クリス」と呼ばれている。半年前、暴力をふるっていた父が亡くなった。春美との出会いをきっかけに、毎晩のように父の夢を見るようになりうなされていた。しかし、春美に心の内を話すことでトラウマになっていた父の死から解き放たれたのだった。拓也達が日本に帰る際に拓也に自分の帽子をプレゼントした。

漫画版にのみ登場している。

ジェニファー・ロビンソン

クリスの妹で、8歳。「ジェニー」と呼ばれている。亡くなった父に顔が似ている春美を「ダディー」と呼び慕う。拓也達が日本に帰る時、仲良くなった実に髪ゴムをプレゼントする。

漫画版にのみ登場している。

ハリー・ロビンソン

クリスとジェニーの父親で、昼間から酒を飲んでは暴力をふるっていたが、本当はクリスとジェニーへの愛情がとても強かった。ある日、麻薬の売人をしていた仲間を殺してしまう。クリスとジェニーを連れて逃げようと家に戻ったが、追いかけてきていた警官に撃たれて亡くなってしまう。顔が春美に似ていたようだ。

漫画版にのみ登場している。

矢部光太(やべ こうた)

夕日銀行強盗事件を起こした主犯。明と勇作と道雄とは孤児院で一緒に過ごし、鑑別所に入ったこともある。盗んだお金を使っては4人ともまともな生活ができなくなってしまうと考え、職場の床下に盗んだお金を隠した。最初に捕まったため、拓也と実と森口の誘拐事件には関与していない。

漫画版にのみ登場している。

明(あきら)

優しい性格だが、人と話すことが苦手で要領も悪いため、仕事でも上手くいかないことが多い。夕日銀行強盗事件を起こすが、金庫の暗証番号を書いたハンカチを落としてしまう。落としたハンカチを拾った、拓也と実と森口を誘拐してしまう。

漫画版にのみ登場している。

勇作(ゆうさく)

攻撃的な性格をしている。真面目になろうと働くも、以前鑑別所に入っていたことがあるせいで、会社で起きる問題では一番最初に疑われてしまう。夕日銀行強盗事件と、拓也と実と森口を誘拐した事件を起こした犯人。

漫画版にのみ登場している。

道雄(みちお)

美人だがゲイ。「みっちゃん」と呼ばれている。夕日銀行強盗事件と、拓也と実と森口を誘拐事件を起こした犯人。

漫画版にのみ登場している。

hitsuki57
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@hitsuki57

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