ニコ・ロビン/ミス・オールサンデー(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ
ニコ・ロビン(ミス・オールサンデー)とは、『ONE PIECE』に登場する海賊である。
主人公・ルフィ率いる『麦わらの一味』の考古学者。ハナハナの実の能力者で、自由に身体の一部を咲かせる事ができる。
考古学の聖地『オハラ』の唯一の生き残り。8歳にして考古学者になり、ポーネグリフの解読を可能にした天才。現状、ポーネグリフを解読できる唯一の存在であり、物語の中で重要な役割を担っている。
空島編
麦わらの一味は空島へ辿り着く。そこには『神』を自称するエネルという男がいた。エネルはゴロゴロの実(自然系の悪魔の実。雷の力を得る事ができる)の能力者で圧倒的な力を有しており、空島の国・スカイピアを滅ぼし、聖地とされている『フェアリーヴァース(月の事)』へ行こうとしていた。麦わらの一味はエネルと戦う事になる。
空島には黄金郷があると考えられており、ロビンはエネルがいる『神の島』で黄金探索を行った。その中で、ロビンは知識を頼りに遺跡を発見する。ロビンはそこでエネルの配下の神兵を取りまとめる神兵長・ヤマと対峙する。ヤマは遺跡を躊躇う事なく破壊し、ロビンは遺跡を守って攻撃を受けた。遺跡から離れたロビンは怒り心頭で、ヤマを容赦する事なく倒した。しかし、その後エネルと対面して気絶させられた。
ルフィがエネルを倒し、空島は救われた。その後、ロビンはシャンディアという民が守っていたポーネグリフを解析した。そのポーネグリフには『古代兵器ポセイドン』の在り処が示されていた。ロビンは求めていたリオポーネグリフではない事に気を落とした。その時「…おいアンタ!その横に彫ってあるのは同じ文字じゃないか?」とシャンディアの民が声をかけた。そこには「我ここに至り、この文を最果てへと導く。海賊ゴール・D・ロジャー。」と古代文字で書かれていた。それを見たロビンはロジャーが古代文字を扱える事に驚愕した。そして『リオ・ポーネグリフ』が何なのかを悟った。ロビンは酋長に「酋長さん。このポーネグリフはもう役目を果たしているわ。世界中に存在する情報を持ついくつかのポーネグリフは世界中にきっとそれを繋げて読む事ではじめて"空白の歴史"を埋める一つの文章になる。繋げて完成する今まだ存在しないテキスト、それがリオ・ポーネグリフ。海賊王ゴール・D・ロジャーは確かにこの文章を目的地に届けている。」と話した。それと同時にロビンは自身もこれまで呼んだポーネグリフをグランドラインの最果ての島『ラフテル』へ届けねばならないと理解した。
ロングリングロングランド編
ルフィ達は『ロングリングロングランド』という島で『フォクシー海賊団』と『デービーバックファイト』という海賊の賭け事を行い、見事勝利した。その後、ロングリングアイランドに1人の男が現れる。それは海軍大将となったクザン(通称:青キジ)だった。青キジは「お前らをとっ捕まえる気はねェから安心しろ。アラバスタ事後、消えたニコ・ロビンの消息を確認しに来ただけだ。」と話した。だが、その後しばらくルフィの事を観察していた青キジは「じいさんそっくりだな…モンキー・D・ルフィ…。奔放というか…つかみ所がねェというか…!おまえのじいさんにゃあ…おれも昔…世話になってね。おれがここへ来たのはニコ・ロビンと…お前を一目見る為だ…。やっぱお前ら…今死んどくか。」と告げた。青キジは一味が今後、危険な海賊になると思っていた。そしてその中でも特にロビンの事を気にしていた。青キジはロビンがこれまでに関わってきたすべての組織が壊滅している事を告げた。
ロビンは「何が言いたいの!?私を捕まえたいのならそうすればいい!」と叫び、青キジに攻撃を仕掛けるが、氷である青キジには攻撃は通じなかった。青キジの反撃にルフィ、ゾロ、サンジが対抗するが、3人は身体の一部を凍らされてしまう。そしてロビンは全身を凍らされた。青キジはそのままロビンを粉々に砕こうとするが、ルフィ達がなんとかメリー号まで連れ帰った。ゾロやサンジはルフィと一緒に青キジと戦おうとするが、ルフィが一騎討ちを申し込んだ。青キジは「構わねェが…連行する船がねェんで…殺して行くぞ?」と告げた。
その後、青キジと戦ったルフィは、全身を凍らされて戦闘不能になる。しかし、青キジは頭を抱えていた。「まいった。ハメられた。"一騎討ち"を受けちまったからには…この勝負おれの勝ちで…それまで…!そういう事か…?これ以上他の奴らに手を出せば…ヤボはおれだわな。なァ…船長。…それとも、本気でおれに勝つ気でいたのか。」と漏らした。青キジは「お前達は…この先ニコ・ロビンを、あの女を必ず持て余す。ニコ・ロビンという女の生まれついた星の凶暴性をお前達は背負いきれなくなる。」と言い残して姿を消した。ルフィとロビンはチョッパーの処置により息を吹き返した。
ウォーター・セブン編
麦わらの一味は水の都『ウォーターセブン』へと辿り着いた。その時、ルフィ達の船である『ゴーイング・メリー号』は損傷が激しく、船大工に修理してもらう事になった。ロビンは町を散策している時に、世界政府の諜報機関『CP9』のメンバーとすれ違った。その人物は何かをロビンに呟いた。その後、ウォーターセブンの市長・アイスバーグが何者かに襲撃される。アイスバーグは襲撃を受けた際にロビンの姿を見たと証言し、麦わらの一味は襲撃犯として追われる事になった。そんな中、ロビンがサンジとチョッパーの前に現れ、アイスバーグを襲撃した事、自身が抱える闇が一味を滅ぼす事、襲撃犯の罪を麦わらの一味に被せて逃げる事を告げた。そして「こんな私に今まで良くしてくれてありがとう。」と告げて姿を消した。
その後、ロビンはCP9のメンバーと再びアイスバーグを襲撃する。アイスバーグは『古代兵器プルトン』の設計図を所持していると考えられており、CP9の任務はその設計図を手に入れる事だった。
ロビンはアイスバーグと対面する。アイスバーグからなぜ政府に加担するのかを聞かれたロビンは「全てを捨てても叶えたい"願い"があるからよ。この町でCP9が私に突きつけてきた条件は二つ。暗殺の罪を"麦わらの一味"にきせる事…。その後、政府に身を預け…従う事。」と話した。政府に従えばロビンの命がないとアイスバーグは話した。するとロビンは、CP9が自身の故郷を滅ぼした『バスターコール』を麦わらの一味に対して発動する権利を青キジもらっている事を話した。そして「条件をのまなければ私達に"バスターコール"がかかる。私が今まで20年、どんな状況でも逃げのびて来れたのは守るものがなかったから…。人を裏切り、盾にできたから。でも、もう今の私には本当にそれができない…!一度捨てた命も…!失った心も、途絶えた夢も、みんな掬い上げてくれる。こんな私を信じてくれる仲間ができた…。」と話した。アイスバーグが「…じゃあお前の"願い"ってのは…。」と聞くと、ロビンは「私を除く"麦わらの一味"の6人が無事にこの島を出向する事。」と告げた。ロビンはルフィ達さえ助かれば世界がどうなろうとも構わなかった。
