赤髪の白雪姫(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『赤髪の白雪姫』とは、あきづき空太による少女漫画作品。白泉社LaLa DXで連載された後、LaLaに移籍。単行本は17巻まで刊行中。2015年7月よりテレビアニメ1stシーズンが放送され、2016年1月より2ndシーズンが放送された。生まれつき赤い林檎のような美しい髪を持つ少女白雪が、その珍しい髪色のせいで生まれ故郷を出ることになり、辿り着いた隣国で運命を切り開く物語。
リュウ
CV:三瓶由布子
ウィスタル城最年少薬剤師。12歳。ガラクの弟子で10歳の時に彼女に声をかけられ城に入った。読んだり書いたりする姿勢は悪いが目はかなりいい。
大きい紙が大好き。白雪の上司だが年下なので「白雪さん」と呼んでいる。はじめ白雪がリュウに敬語を使っていた時、年下なのだから変だといい、白雪は名前だけ「リュウ」と呼ぶようになり、話し言葉は敬語を使っている。
口数が少なく、人付き合いが苦手。植物の毒にも詳しいため、人体実験でもしているのかと一部の人からは疑われ、診察を拒まれたこともあった。
一日中薬事・薬学の研究している。一度集中すると声をかけられてもなかなか気づかない。集中力が途切れると机の下で寝てしまう。
後に白雪とともに2年の期限でリリアスに赴任。薬剤師兼研究員として活躍、オリンマリスの研究に励み、毒のないオリンマリスを作ることに成功した。リリアスの任期が終了後、北のウィラント城の薬室に赴任予定。
白雪と出会った頃は白雪を見上げるくらいの背しかなかったが、リリアス赴任中に同じくらいの背にまで成長した。
ガラク・ガゼルト
CV:甲斐田裕子
ウィスタル城の薬室長。薬学の本を出すなど名の知れた人物。サバサバした性格の女性。薬酒の試飲だと言って強い酒にすり替えたりして、隙あらばやんちゃをするので、助手の八房はいつも振り回されている。仕事に追われると性格が変わるが、美味しいお茶で元に戻る。リリアスの薬剤師・シダンとは昔馴染み。
ヒサメ・ルーギス
セレグ騎士団副団長。ルーギス伯爵家の次男。家督を継ぐ兄に従って生きるよりセイラン家の婿になった方が良いと木々のセイラン家に縁談を申し込んだが、木々の父により断られた。それを不服に思い、木々に結婚を賭けた決闘を申し込んだ。その際、木々とミツヒデに敗れた為、ミツヒデとは犬猿の仲。
キハル・トグリル
CV:斎藤千和
クラリネス王国管轄、ブレッカ子爵領のユリス島に住む少女。胡桃石の笛を使い、島に生息する羽の美しい珍しい鳥を操る技を持つ。ブレッカ子爵に理不尽に鳥を狩られ鳥の保護を求め王城にやってきた。考試により伝達手段として鳥を用いることが決まり、鳥の保護が決定した。以降鳥使いの訓練を王城で行っていた。
白雪が誘拐された時、愛鳥ポポとともにタンバルンに同行し、白雪救出に尽力した。
ラジ・シェナザード
CV:福山潤
白雪が生まれた国タンバルン王国の第1王子。色町で言葉を覚え、金貨を食べて育ったとされる、巷で評判のバカ王子だった。白雪を愛妾として迎えようとするが、白雪に逃亡され、逃亡先に毒林檎を送り、動けなくなったところを拉致しようとしていた。しかし、毒林檎を口にしたのは隣国クラリネス王国の第2王子ゼンだった。隣国の王子毒殺未遂を見逃してもらう代わりに二度と白雪に近づかないこと、名を口にしないことを約束させられた。
その後、クラリネス王国第1王子イザナから招待されウィスタル城に滞在した際、偶然白雪と再会し、彼女から言われた言葉が心に響き、以来、白雪やゼンと真剣に向き合うようになった。
タンバルン王国に帰還後、白雪に世話になった気になり、白雪を夜会に招待するが、白雪をつけ狙う者に白雪が誘拐されてしまった。白雪救出作戦中に、海の鉤爪に対し白雪が「王家の友人」という称号を持つ者だと口からでまかせを言ったが、後に父の承諾を受け、正式な称号として白雪に与えた。
武風(むかぜ)
CV:大川透
タンバルン王国の自警集団「山の獅子」の大将。白雪の父。自分が死んだと白雪に伝えるように白雪の祖父母(母方)に頼んであったのだが、白雪の祖父母が営む酒場に武風が訪れた時、こっそりと教えてもらった白雪が穴が開くほど武風を見ていて、生きている事を知っていた。
西の方の地主の一族だったが、婚約者(白雪の母)を叔父に奪われそうになり、取り返したところ、故郷を追放となった。逃げ込んだ先で出会った当時の「山の獅子」に2人で世話になり、しばらくして白雪も生まれたが、白雪の母が亡くなり白雪を母方の祖父母に預けた。
白雪が国を追われたことを知り、白雪の行方をずっと探していた。
