Nulbarich(ナルバリッチ)の徹底解説まとめ
Nulbarichとは、2016年に結成された、シンガーソングライターJQをリーダーとするバンド。JQ以外のバンドメンバーは固定されておらず、演奏の形態によって変わる。結成からわずか一年後の2017年に1st アルバム『Guess Who?』収録曲「NEW ERA」がHonda「グレイス」のCMソングに抜擢された。そして2019年12月にはさいたまスーパーアリーナにてワンマンライブを開催。彼ら独特のエモーショナルなサウンドは多くの若者から支持されている。
ミニアルバム
『2ND GALAXY』
収録曲
1. Intro
2. Twilight
3. Look Up
4. Kiss Me
5. Get Ready
6. Rock Me Now
7. Lost Game
8. Outro (The Message Part.1)
2019年11月6日にビクターエンタテイメントからリリースされた、Nulbarichのミニアルバム。翌月にさいたまスーパーアリーナのワンマンライブを控えた中で発表されたこのミニアルバムは、楽曲に爽快感や親しみやすさが感じられる。このミニアルバムにはシチズン「クロスリー」のCM曲「Look Up」、アニメ『キャロル&チューズデイ』OP曲「Kiss Me」、映画『HELLO WORLD』主題歌「Lost Game」と、各メディアとのタイアップ曲が多く収録されている。Nulbarichが多くの人の耳に届くようになった結晶といえるミニアルバムである。
EP
『Who We Are』
収録曲
1. Follow Me
2. It’s Who We Are
3. On and On
4. Ordinary
2017年5月24日に、RAINBOW ENTERTAINMENTからリリースされた、Nulbarichの1st EP。冒頭の爽やかなギターカッティングが印象的な「It’s Who We Are」、楽天カード『Apple Pay』の CM曲に起用された「Follow Me」などが収録されている。JQはこのEPについて「初めてのワンマンを控えたワクワク感が詰まっている」と語っている。イギリスのクラブシーンから派生した、アシッドジャズを基調としたサウンドで、多くのファンを魅了した。
『Long Long Time Ago』
収録曲
1. In Your Pocket
2. Spellbound
3. Onliest
4. NEW ERA (88 REMIX)
2019年2月6日にビクターエンタテイメントからリリースされた、Nulbarichの2nd EP。今まで明るい曲調の楽曲を多く発表してきたが、「In Your Pocket」はどこか悲しいメロディから影が感じられる。このEPは初めて尽くしの一年を乗り越え、JQ自身の感情がごちゃ混ぜになった中で、特定の感情をNulbarichとして楽曲たちに込めて発信するのではなく、楽曲を聴いた人々がそれぞれ感情を汲み取って欲しいとJQは語っている。
デジタルシングル
『LUCK』
収録曲
1. LUCK
2020年7月1日に主要音楽サイト、および音楽ストリーミングサービスからデジタル限定シングルとしてリリース。メルセデスベンツ新型「GLA」のCMソングとして制作された。車に乗っているかのような疾走感あふれるビートが特徴的。要所要所で奏でられるシンセサイザーも80年代を思わせる雰囲気を醸し出している。
『ASH feat. Vaundy』
収録曲
1. ASH feat.Vaundy
2. ASH feat.Vaundy(n-buna from ヨルシカ Remix)
2020年10月28日に主要音楽サイト、および音楽ストリーミングサービスからデジタル限定シングルとしてリリース。Nulbarichと現役美大生ミュージシャンVaundyとのコラボレーション楽曲。さらに2曲目には「花に亡霊」で一躍ヒットしたヨルシカによるRemixを収録。楽曲の制作はすべてリモートで行われ、JQとVaundyは言葉ではなく、音源のデータのやり取りによって楽曲を完成させた。アンニュイな楽曲の雰囲気とVaundyのボーカルが見事にマッチしている。またRemixを担当したn-bunaはRemixにあたりデジタル的でありながらグルーヴィーなノリを追及したと述べている。
『TOKYO』
収録曲
1. TOKYO
2021年1月27日に解禁された配信シングル。JQがNulbarichを結成する前に葛藤の中で生きる自分自身に向けてかいた楽曲であったが、今まで音源化されることはなかった。
新型コロナウイルス流行下での不安な気持ちが当時の自分と重なることから、音源化に至った。
ライブ映像作品
『ONE MAN LIVE -A STORY-』
目次 - Contents
- Nulbarichの概要
- Nulbarichの活動経歴
- Nulbarichのメンバー
- JQ(Jeremy Quartus)
- カンノケンタロウ
- ナッポ(永野雄一郎)
- サトウカツシロ
- サクライロック(櫻井陸来)
- 永井隆泰
- ヤマザキタケル(山崎豪)
- 西村奈央
- 久保デラックス(久保正彦)
- 今村慎太郎
- Nulbarichのディスコグラフィティー
- スタジオアルバム
- 『Guess Who?』
- 『H.O.T』
- 『Blank Envelope』
- ミニアルバム
- 『2ND GALAXY』
- EP
- 『Who We Are』
- 『Long Long Time Ago』
- デジタルシングル
- 『LUCK』
- 『ASH feat. Vaundy』
- 『TOKYO』
- ライブ映像作品
- 『ONE MAN LIVE -A STORY-』
- Nulbarichの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- NEW ERA
- Lipstick
- ain’t on the map yet
- It’s Who We Are
- Look Up
- In Your Pocket
- Sweet and Sour
- Nulbarichの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- Nulbarichのアートワークの裏話
- ナルバリくん
- ジャケットデザイン
- Nulbarichの名言・発言
- 「実は「戦略的」ではなく、ただ毎回「フルスウィング」しているだけ」
- 「作品って、僕にとっては感情のメモ書きみたいな部分があって。」
- 関連リンク