その後、アイスバーグは死ななかったが、アイスバーグからプルトンの設計図を渡されていたフランキー、フランキーと一緒にいたウソップがCP9に捕らえられ、ロビンと一緒に海列車で『エニエス・ロビー(世界政府が直轄する裁判所がある)』へと連行される。
海列車にはロビンを探していたサンジが乗っていた。サンジはウソップとフランキーを助け出し、ロビンを連れ戻そうとした。サンジ達はロビンを連れ出す事に成功するが、ロビンは自らCP9の元へ戻っていった。ロビンはあくまで麦わらの一味を守ろうとしていた。その時、ウソップは「…大丈夫だ…!ロビン、お前…大丈夫だぞ。…お前まだなんか隠してんな…!別に…それはいい。…ただし海賊は…船長の許可なく一味を抜ける事はできない…!だからお前…ルフィを信じろ。」とロビンに話した。
ロビンを連れ戻しに来たCP9のブルーノは、ロビンの故郷がバスターコールにより滅ぼされ、その恐ろしさを知っている故に協定を破らない、と話して去って行った。それを聞いたサンジは「どこまで腐ってんだてめェらはァ!」と叫んだ。
エニエス・ロビー編
エニエス・ロビーへと連行されたロビンとフランキーはCP9を統括していたスパンダムという男と対面する。スパンダムはオハラでバスターコールを発動させたスパンダインの息子であった。ルフィ達はロビンを何としても奪い返そうとし、エニエス・ロビーへと攻め入った。その報告を受けたスパンダムはルフィ達を捕らえて大監獄『インペルダウン』へと連行しようとする。それを聞いたロビンは「約束が違うじゃない!」と叫ぶが、スパンダムは「あいつらはウォーターセブンを無事に出航してここへ来たんじゃねェのか!?」と言って笑った。その後、ルフィ達は大暴れをし、スパンダムはCP9に麦わらの一味の抹殺を言い渡した。それを聞いていたフランキーは「顔をあげろ、ニコ・ロビン。お前が仲間の為に呑んだ政府からの協定もあっさり破られたはず。もう、あいつらの助けに応じてここを脱出するしか道はねェ筈だ。なのにお前一人が、まだ何かから逃げ回ってるみてェによ…。お前が目を逸らしてたら、あいつらお前を救えねぇんだぞ!今からお前を麦わらに合わせる。」とロビンに告げて部屋から連れ出した。そこから見える対岸にルフィ達は集合していた。
ロビンは「私はもうあなた達の顔も見たくもないのに!どうして助けに来たりするの!?私はもう…死にたいのよ!」と話すと、ルフィは「あのなァ!お前!おれ達ここまで来ちまったから、とにかく助けるからよ!そんでなァ、それでもまだお前死にたかったら、そしたら、その時しね!」と返した。しかし、ロビンはそれでもルフィ達に助けられる決心をつけられずにいた。ロビンは故郷オハラで起こった来事を思い返していた。
「20年前…私から全てを奪い、大勢の人達の人生を狂わせた…たった一度の攻撃が『バスターコール』…!その攻撃が…やっと出会えた気を許せる仲間達に向けられた。私があなた達と一緒にいたいと望めば望むほど、私の運命があなた達に牙をむく!私には海をどこまで進んでも、振り払えない巨大な敵がいる!私の敵は…『世界』とその『闇』だから…!青キジの時も!今回の事も…!もう二度もあなた達を巻き込んだ…!これが永遠に続けばどんなに気のいいあなた達だって…!いつか重荷に思う!いつか私を裏切って捨てるに決まってる!それが一番怖いの!…だから助けに来て欲しくもなかった!いつか落とす命なら、私は今ここで死にたい!」と叫んだ。それを聞いたスパンダムは「そりゃそうだ!お前をかかえて邪魔だと思わねェバカはいねーよ!あの象徴(世界政府の旗)を見ろ海賊共ォー!あのマークは四つの海と『偉大なる航路(グランドライン)』にある170国以上の加盟国の結束を示すもの…!これが世界だ!この女がどれ程、巨大な組織に追われて来たかわかったかァ!」と言って笑った。するとルフィはウソップに「あの旗撃ち抜け。」と命じ、世界政府の旗を燃やした。旗への攻撃は宣戦布告を意味しており、それを見た役人たちは驚愕していた。スパンダムは「正気か貴様らァ!全世界を敵に回して生きてられると思うなよォ!」と言うが、ルフィは「望むところだァーっ!」と叫んだ。
ルフィは「ロビン!まだお前の口から聞いてねェ!『生きたい』と言えェ!」とロビンに言った。ロビンは「生きたいっ!私も一緒に海へ連れてって!」と生まれて初めて自身の本音を話した。それを聞いたルフィ達は笑い、ロビン奪還の為にCP9のメンバーと戦いを繰り広げる。
フランキーの師匠やアイスバーグがプルトンの設計図を消去しないのはもし古代兵器が復活した時、それに対抗する力を残すためだった。フランキーはトムからロビンは世界兵器を呼び起こす危険人物だと知らされていた。しかし、ロビンが兵器を悪用する人物ではなく、またロビンを守ろうとする仲間がいると知ったフランキーは、プルトンの設計図を焼却した。それによりロビンは古代兵器を復活させる事ができる唯一の存在となった。
スパンダムはロビンを連れてエニエス・ロビーを脱出しようとした。ロビンは海楼石(海のエネルギーを持つ石であり、悪魔の実の能力者の力を制限する事ができる)の手錠をはめれられており、それに従うしかなかった。逃走の途中、スパンダムは誤ってバスターコールを発動させてしまう。ロビンは石橋を噛んで踏みとどまった。しかし、スパンダムは無理矢理ロビンを連行しようとする。その時、スパンダムと周囲にいた衛兵達がウソップに狙撃された。更にそこにフランキーも現れ、ロビンを守った。ロビンの海楼石の錠の鍵はCP9のメンバーが持っていたが、麦わらの一味が倒して鍵を集めていた。それによりロビンは開放される。
バスターコールにより軍艦が押し寄せ、エニエス・ロビーに砲撃が始まった。ロビン達は押し寄せた海兵達と戦いながら、CP9一番の実力者であるロブ・ルッチと戦うルフィを待っていた。ルフィは死闘の末にロブ・ルッチを倒し、「一緒に帰るぞォ!ロビ〜ン!」と叫んだ。それを聞いたロビンは涙を流した。その後、麦わらの一味はウォーターセブンへと帰還した。
ウォーターセブンでは盛大な宴が開かれた。その時、ロビンは青キジと再会した。
青キジが「なぜいつもの様に逃げ出さなかった。お前一人なら『CP9』からも逃げ出せた筈だ。」と問うと、ロビンは「…今までとは違うと言ったでしょう?彼らを見殺しになんてできなかった…。」と答えた。青キジは「20年前オハラの為に戦った巨人ハグワール・D・サウロとおれは…親友だった。あの日…奴の意志をくみ…お前を島から逃したおれには、その後の人生を見届ける義務がある…!だが20年たっても宿る木もなく、追われては飛び回る危険な爆弾をこれ以上放置できないとふんだ。何より…お前はもう死にたがっていると思った…。おれは今回…オハラの全てに決着をつけるつもりでいたんだ。当然『CP9』が敗れるという結果はまったく予測できなかった…。」と続けた。「やっと宿り木が見つかったのか…!?」「サウロがお前を生かした事は…正しかったのか、間違いだったのか…これからお前は…その答えを見せてくれるのか?」と聞かれたロビンはそれを肯定した。青キジは「…だったらしっかり生きてみせろ…。オハラはまだ滅んじゃいねェ。」と言い残して姿を消した。
その後、麦わらの一味はフランキーを船大工として仲間に引き入れ、新たな船『サウザンド・サニー号』で海に出た。
