『赤髪の白雪姫』第一話まとめ
2015年夏アニメの『赤髪の白雪姫』の第一話で、個人的に気になったシーン、面白かったシーンをまとめました。
赤髪の白雪姫とは?
『赤髪の白雪姫』(あかがみのしらゆきひめ)は、あきづき空太による日本の漫画作品。『LaLa DX』(白泉社)にて2006年9月号から2011年9月号まで連載された後、『LaLa』に移籍、同誌2011年11月号から連載中。単行本は第14巻まで刊行されている(2015年7月現在)。
出典: ja.wikipedia.org
第一話『出会い…色づく運命』
生まれつき赤い林檎のような美しい髪をもつ少女白雪は、珍しい髪の色を理由に生まれ育った国タンバルンのラジ王子に愛妾の座を要求される。これを拒否したい白雪は国を出て、当てもない旅に出る。その道中、隣国クラリネス王国の森でゼンと名乗る少年と出会う。その後、ゼンの正体がクラリネス王国の第二王子だと知った白雪は、クラリネスに居を移し、様々な人物と交流していくこととなる。
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第一話は上記にもある、主人公の白雪とゼン王子が出会う場面がメインの回です。
原作が少女漫画ということで毛嫌いする人もいるかもしれませんが、個人的には主人公の白雪のキャラクター性が今までの少女漫画とは違うタイプだなと思ったのでおすすめしますよ。それでは第一話の気になったシーンまとめです。
「あった!」
第一話の冒頭のシーンです。画像の左上にあるきれいな花を見つけて白雪が「あった!」と喜んだと思ったら、横にある薬草を取るシーンです。
冒頭で白雪が薬を作ることに従事しているとすぐにわかりますね。ただ薬草を取るよりも、一度きれいな花を見せるフェイントを入れることで白雪のイメージがより強く残りました。中々面白い演出でした。
「生憎と毒を持ち歩く趣味はないよ」
ゼン王子(この時はまだ王子とわかっていません)と出会った時のシーンです。ゼンの右腕に怪我があると白雪が見つけ、その処置を申し出ます。しかしゼン王子が見ず知らずの人間に毒を盛られるかもしれないからと拒否します。その態度に不満を覚えた白雪は、自ら左腕に傷を作って自分の薬を塗ってみせます。これを見てゼン王子も処置を受け入れます。
このシーンで白雪が気に入りましたね。こういう芯の強い女の子は個人的にかなり好みなので惚れました。(笑)
こういうヒロインが主人公の少女漫画ってあんまりないんじゃないかなと勝手に思いました。少女漫画をほとんど読んでないのでもしかしたら珍しくないのかもしれませんが。
「文句を言うなら今だぞ」
白雪を愛妾にしようと毒りんごまで用意したラジ王子をゼン王子が成敗するシーンです。
その毒りんごをゼン王子が食べてしまい、その解毒薬が欲しければ愛妾になれとラジ王子が白雪を脅します。しかしゼンは王子という身分上、毒に慣らされているからとラジ王子に立ち向かいます。そしてラジ王子が観念した後に白雪にも言いたいことがあれば今だぞと促すシーンです。
このシーンよく見るとゼン王子から汗が出ています。つまり毒に耐性があると言ってもやはり無理をしていることがわかりますね。白雪もそれを見抜いて、ラジ王子に言いたいことを言った後にすぐに薬をゼン王子に渡すよう指示します。
これでゼン王子に惚れましたね。(笑い)毒でフラフラな状態でもラジ王子のお付きの兵士を倒してるのがすごいと思いました。そちらの戦闘シーンもぬるぬる動くので面白かったです。
第一話まとめと感想
主人公の白雪とゼン王子の良さがそれぞれちゃんと描写された良い第一話だったと思います。
特に印象的だったのが動きの滑らかさですね。本当にぬるぬる動くという表現がぴったりなシーンもありました。
背景や風景もかなりきれいだったので、見た目としての華やかさはかなり群を抜いていると思います。
今後二人の物語がどう展開されていくのかが楽しみな作品でした。