ELLEGARDEN(エルレガーデン)の徹底解説まとめ
ELLEGARDEN(エルレガーデン、略称:エルレ)とは、細美武士(Vo, Gt)、生形真一(Gt)、高田雄一(Ba)、高橋宏貴(Dr)の4人から構成される日本のロックバンド。
2001年にアルバム『ELLEGARDEN』でデビュー、2008年に作品制作においてメンバー間にモチベーションの差が出てきたことを理由として、活動を休止。
2018年5月10日、約10年ぶりに活動再開をした。
『ELEVEN FIRE CRACKERS』 - 初のオリコン首位を獲得
細美は英語が堪能であることから、このころから海外のバンドとの交流が盛んにおこなわれた。
2005年2月26日、さいたまスーパーアリーナにて、カナダのロックバンドSUM 41主催のライブツアー「SUM 41 Japan Tour 2005」にオープニングアクトとして出演した。
2006年8月9日、6thシングル「Salamander」をリリース。
2006年11月8日、5thアルバム『ELEVEN FIRE CRACKERS』を発売。生形はインタビューでアルバムについて「最もロック色が強いアルバム」だと述べている。
当時、このアルバムについてASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文は、「最先端のロックに聴こえた」と評価している。
アメリカ盤『RIOT ON THE GRILL』 - 本格的な海外進出とツアーで3万人を動員
2006年にはアメリカ盤の『RIOT ON THE GRILL』を発売、アメリカ合衆国のテキサス州オースティンにて、ロックフェス「SXSW 2006 Music Festival」に出演を果たす。
また、アメリカ7都市を回るライブツアー「ジャパン・ナイト USツアー2006」を開催。
10月からは約半年間をかけて全国ツアー「ELLEGARDEN ELEVEN FIRE CRACKERS TOUR 06-07」を開催し、最終日は、千葉県の国際展示場幕張メッセで行い、ツアー全体で3万人を動員し大成功をおさめた。
『ELLEGARDEN BEST 1999-2008』 - 人気絶頂の中での活動休止
2007年まで順調と思われたバンド活動は突如思いがけない形で休止となる。
2008年5月2日、オフィシャルサイトにて活動休止を発表。
彼らは2006年に発売したアルバム『ELEVEN FIRE CRACKERS』に続く新作アルバム制作中であったが、新しい作品を作るということに対するモチベーションにメンバー間で差が出てきたことが浮き彫りとなり、メンバーによる話し合いの場が持たれた。話し合いの末、このまま制作を続けてもメンバーが納得のいく作品を作ることは難しいという結論に至り、アルバム制作を中断して活動を休止することになった。
同年7月2日、初のベストアルバム『ELLEGARDEN BEST 1999-2008』を発売。そして、9月7日、STUDIO COASTでのラストライブをもって活動を休止した。
人気絶頂の中のこの活動休止は多くのファン、また、アーティストに衝撃をもたらした。9月7日のラストライブで、細美は「解散ではなく、休止。大学生でいう休学だから。待っててね!」と言い残した。
活動休止の理由は多くは語られてはいないが、細美は雑誌の取材などで不仲が原因での活動休止を否定している。
『THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018』 - 活動再開後のELLEGARDEN(エルレガーデン)
ELLEGARDEN(エルレガーデン)の活動休止後、バンドメンバーは個々に音楽活動を続ける。
そんな中、活動休止から約10年が経過した2018年5月10日、突如としてELLEGARDEN(エルレガーデン)は10年振りの復活をオフィシャルサイトにて発表した。
活動休止前のラストライブで約束された復活が約10年の時を経て果たされたことに、ファンだけでなく、ELLEGARDEN(エルレガーデン)の大ファンである日本を代表するロックバンド、ONE OK ROCKなどのアーティストも歓喜の声をあげた。
活動再開を受けてライブツアー『THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018』を開催、チケットは即日完売、プレミアがつくほどのレアなチケットとなり、話題を呼んだ。
2019年は各地で開催される夏フェスに出るなど活動再開後も精力的にバンド活動を続け、多くのファンを魅了し続けている。
ELLEGARDEN(エルレガーデン)のメンバー
細美 武士(ほそみ たけし)
細美 武士(ほそみ たけし)、ボーカル・サイドギターを担当。
1973年2月22日生まれ。
高校を中退しバイクレーサーを志したり、住み込みで工場バイトをしたのちに神田外語大学に入学し英語を習得するなど、ELLEGARDEN(エルレガーデン)に加入するまでに様々な経歴をたどる。
2008年からはthe HIATUS、2015年からはMONOEYESのボーカル・ギターとしても活動。
参加グループのほとんどの楽曲で作詞・作曲を手掛けている。
東日本大震災以降は、主に福島など、東北地方で、チャリティーライブに精力的に参加している。
また、メンバーの生形とはELLEGARDEN(エルレガーデン)に加入する前から仲が良い。
雑誌インタビューで「おれが初めてウブ(生形真一)とスタジオ入るっていう、待ち合わせしてた時に、おれ手持ちのお金がなくて。「ちょっとお金下ろしてくるから付き合って」って言って、アコムに入ったんだよ、俺が」と生形とのエピソードも語っている。
生形 真一(うぶかた しんいち)
生形 真一(うぶかた しんいち)、リードギターとコーラスを担当し、ELLEGARDENのリーダーも担当。
1976年9月30日生まれ。
ELLEGARDENを結成する前から高田とともにバンドを組んでいた。