シャボンディ諸島編
ルフィ達は王下七武海の1人ゲッコー・モリアを倒し、音楽家・ブルックを仲間に入れて旅を続けた。麦わらの一味が次に向かうのは深海にある『魚人島』であった。魚人島に行く為には船をシャボン玉でコーティングする必要があった。一行はコーティング職人に当てがある魚人のハチに連れ添って『シャボンディ諸島』へと向かった。
シャボンディ諸島には、世界政府を作った王達の末裔である『天竜人』がいた。天竜人は絶大な権力を持っており、気に入った女性を強制的に連行するなど横暴を働いていた。更に天竜人はハチを銃撃して捕らえようとしたり、ハチの友人の人魚・ケイミーを奴隷として買おうとする。それを見たルフィは激怒し、天竜人を殴りつけた。天竜人への暴行は大犯罪であり、それにより海軍大将・黄猿が軍を率いてシャボンディ諸島に押し寄せる。
麦わらの一味は3日後に集合する事を決め、バラバラに逃げる事にする。しかし、ピカピカの実(自然系の悪魔の実で、光の力を得られる)の能力者である黄猿から逃げるのは難しく、ルフィ達は追い詰められてしまう。それを救ったのは海賊王ゴール・D・ロジャーの船の副船長であるシルバーズ・レイリーだった。ハチの知り合いのコーティング職人とはレイリーの事だった。窮地を脱した一同だったが、そこに王下七武海のバーソロミュー・くまが現れる。くまはニキュニキュの実(肉球人間。手のひらの肉球は何でも弾き飛ばす事ができる)の能力で麦わらの一味の面々をバラバラに弾き飛ばした。それにより、麦わらの一味は離散することになった。
テキーラウルフ編
ロビンは東の海の『テキーラウルフ』へと飛ばされていた。テキーラウルフは橋の上にある国で、700年間人を奴隷のように扱って巨大な橋を建造していた。ロビンは橋の建造を強制される。その後、ロビンは世界政府打倒を目的とする『革命軍』に助けられた。革命軍のボスはルフィの父であるモンキー・D・ドラゴンであった。革命軍の中で『革命の灯火』としてずっと行方を探されていた事を知らされたロビンは「フフ…おかしな運命ね。」と言って笑った。
その後、ロビンは新聞によりルフィが白ひげ海賊団と海軍の戦争『マリンフォード頂上戦争』に参加し、兄であるポートガス・D・エースを失った事、ルフィが麦わらの一味の集合を2年後にした事を知った。ロビンは「ルフィ…あなたのお父さんの下で世界の流れに身を投じれば…少しは強くなれるかしら。誰かの為に強くなりたいなんて考えた事もなかった…。」と思いを抱き、革命軍と行動を共にした。
魚人島編
マリンフォード頂上戦争から2年後、麦わらの一味はシャボンディ諸島で集合を果たし、魚人島へと向かった。
魚人島ではホーディー・ジョーンズという魚人が『新魚人海賊団』を結成し、人間と友好を築こうとする魚人を排除し、『世界会議(世界中の王が集う会議)』に乗り込もうとしていた。麦わらの一味は新魚人海賊団と戦いを広げ、勝利を収めた。
ロビンは魚人島の王・ネプチューンを呼び出して話をした。
ロビンは「『ジョイボーイ』って誰?」と聞いた。魚人島のポーネグリフにはジョイボーイという人間が何かに謝罪しているような内容だったのだ。ネプチューンは「ジョイボーイというのは『空白の100年』に実在した地球の人物なのじゃもん。あの文章は当時この島におった『人魚姫』に宛てられたものじゃもん。魚人島との約束を破った事への謝罪文だという…。内容は詳しく伝わっておらんが、いずれ必ずジョイボーイに代わって約束を果たしに来る者が現れる。それがわしら王族に伝わる伝説…。じゃから我々はその日を信じ…先祖代々『ノア(魚人島に沈んでいるとてつもなく巨大な船)』を見守り続ける事が彼との約束。来たるべきその時初めて巨船『ノア』は使命を授かるんじゃもん…!」と話した。ロビンはジョイボーイに海王類を動かす力があったのかを聞くと、ネプチューンはそれを否定した(その日、ネプチューンの娘・しらほし姫が海王類を操る事ができると分かった)。それを聞いたロビンは「2年前…私は『空島』で古代兵器のありかを示したポーネグリフを読んだの。場所は確かにココを示してた。ジョイボーイと同じ時代に生きたその人魚姫、もしかしてこう呼ばれてたんじゃないかしら?つまり同じ力を持つしらほし姫も…これと同じ名を受け継ぐ事になる。彼女の…もう一つの名は…『古代兵器ポセイドン』。」と話した。それを聞いたネプチューンは険しい顔を浮かべ「いかにも。」と答えた。
ドレスローザ編
魚人島を抜けた麦わらの一味は『パンクハザード』という島に向かった。パンクハザードにはルフィと同じ『最悪の世代(ルフィと同世代の億超えの海賊の総称)』の1人であるトラファルガー・ローがいた。ローは四皇・カイドウを倒す策があると話し、ルフィに海賊同盟を申し込んだ。ルフィはその提案をのみ、ローと同盟を結んだ。カイドウは王下七武海の1人であるドンキホーテ・ドフラミンゴから人工悪魔の実『SMILE』を仕入れ、最強の軍勢を作り出そうとしていた。パンクハザードにはSMILEを作っている科学者シーザー・クラウンがおり、ローはシーザーの誘拐を企てた。ローはシーザーを誘拐してカイドウとドフラミンゴの取引を失敗させ、2人をぶつけようとしていた。そしてルフィとローは協力してシーザーの誘拐に成功した。その時、パンクハザードで出会った『ワノ国』の侍、錦えもんとその息子・モモの助が行動をともにする事になった。
その後、ルフィ達はドフラミンゴがいる『ドレスローザ』へ行き、SMILEの製造工場を破壊しようとする。ルフィ達は工場破壊チームと、船に待機するチームに別れ行動する事になった。ロビンはルフィ達と一緒にドレスローザへ行く事になった。
ドフラミンゴはホビホビの実(触った相手を人形にする事ができる)の能力者であるシュガーを使い、要人や海賊達、ドレスローザの住民達を人形に変えていた。また、ドレスローザに住むトンタッタ族(手のひらサイズの小人達)を奴隷のように扱っていた。ローはドフラミンゴを生かしてカイドウとぶつけるつもりだったが、ドレスローザの闇を知ったルフィ達はドフラミンゴを討つ事を決める。
ロビンは前ドレスローザの国王の孫・レベッカと一緒に手錠をされて動きを封じられているローに鍵を渡そうとする。鍵を渡そうとする道中、ロビンはルフィの熱狂的な信者の海賊・バルトロメオと、ドフラミンゴファミリーの幹部であるグラディウスが戦っている場面に遭遇する。バルトロメオはルフィを信じて身を張って戦いを繰り広げていた。それを見たロビンは「わかるわ。あなたの気持ち。私達の船長には…命を懸ける価値がある!」と話した。その後、ロビンとレベッカはドンキホーテファミリーの最高幹部であるディアマンテと遭遇する。ディアマンテはレベッカの母親を殺害した人物だった。ロビンはディアマンテの攻撃からレベッカを身を挺して守った。そしてそこに駆けつけたレベッカの父・キュロスとディアマンテの決闘を見守った。
ドフラミンゴはルフィによって倒され、ドレスローザは救われた。
ゾウ編