鹿月(かづき)
CV:國立幸
「山の獅子」のメンバー。薄茶色の髪をポニーテールにした美少年。かつて「山の獅子」と敵対していた「海の鉤爪」という海賊の船に乗っており、その美しい外見のせいで貴族に売られ、過酷な目にあった過去がある。その為貴族嫌いで、ラジのせいで国を追われた白雪に自分を重ね、「山の獅子」で守らなければと貴族のもとから連れ去ることを決めた。白雪の意思も聞かず行動したことを後に白雪に謝罪している。
その後は白雪と交流を続けている。
イトヤ
CV:浅沼晋太郎
「山の獅子」のメンバー。左目の下に傷がある。オビに匹敵する強さを持つ。
Related Articles関連記事
【赤髪の白雪姫】世界観が素晴らしい!絶対夢中になる少女漫画まとめ【暁のヨナ】
ヒロインが王子様と恋仲になったり、日本ではない国や古い時代を舞台にした恋愛物語などは、少女漫画にはよくありがちな設定ですよね。でも、このどこにでもあるようなベタな感じが大好きという方もいらっしゃいます。この記事では、絶対夢中になること間違いなしの少女漫画についてまとめました。世界観がもう本当に素晴らしい!王子様と恋人どうしかぁ…いいなぁ…1回でいいからそんな恋愛がしたい…。
Read Article
「赤髪の白雪姫」に見るあきづき空太ワールド
恋愛少女漫画の代表作のひとつに「赤髪の白雪姫」がありますが、こちらはあきづき空太さんの作品になります。テレビアニメ化されるほど人気作となりましたが、「赤髪の白雪姫」をはじめとするあきづき空太さんの漫画本をご紹介させて頂きます。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『赤髪の白雪姫』 概要
- 『赤髪の白雪姫』 あらすじ・ストーリー
- 出会い
- 宮廷薬剤師を目指して
- ラクスド砦の異変
- イザナ王子帰還・ラジ王子の来訪
- 少女の鳥
- 白雪を狙う者~タンバルンからの招待状
- 北の街・リリアスへ
- 新王即位
- 再びリリアスへ
- 灯りの花オリンマリス
- 貴族襲撃事件
- 『赤髪の白雪姫』 登場人物・キャラクター
- 白雪(しらゆき)
- ゼン・ウィスタリア・クラリネス
- ミツヒデ・ルーエン
- 木々・セイラン(きき・せいらん)
- オビ
- イザナ・ウィスタリア・クラリネス
- ハルト・ウィスタリア
- リュウ
- ガラク・ガゼルト
- ヒサメ・ルーギス
- キハル・トグリル
- ラジ・シェナザード
- 武風(むかぜ)
- 鹿月(かづき)
- イトヤ
- 巳早(みはや)
- 『赤髪の白雪姫』 用語解説
- 地名
- クラリネス王国
- ウィスタル城
- ラクスド
- ユリス島
- リリアス
- ウィラント城
- タンバルン王国
- 薬草
- ユラシグレ
- オリンマリス
- その他
- 身分証
- 称号「王家の友人」
- 山の獅子(やまのしし)
- 海の鉤爪(うみのかぎづめ)
- 煌晶石(きしょうせき)
- 『赤髪の白雪姫』名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 赤ってのは運命の色のことを言うんだろ
- ゼンを助けるためラジの言いなりになろうとした白雪をゼンが助けに来たシーン
- 俺はミツヒデと木々が隣にいて自分の立ち位置を見失わず前を見られる、向かい合っていたいと思う者がいるからそいつに背を向けられるような奴にはならないと思える。
- でしたら、故郷の王子があなたで良かったと思えるくらいの方になって下さいよ。礼を欠こうがそう願います。タンバルンで生まれた者として
- ゼンと白雪の想いが通じ合ったシーン
- あんたが守れない時は俺があんたの代わりに守る
- 貴様らが手を出した赤髪の娘はこのタンバルンで唯一人”王家の友人”の称号を与えられたものだ!!このまま逃げられると思わぬことだな
- 私もゼンもオビがいるとその装備とかれてるよね
- リリアスの外壁、全ての門を封鎖する
- あんたとお嬢さんの為なら俺はどこへでも行きましょう
- あんたと主の力になる為と俺の為に 居てもいいかい
- 俺の宝だ すぐに返して貰うぞ
- 『赤髪の白雪姫』の主題歌
- OP(オープニング):早見沙織『やさしい希望』(第2話-第12話)(第1話・第24話ではEDテーマとして使用)
- OP(オープニング):早見沙織『その声が地図になる』(第13話-第24話)
- ED(エンディング):eyelis『絆にのせて』(第2話-第12話)
- ED(エンディング):eyelis『ページ~君と綴る物語~』(第13話-第23話)