2008年からベーシストの日向秀和らと結成したNothing's Carved In Stoneのギタリストとしても活動している。
2018年、韓国のロックバンドDAY6の日本2ndシングルStop The Rainのプロデュースも担当し、ギタリストだけでなく、プロデュース活動にも力を入れている。
高田 雄一(たかだ ゆういち)
高田 雄一(たかだ ゆういち)、ベース・コーラスを担当。
1976年7月23日生まれ。
2009年2月にMEANINGにベーシストとして正式加入し、2018年に脱退。
2017年にBBイコール、2018年にMAYKIDZを結成、ベーシストとしても活動する一方で、バラエティ番組「有吉ジャポン」にも出演。アイドルファンで、カメラ小僧である一面が特集された。
高田は活動休止理由について「仲が悪いわけではないが、ずっと一緒にいるとギスギスする部分があった」と説明している。
高橋 宏貴(たかはし ひろたか)
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目次 - Contents
- ELLEGARDEN(エルレガーデン)の概要
- ELLEGARDEN(エルレガーデン)の活動経歴
- 『Stupid』 - ELLEGARDEN(エルレガーデン)結成
- 『ELLEGARDEN』 - 待望のインディーズデビュー
- 『DON'T TRUST ANYONE BUT US』 - 夏フェスでの活躍
- 『My Own Destruction』 - ライブと制作に追われる日々
- 『BRING YOUR BOARD!!』 - 人気の加速
- 『Pepperoni Quattro』 - 大ヒットまでの道のり
- 『RIOT ON THE GRILL』 - 幅広いサウンドに挑戦を続ける
- 『ELEVEN FIRE CRACKERS』 - 初のオリコン首位を獲得
- アメリカ盤『RIOT ON THE GRILL』 - 本格的な海外進出とツアーで3万人を動員
- 『ELLEGARDEN BEST 1999-2008』 - 人気絶頂の中での活動休止
- 『THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018』 - 活動再開後のELLEGARDEN(エルレガーデン)
- ELLEGARDEN(エルレガーデン)のメンバー
- 細美 武士(ほそみ たけし)
- 生形 真一(うぶかた しんいち)
- 高田 雄一(たかだ ゆういち)
- 高橋 宏貴(たかはし ひろたか)
- ELLEGARDEN(エルレガーデン)のディスコグラフィー
- 自主制作盤
- 「Stupid」
- シングル
- 「Bare Foot」
- 「指輪」
- 「ジターバグ」
- 「Missing」
- 「Space Sonic」
- 「Salamander」
- ミニアルバム
- 「ELLEGARDEN」
- 「My Own Destruction」
- フルアルバム
- 「DON'T TRUST ANYONE BUT US」
- 「BRING YOUR BOARD!!」
- 「Pepperoni Quattro」
- 「RIOT ON THE GRILL」
- 「ELEVEN FIRE CRACKERS」
- ベストアルバム
- 「ELLEGARDEN BEST 1999-2008」
- ELLEGARDEN(エルレガーデン)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「ジターバグ」
- 「Supernova」
- 「Make A Wish」
- 「Red Hot」
- 「Missing」
- 「Salamander」
- ELLEGARDEN(エルレガーデン)の名言・発言
- 『大丈夫、なにもかも上手くいく』なんて、口が裂けても言えない。 でも俺が見ている世界の中で、本当に前向きな、魂が楽になれる言葉を綴ったつもり
- 今俺らが歌ってる最中に向こうの方横切ってトイレ行ったりしてる奴ら、そいつらもここ(最前列)にいつか来させてやる。全員ギャフンと言わせてやる。
- フェスにはいろんな人のいろんな思惑が絡み付いて、そんなの誠実じゃねーじゃねぇかと思うこともあるんだけど、音楽好きな奴らが集まって、音楽しか能のねー人間が精一杯演奏する。こんなシンプルな関係は政治なんざには負けやしねぇ。
- お前らが死んでも音楽は何万年も続いていくんだよ
- うわー凄げぇな。学校や会社でうまくいってない奴らがここには多いと思うけど、そんな奴らが集まるとこんなキレイな景色になるんだなー。
- 俺たちみたいにブサイクに生まれたやつがカッコよく見せれるとこってのはひとつしかないよな、そうだな“生きざま”だよな。
- ペイチャンネルがあって、相変わらず。ちょうどいいシーンだったんだよ、大勢でやってるシーンでさあ。3回くらいチ○コに手伸びそうになったけど我慢しました。今日はだから俺体力万全だかんね。長いけどお前ら着いてこいよー
- ELLEGARDEN(エルレガーデン)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ELLEGARDENの由来
- ELLE対ELLEGARDEN(エルレガーデン)の商標事件
- 活動休止理由は楽曲に対するイメージのズレ
- ELLEGARDEN(エルレガーデン)活動再開と芸能人の反応
- indigo la End / ゲスの極み乙女 川谷絵音
- ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文
- KANA-BOON 古賀隼斗
- MAN WITH A MISSION
- 04 Limited Sazabys GEN
- Scott Murphy
- 10-FEET タクマ
- ストレイテナー ナカヤマシンペイ
- RADWIMPS 野田洋次郎
- BLUE ENCOUNT 田辺 駿一
- サンボマスター 木内泰史
- マキシマムザホルモン 川北亮