ルフィ達は船に残っていたナミ達が向かった『ゾウ』という場所へ向かった。ゾウにある国『モコモ公国』はカイドウの部下であるジャックに襲撃され、滅んでいた。ジャックは『雷ぞう』というワノ国の侍を探してモコモ公国にやって来るが、モコモ公国に住むミンク族はその男を知らないと話した。それを聞いたジャックは「侍がいれば攻撃はやめる!いねェのは…罪だ!」と言い、毒ガス兵器を使用して去って行った。毒ガスによりミンク族は瀕死の状態にあったが、そこに現れたナミ達により命を救われていた。
ルフィ達と一緒にモコモ公国に来た錦えもんは「雷ぞうという同志を捜しにきた!この国に来てはおらぬか!」と叫んだ。その雷ぞうという人物を巡ってモコモ公国は滅ぼされていた為、ミンク族が暴れだすのではないかとルフィ達は身構えた。しかし、ミンク族達は腰を下ろし、「雷ぞう殿は…ご無事です!」と話した。それを聞いたルフィ達は驚愕した。実は雷ぞうはモコモ公国におり、ミンク族は国が滅んでも雷ぞうを守っていたのだった。
ミンク族はワノ国の『光月家』と兄弟分の契りを交わしていた。錦えもんの息子とされていたモモの助は、実は息子ではなく光月家の跡取りであり、錦えもんと雷ぞうはその従者だった。ワノ国は今、黒炭オロチという人物とカイドウが牛耳っており、モモの助達はその2人を倒す仲間を探していたのだった。
ミンク族のイヌアラシ、ネコマムシはモコモ公国の奥にある『クジラの森』に案内した。そこには雷ぞうと赤いポーネグリフの姿があった。イヌアラシ達はそのポーネグリフが『偉大なる航路(グランドライン)』の最後の島『ラフテル』へと導く『ロードポーネグリフ』だと話した。ロードポーネグリフは全部で4つあり、その内の2つはカイドウとビッグ・マムが所持していると話した。ナミはロードポーネグリフの情報から海図が描けると話した。そして光月家がポーネグリフを作った事、光月家の前当主・光月おでんがカイドウとオロチに殺された事が明かされた。ロビンがポーネグリフを読めると知ったネコマムシは「それより心配なんはゆガラの身じゃな、ニコ・ロビン。今、世界中で『空白の100年』に興味あるやガラ等は"写し"を何枚も集めゆうが誰もそれを解読できちょらんのじゃき…!いざそれを読みたい思うた時…!世界中の"大物達"がゆガラの身を奪いに来るぜよ。」と話した。だが、それを聞いたロビンは「構わないわ。…私には守ってくれる強い仲間がいるから。」と言って微笑んだ。
その後、ルフィとローはモモの助達からカイドウとオロチを共に倒すように頼まれた。そしてルフィはローのハートの海賊団、モモの助率いる光月家の一族、ミンク族とで同盟を結んだ。
ルフィ達がモコモ公国に来た時、サンジは姿を消していた。ルフィ達が来る前、ビッグ・マムの傘下の海賊であるカポネ・ベッジ(ルフィと同じ『最悪の世代』の1人)とペコムズがゾウに現れた。ベッジはサンジとビッグ・マムの娘との結婚が決まったと話した。実はサンジは強力な科学力を有する『ジェルマ王国』の王子であり、ビッグ・マムはジェルマの力を得るために娘とサンジを政略結婚させようとしていた。サンジは勿論それを断ったが、ビッグ・マムがサンジの恩人であるゼフの情報を手に入れている事を聞かされ、ベッジ達と共にビッグ・マムの元へ向かっていた。
ルフィはサンジ救出チームと、ワノ国に渡って戦いの準備をするチームに分けた。ロビンはルフィたちよりも先にワノ国へ渡る事となった。
ワノ国編
ルフィ達がサンジを連れ戻すために、四皇の一人ビッグ・マムの縄張りホールケーキアイランドに向かった後、ロビンは他の仲間と共に先んじてワノ国に入国した。そではワノ国の都、花の都の生活に溶け込み正体がバレないように情報を集めることに徹した。ロビンは遊女としてとある遊郭に潜入し、将軍オロチの座敷に上がれるように芸事の修行に励んだ。その甲斐あってロビンは、ワノ国一番の花魁・小紫(こむらさき)も参列するオロチの宴に招かれた。ロビンは座敷に潜入し、「ハナハナの実」の能力で分身を作り出してオロチ城の中の調査を始める。しかしオロチに使える忍の集団・御庭番衆に見つかってしまった。ロビンはその場をやり過ごして座敷に戻り、お面で顔を隠して他の遊女に紛れた。
するとそこで事件が起こる。オロチが光月家のことを語る姿を見て、禿(かむろ)の少女・コトが大笑いをしてしまったのだ。オロチの部下達はオロチが光月家を語ることについて馬鹿にはしているものの、笑えばその場で殺されてしまうので我慢していた。それなのにコトが大笑いをやめないため、周囲は慌て始める。馬鹿にされたと怒った動物系幻獣種の悪魔の実「ヘビヘビの実 モデル“八岐大蛇”」の能力者オロチは、ヤマタノオロチに姿を変えてコトを殺そうとした。それを止めたのは小紫だった。小紫は将軍であるオロチの頬を叩き、その無礼のせいでオロチの部下・狂死郎(きょうしろう)に斬られて殺されてしまう。場が荒れたことを利用して、ロビンはコトを連れて逃げ出す。天井裏に潜んでいたナミやくノ一のしのぶ、ブルックの助力もあって、ロビンは無事に脱出し、コトを遊郭まで送り届けることができた。
その後ロビンは霜月康イエ/トノ康の処刑場にて、再びコトを目にする。オロチに銃殺されてしまった父・康イエの遺体に駆け寄り泣きじゃくるコトは、オロチに見つかり殺されかける。しかしそこを助けたのがゾロとサンジだった。正体が露見したことにより、その場で戦いが巻き起こる。ロビンも参戦し、コトを連れてその場を脱出。ナミとウソップ、ブルックと共にコトを連れて編み笠村へと逃れた。
そして決戦の日。ワノ国で年に一度行われる火祭りの夜。ロビンはルフィ達と共にサウザンド・サニー号で、赤鞘九人男の錦えもん達との合流地点へ向かう。そしてそのまま四皇カイドウの居城・鬼ヶ島へと進軍した。隠密での潜入に成功する一行だったが、イベント会場・ライブフロアでルフィやゾロが暴れだしてしまい、侍軍団の潜入が百獣海賊団にバレてしまう。ロビンもそこで戦っていると、百獣海賊団の幹部”飛び六胞”の一人・ブラックマリアに捕まってしまったサンジから助けを請う連絡が入った。ロビンはブルックと共にサンジ救出に向かう。そしてサンジに自分を頼ってくれて嬉しかったことを伝えた。そしてロビンはブラックマリアと一騎打ちで勝負をし、新たな技「悪魔咲き(デモニオフルール)”大渦潮(グランジャグジー)クラッチ ”」で倒すことに成功する。新技で力を使い果たしたロビンはブルックに抱えられて、鬼ヶ島城内を移動。その途中で歴史の本文(ポーネグリフ)を読むことができるロビンを狙う世界政府の期間「CP-0」に出くわした。ロビンとブルックは助太刀してくれた白ひげ海賊団のイゾウや、最悪の世代の一人X・ドレーク(ディエス・ドレーク)の手助けもあり逃れることができた。
鬼ヶ島での戦いは、ルフィがカイドウに勝ったことで幕を閉じる。そして数日後、重症だったルフィやゾロが目を覚ました日の夜に花の都で盛大な祭りが開かれた。祭りで盛り上がる街の音を聞きながら、ロビンは城内の地下室を訪れる。そこには所狭しとこけしが並べられており、ロビンはそれを不思議がった。そのこけしは編み笠村でお玉という少女と暮らしていた天狗の面を被った刀鍛冶・天狗山飛徹(てんぐやま ひてつ)のコレクションであり、ロビンの元に現れた飛徹はそれを自慢気に話した。しかし飛徹の正体は実は亡き光月おでんの父・光月スキヤキだったことが判明。こけしがあった部屋は、スキヤキが長年幽閉された部屋だったのだ。ロビンは飛徹に尋ねる。「ねェ天狗さん…!!この国にある筈なの!!古代兵器『プルトン』。アラバスタ王国の”歴史の本文(ポーネグリフ)”に記されていた」と。飛徹はそれに「あるとも」と神妙な面持ちで答えるのだった。
