古見さんは、コミュ症です。(漫画・ドラマ・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『古見さんは、コミュ症です。』とは、オダトモヒトによる漫画および、それを原作としたアニメ、TVドラマ作品。『週刊少年サンデー』(小学館)にて、2016年25号から連載している。コミュ症(コミュニケーション障害)の女子高生・古見と、特に特徴のない普通の男子高校生・只野とそのクラスメイト達との交流を描いたコメディ作品。
個性的なキャラクターによる軽妙なやり取りや、コメディの中で描かれる只野や古見の心の成長が魅力となっている。

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山井の家に訪れた際、只野を監禁しているのを発見した。古見との仲を邪魔させないためだった。「あなたのためにやったの」と言う山井に対して「私の友達は私が決めます。」と古見ははっきりと態度を示した。コミュ症で自分の意志を表現しなかった古見が変わりはじめた出来事だった。

只野「僕の友達は僕が決めるよ。」

山井の自宅に只野が監禁されたのは自分のせいだと思った古見。その事を謝罪して、古見が只野に「友達でいいのか?」と聞いた時只野は「僕の友達は僕が決めるよ。」と伝えた。古見のせいではない、と言う思いを上手く伝えた只野の優しさがわかる言葉だった。

成瀬「阿瀬、自分を卑下する必要はない 。お前は自分を愛する価値のある人間だ。」

肝試し大会のとき、自分に自信がない阿瀬に対して成瀬が送った言葉。成瀬は阿瀬に介抱された事があり、彼女の優しさや気遣いをよく知っていた。そんな彼女を励ますため成瀬は「阿瀬、自分を卑下する必要はない 。お前は自分を愛する価値のある人間だ。」と伝えた。これがきっかけで阿瀬は成瀬を意識し始める。

古見秀子「永遠の17歳です。」

只野と長名が初めて古見の家に遊びに行った時「永遠の17歳です。」と二人に言った母の言葉。コミュ症の古見の母とは思えない、あまりの古見とのキャラクターとのギャップに只野と長名はびっくりしてしまう。

成瀬「飛び込むんじゃない待つんだ。」

バレンタイン当日。皆がチョコレートを貰えるかヤキモキしている時に、成瀬が只野に「飛び込むんじゃない待つんだ。」と言った。只野は古見からのチョコを期待していたが貰えるかどうかわからずソワソワしていた。成瀬は自分の美しさに絶対的自信があるため、ジタバタしないで待てばいいとアドバイスをしたのだ。 只野は無事に古見からチョコを貰えた。 成瀬は貰っていない。

『古見さんは、コミュ症です。』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

「古見」は「コミュ(ニケーション)」にかけた名前

主人公の名前の「古見硝子(こみ しょうこ)」は、言うまでもなく「コミュニケーション」にかけた名前である。

友達が少なく流行りについていけないため古見はガラケー

メアドを聞こうとしているシーンで古見が取り出したのは、スマホではなくガラケーだった。友達がいないために流行りに付いていけないのだろう。さらに今どきの高校生はみんなメールではなくLINEで連絡を取り合っているので、メアドを聞くのも的外れである。

実写ドラマの高校の撮影場所は千葉県の光栄VERITAS中学・高校

学校のロケ地として使用されているのが、千葉県の松戸市にある「光英ヴェリタス高校」(旧学校名、2020年まで)聖徳大学付属中学・高校。

実写ドラマのキャストは全員成人

設定は高校生の活劇だが、キャストは全員成人している俳優、女優を起用した。これは監督の意向によるもので、人生の経験を積んだ人のほうが上手く青春を謳歌する高校生を表現出来ると考えたため。

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