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ニコ・オルビア
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ONE PIECE(ワンピース)の麦わら大船団まとめ
麦わら大船団とは、『ONE PIECE』に登場する、複数の海賊団が集まる船団の名称。主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団に、7つの海賊団が半ば強引に傘下に入ることでできた船団だ。大頭であるルフィ非公認の船団であり、傘下に入ることを臨んだ面々が勝手に名乗っているだけである。傘下の者は、ルフィの「自由」という信条に従い、「それなら自分達の自由も認められるはず」と言って勝手にルフィに忠誠を誓った。本作ナレーションによると、この後各々が成長し、とある大事件を起こすことになるとのことである。
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ニコ・ロビン/ミス・オールサンデー(ONE PIECE)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ONE PIECE』の主人公ルフィ率いる麦わらの一味の考古学者ニコ・ロビンは、世界政府に禁じられた「空白の100年」を読み解くことを目的に旅を続けている。秘密組織「バロックワークス」の副社長という立場で敵として登場したロビンだが、ルフィに命を救われ強引に仲間に加わった。一時は「常に命を狙われている身」である為、彼らに被害が及ぶことを恐れて身を引いたが、再び助け出された後は一味に対して全幅の信頼を置いている。本記事ではニコ・ロビンの名言・名セリフ/名シーン・名場面をまとめて紹介する。
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ONE PIECE(ワンピース)のネタバレ解説・考察まとめ
『ONE PIECE』とは『週刊少年ジャンプ』にて連載されている尾田栄一郎による漫画作品。海賊王を目指して「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求める主人公「モンキー・D・ルフィ」を中心に仲間との友情や夢、バトルなどの海洋冒険ロマンが描かれている。また、2015年に「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネスにも認定されているほど人気の高い作品である。
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ONE PIECE(実写版ワンピース)のネタバレ解説・考察まとめ
『ONE PIECE』(実写ドラマ版ワンピース)とは、海賊王を目指す男と仲間たちの冒険と戦いを描いた、尾田栄一郎による同名漫画をドラマ化した作品。海外の制作会社が制作する日本の漫画原作の実写作品ということで、公開前から大きな注目を集めた。制作には原作者の尾田も関わっており、「原作ファンも楽しめる」と太鼓判を押している。 海賊王を目指すモンキー・D・ルフィは、仲間を求めて海へと繰り出す。そこでルフィは一騎当千の剣士ロロノア・ゾロ、女航海士ナミ、ホラ吹き狙撃手ウソップらと出会い、絆を深めていく。
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ONE PIECE(ワンピース)の悪魔の実と能力者まとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)とは、海賊を題材にした尾田栄一郎の描く少年漫画。海賊王になることを夢見る少年モンキー・D・ルフィが、仲間とともに大海原を大冒険する物語である。作中には「悪魔の実」と呼ばれる不思議な果実が登場し、「悪魔の実」を食べて何らかの能力を得たものを「能力者」と呼ぶ。様々な能力者が繰り広げる数々のバトルは、『ONE PIECE』の中でも最大の魅力とも言える。この記事では、「悪魔の実」とその能力者についてまとめてみた。
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ONE PIECE(ワンピース)の海賊船・軍艦・客船・乗り物まとめ
『ONE PIECE』は1997年から『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された、尾田栄一郎による海賊を題材とした海洋冒険漫画。 世界中の海を海賊が行き交い、様々に活躍する大海賊時代。主人公モンキー・D・ルフィは海賊王になることを夢見て故郷を飛び出し、仲間と共に大海原へと、冒険の旅へと臨んでいく。 舞台が海洋であるだけに、作中には数多くの海賊団、海軍、民間の船乗りが登場し、それぞれが個別に個性豊かな船舶を所有している。本記事では『ONE PIECE』に登場する多種多様な船舶を紹介していく。
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ONE PIECE(ワンピース)の海賊旗まとめ
『ONE PIECE(ワンピース)』とは、尾田栄一郎による漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。 海賊王に憧れるモンキー・D・ルフィが「ひとつなぎの大秘宝(=ワンピース)」を見つけるために仲間と共に冒険を繰り広げる。迫力のあるバトルシーンだけでなく、ギャグシーン、仲間との友情を描いている。『ONE PIECE(ワンピース)』において、1つの海賊団につき1つの「海賊旗」が存在し、作中では様々な海賊旗が登場する。
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ONE PIECE(ワンピース)の全海賊団の船長・メンバーまとめ
尾田栄一郎によって描かれた世界的大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中では「四皇」を筆頭に、実に多くの海賊たちが日々しのぎを削っている。本記事では『ONE PIECE』に登場する海賊団の船長やメンバーの情報を、「四皇」「王下七武海」「超新星」のほか、アニメ・映画オリジナルなどジャンルごとにまとめて紹介する。
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ONE PIECE(ワンピース)の海軍まとめ
海軍とは、尾田栄一郎の漫画作品『ONE PIECE』に登場する海上治安維持組織である。海軍本部は「偉大なる航路(グランドライン)」の三大勢力の一つとして世界の均衡を保っている。主な任務は海賊を始めとする違法行為の取り締まりや罪人の逮捕で、悪魔の実の能力者、覇気使いといった猛者が多く所属する。「正義」の名のもとに民間人を守る立場だが、海兵の中には自らの正義を暴走させる者、正義よりも己の利益や権威を重視する者もいる。不都合な事実の隠蔽や奴隷売買の黙認など、海軍には闇も多い。
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ONE PIECE(ワンピース)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『ONE PIECE』とは、尾田栄一郎による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。海賊王の称号とひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を目指し、主人公のモンキー・D・ルフィと仲間たちが冒険をする。王道的な少年漫画要素と社会問題を絡めた作品で、『週刊少年ジャンプ』の看板作品である。作中には、実在するものから架空のものまで多くの料理、食べ物、飲み物が登場する。冒険や感動で胸を躍らせ、登場する料理や食べ物に思いをはせるのも楽しみの一つだ。
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ONE PIECE(ワンピース)のアニメオリジナルキャラクターまとめ
『ONE PECE』とは、尾田栄一郎による海洋冒険漫画作品である。1997年より『週刊少年ジャンプ』で連載開始。王道的な少年漫画の要素、独自の世界観からたちまち人気を博し、1999年からフジテレビ系列でアニメ化された。敵、味方共に個性と魅力に溢れたキャラクターが多い。長きに渡るアニメ放送、10を超える劇場版作品においては、オリジナルのキャラクターも多数登場。物語を盛り上げている。
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ONE PIECE(ワンピース)の懸賞金ランキングまとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)における「懸賞金」とは、作中に登場する海賊たちの中でも“特に勢力などが強大な者”の捕獲もしくは殺害が成功した場合に世界政府から与えられる報酬のことである。 金額は“世界政府にとっての脅威度の高さ”とほぼイコールとなっているが、個人としての戦闘力もそこに含まれる。社会への影響力も重視されるため、それほど悪事をしていなくても高額の懸賞金をかけられることもある。懸賞金をかけられるようになって初めて、海賊としては1人前の扱いとなる。
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ONE PIECE(ワンピース)の異名・通り名・二つ名・別名まとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)とは、尾田栄一郎による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。海賊王の名称と、ひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を目指し、主人公モンキー・D・ルフィが仲間たちと冒険を続ける物語。本編には広く世に名を轟かせる海賊や海兵が多く登場する。彼らはその特徴や能力を元にした異名、通り名、二つ名、別名を持つ。麦わら帽子を被ったルフィが「麦わらのルフィ」と呼ばれるように、異名は各人の特徴を示し、キャラクターの魅力を一層味わい深いものにする。
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ONE PIECE(ワンピース)の生物・植物・種族まとめ
『ONE PIECE(ワンピース)』は、世界的な人気を誇る少年漫画。海賊を題材としており、世界の大半が海である架空の世界が舞台だ。作中では様々な生物や植物、種族が登場し、ユニークでオリジナリティ溢れる世界観を引き立てる。海が舞台であるため水棲生物が多いが、各島特有の陸上生物や鳥類も多数登場。植物も面白い特性を持つものが多く、人々の生活を支えている。人間以外の種族も登場し、見上げるほど大きな巨人族から、手のひらに乗る小人族まで活躍する。
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ONE PIECE(ワンピース)の巨兵海賊団まとめ
尾田栄一郎による大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中ではおよそ百年前、強大な力を持った巨人たちによって構成された「巨兵海賊団」が世界を震撼させたと言及されている。「山ひげ」ヤルルと「滝ひげ」ヨルルが創り上げ、後に「赤鬼」のドリーと「青鬼」のブロギーに受け継がれた。しかしドリーとブロギーの些細な諍いによって海賊団は自然消滅してしまう。船員だったオイモとカーシーは二人を探しに出た先で海軍に捕まり、50年間に渡ってエニエス・ロビーの門番を務めていた。
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ONE PIECE(ワンピース)の病気・奇病まとめ
大人気海賊漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の作中には、様々な病気・奇病が登場する。それらの中には「壊血病(かいけつびょう)」のように実在するものもあれば、「樹熱(きねつ)」や「珀鉛病(はくえんびょう)」のように『ONE PIECE』にだけ登場する架空のものも存在する。架空の病気の多くは、モデルとなっている現実の病気もあり、読者の間でも考察が繰り広げられている。またウソップの持病「~してはいけない病」やボア・ハンコックの「恋煩い」など、ユニークな病気も多数登場する。
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ONE PIECE(ワンピース)の電伝虫まとめ
電伝虫(でんでんむし)とは、漫画家・尾田栄一郎が描く、大人気海賊漫画『ONE PIECE』(ワンピース)に登場する生物の1つ。電波(念波)で他の個体と交信する性質を持つカタツムリのような生物で、『ONE PIECE』の世界で欠かすことができない通信手段である。もともと野生の生物で、受話器などは人間が後付けしている。擬態機能があり、人間が受話器に喋ると、受信側の個体が喋っている人間の声や表情を真似する性質があり、同じ電伝虫でも使用者によって外見が異なっている場合が多い。
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ONE PIECE(ワンピース)の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)とは、尾田栄一郎原作の少年漫画及びアニメ。主人公のモンキー・D・ルフィが海賊王を目指し、仲間たちと共に「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマンである。作中の恋愛シーンはあまり多くなく、公式のカップルも少ない。しかし恋愛あるなしに関係なく、特別な絆で結ばれているカップルが多く存在し、命をかけて守る仲間として描かれている。主人公・ルフィは恋愛に興味がないが、複数の女性から好意を寄せられている。
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ONE PIECE(ワンピース)キャラクターの誕生日・年齢まとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)とは、尾田栄一郎による海洋冒険漫画である。海賊王の称号と「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指し、海賊たちが鎬を削る。登場人物は出身地や食べ物の嗜好、年齢などが設定されている。一部の誕生日はその人物の性格、名前、嗜好や信条、能力を基にした記念日や語呂合わせで考えられており、キャラクターへの親しみが増す。作中では2年間が経過している為、各人2歳ずつ年を重ねている。
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ONE PIECE(ワンピース)の武装色の覇気が使えるキャラクターまとめ
「覇気」とは、尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE』に登場する意志の力である。「武装色の覇気」はその1つで、気合により「見えない鎧をまとう」イメージを持つことで攻撃力、防御力が飛躍的に向上する。鍛えようによっては細身の女性でも鋼鉄の壁に穴を開け、炎や雷撃にも耐える防御力を得る。使用者の体のみならず武器にも纏わせることができ、ただの矢に鋼鉄並みの硬度を与えるとも可能。武装色の覇気使用時、覇気を纏わせた部分、武器が黒く硬化する。
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ONE PIECE(ワンピース)の武器・兵器まとめ
尾田栄一郎によって描かれた世界的大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中では様々な武器を用いて戦いを行っているキャラクターが沢山登場している。「剣」「刀」「銃」などのほか、毒ガスなどの化学兵器や、人体改造の末に生み出された人間兵器など多岐にわたる。また作中で大きな謎の一つにあげられている三種の「古代兵器」も、重要な要素だ。本記事では『ONE PIECE』に登場する武器・兵器をまとめて紹介する。
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ONE PIECE(ワンピース)の道具まとめ
大人気海賊漫画『ONE PIECE(ワンピース)』には、面白おかしくて個性豊かな道具がたくさん登場する。『ONE PIECE』に欠かせない「悪魔の実」も道具の一つであり、食べれば人知を超えた摩訶不思議な力が手に入る代物だ。その他、電話の機能を持つカタツムリ「電伝虫」や、炎や水などを蓄え放出することができる「貝(ダイアル)」などが登場する。「電伝虫」は、外見にユニークなものも多く、フィギュアなどグッズ化されているものも多い。
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ONE PIECE(ワンピース)の扉絵連載・短期集中表紙連載まとめ
少年漫画『ONE PIECE』(ワンピース)には、各話の扉絵を利用して描かれる扉絵連載・短期集中表紙連載が存在する。本編と並行して連載されることがあり、内容は本編での活躍を終えたキャラクター達を主役に据えたサイドストーリーだ。 扉絵連載・短期集中表紙連載に描かれたキャラクターは、本編に再登場する可能性が高い。またストーリーの重要な伏線が描かれたり、本編未登場のキャラクターが先行して登場することがあるため、本編同様に目が離せない内容になっている。
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ONE PIECE(ワンピース)の劇場版・映画作品まとめ
『ONE PIECE(ワンピース)』とは、世界的な人気を誇る尾田栄一郎による少年漫画。1997年に『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始し、2年後の1999年にTVアニメがスタートした。翌年の2000年にシリーズ初の劇場版『ONE PIECE』が公開され、21.6億円の興行収入を記録。そこから不定期に劇場版が作成・公開されるようになった。劇場版15作品目となる『ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)』は興行収入100億円を超える大ヒットを記録している。
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ONE PIECE(ワンピース)の能力・武術まとめ
大人気海賊漫画『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するキャラクターは、それぞれ特殊な能力や武術を使う。代表的な能力は、食べれば不思議な力が宿るとされる悪魔の実の能力だ。圧倒的実力者を持つキャラクターは、悪魔の実の能力者であることが多い。しかしそれ以外にも魚人や人魚が使う武術があったり、各々が自己流で磨いた剣術があったりする他、強者と恐れられる実力者達は、人の内なる潜在能力である「覇気(はき)」という能力などを使いこなす。
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ONE PIECE(ワンピース)の夢・野望・理想・正義まとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)とは、尾田栄一郎による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。ひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を巡り、あまたの海賊たちが鎬を削る。主人公のモンキー・D・ルフィやその仲間たちも含め、登場人物たちは各々夢や野望を持っている。「海賊王」の名称を狙う海賊は多いが、誰よりも自由な海賊を目指すルフィに対し、「黒ひげ」と名乗るマーシャル・D・ティーチが海賊の支配を望むように、夢や野望、理想や正義は各キャラクターの人物像に更なる深みを与える要素となっている。
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ONE PIECE(ワンピース)の新世界まとめ
「新世界」とは、尾田栄一郎の海洋冒険漫画『ONE PIECE』の航路で、「偉大なる航路(グランドライン)」と呼ばれる航路の後半の海である。グランドラインはでたらめな海流や天候により、通常の航海術が通用しない。新世界は、相応の戦力、精神力が要求されるグランドラインでさえ「楽園だった」と称される過酷な海で、そこを生き抜いた猛者が闊歩する。皇帝のように新世界に君臨する「四皇」と呼ばれる大物海賊たちの傘下に入ることが、新世界を生き抜く術だとされている。
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ONE PIECE(ワンピース)のタイヨウの海賊団・魚人海賊団まとめ
尾田栄一郎によって描かれた世界的大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中ではマリージョアに暮らす「天竜人」たちは、地上の人々や魚人・人魚族を蔑み、奴隷として支配している。ボア・ハンコック姉妹やコアラなども奴隷のうちの一人だったが、そんな彼らを解放してまわっていたのが「魚人島の英雄」フィッシャー・タイガー率いる「タイヨウの海賊団(魚人海賊団)」である。本記事では「タイヨウの海賊団(魚人海賊団)」に所属していたメンバーをまとめて紹介する。
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ONE PIECE(ワンピース)の新巨兵海賊団まとめ
尾田栄一郎による大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中に登場する巨人族によって組織されたのが「新巨兵海賊団」である。メンバーはハイルディン、ゲルズ、スタンセン、ロード、ゴールドバーグで、全員が巨人の国・エルバフ出身の戦士。およそ百年前にも巨人族のみで構成され、世界を震撼させた伝説の「巨兵海賊団」が存在しており、ハイルディンは幼いころから「巨兵海賊団」の復活を目標に修行を続けていた。
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ONE PIECE(ワンピース)の医薬品・薬物まとめ
『ONE PIECE(ワンピース)』は、海賊を題材とした少年漫画。作品内には様々病気や奇病が存在し、それらの病を治すための医薬品も登場する。植物を介する伝染病「樹熱(きねつ)」の特効薬「コニーネ」や、ワノ国にある毒を浄化する効力がある「邪含草(じゃがんそう)」がそれに当たる。しかし世界には未だ特効薬がない病もあり、麦わらの一味の船医トニートニー・チョッパーは、知識と医者としての腕を身に着け、自身がどんな病気でも治せる「万能薬」になることを目指している。
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ONE PIECE(ワンピース)の事件・決闘・戦争まとめ
尾田栄一郎によって描かれた世界的大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中では歴史のターニングポイントとなるような巨大な戦争や、普段仲のいい麦わらの一味の間での本気の戦いなど、様々な印象的なバトルシーンがたくさん登場している。特に海賊連合と海軍が本気でぶつかり合いを見せた「頂上戦争」は、ファンの間でも人気が高いエピソードだ。本記事では『ONE PIECE』の作中で描かれた戦争・決闘・事件などをまとめて紹介する。
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ONE PIECE(ワンピース)の世界政府加盟国まとめ
世界政府(せかいせいふ)とは、漫画『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する組織の名称の一つ。『ONE PIECE』の世界をとりまとめる国際組織である。800年前に20人の王達によって設立されたとされた。20人の王の末裔達は、”天竜人(世界貴族)”と呼ばれており、現代でも強い権力を持っている。170に及ぶ国が加盟しており、加盟国の中から50人の王が聖地マリージョアに集まって4年に一度行う会議を世界会議(レヴェリー)と呼ぶ。作中には世界政府に加盟する多数の国が登場する。
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ONE PIECE(ワンピース)のドーピングまとめ
尾田栄一郎によって描かれた大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中では現状の実力では敵わない相手を倒すため、しばしばドーピングしてパワーアップする描写がみられているのだ。ルフィのように「ゴム人間」としての能力を生かしたものや、「ランブルボール」「エネルギー・ステロイド」などの薬を用いるものなどその形態は多岐にわたっている。本記事では『ONE PIECE』に登場したドーピングの内容を、まとめて紹介する。
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ONE PIECE(ワンピース)の賞金稼ぎまとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)は、日本の漫画家・尾田栄一郎が描く海賊を題材にした少年漫画。主人公のモンキー・D・ルフィを始めとする多くの海賊が登場する。そして海賊を取り締まる組織として海軍という組織がある。ただ海賊に敵対する主な存在は海軍だけではない。賞金稼ぎという職業の人間もいる。賞金稼ぎは海賊を捕まえ、海軍にその身柄を引き渡すことで懸賞金をもらって生計を立てている人物だ。麦わらの一味の剣士ロロノア・ゾロも、ルフィの仲間になって海賊になる前は賞金稼ぎをしていた。
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目次 - Contents
- ニコ・ロビン(ミス・オールサンデー)の概要
- ニコ・ロビン(ミス・オールサンデー)のプロフィール・人物像
- 容姿
- 性格
- ニコ・ロビン(ミス・オールサンデー)の能力・悪魔の実
- 悪魔の実:ハナハナの実
- ニコ・ロビン(ミス・オールサンデー)の必殺技
- ニコ・ロビン(ミス・オールサンデー)の来歴・活躍
- 過去
- 『オハラ』唯一の生き残りとなる
- アラバスタ編
- 空島編
- ロングリングロングランド編
- ウォーター・セブン編
- エニエス・ロビー編
- シャボンディ諸島編
- テキーラウルフ編
- 魚人島編
- ドレスローザ編
- ゾウ編
- ワノ国編
- ニコ・ロビン(ミス・オールサンデー)の関連人物・キャラクター
- ニコ・オルビア
- ハグワール・D・サウロ
- クローバー博士
- クザン/青キジ
- ニコ・ロビン(ミス・オールサンデー)の名言・名セリフ/名シーン・名場面