映画『テッド』 7/24 DVD&ブルーレイ発売!
ted-movie.jp
『テッド』
コメディアン、声優、ミュージシャンとして活躍してきた才人、セス・マクファーレン初めての監督作品。主演はマーク・ウォールバーグ、テッドの声はマクファーレン監督自身が担当している。テディベアのテッドをプレゼントにもらった少年。神様に祈りをささげると、テッドに魂が宿る。あれから27年が過ぎ、ジョンとテッドはともに30代のおじさんになっていた...。お下劣なブラック・ジョーク、オンナとクスリにハマるテディ・ベアと、アブナい内容でR指定になりながら、大ヒットを記録!
監督:セス・マクファーレン キャスト: マーク・ウォールバーグ ミラ・キュニス セス・マクファーレン(声)
80年代の数々の映画のオマージュが散りばめられており、主人公のテッドの声、監督、 脚本、原案、製作と一人5役を務めたセス・ マクファーレン氏の映画愛がビシバシと伝わってきた。
出典: blog.goo.ne.jp
随所に盛り込まれたいろんなパロディやらオマージュ、マニアックなゲストの登場など、映画ファンを楽しませてくれるネタも満載。
出典: otanocinema.cocolog-nifty.com
フラッシュ・ゴードン
1934年から新聞で連載されたアレックス・レイモンドによるアメリカン・コミックの2度目の映画化作品(パロディは除く)。大物プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスが製作、監督は2転3転した結果、マイク・ホッジスに白羽の矢が立った。ダニロ・ドナティによる豪華絢爛でコテコテで悪趣味の域のギンギラなセットによる驚異の映像、その割にB級感たっぷりの奇妙な笑いと変態的な脚色も相まって、カルト化してしまった。大人の考えるアメコミ・スタイルの先駆け?セス・マクファーレンは、映画『ted』の中で、今作へのオマージュを盛り込みまくり、主演のサム・ジョーンズが大々的に出演していました。
VIDEO
『フラッシュ・ゴードン』予告編
元々は1930年代に人気だった新聞掲載のアメリカン・コミック。1930年代に映画化、1974年にパロディ『フレッシュ・ゴードン』が製作される。『テッド』でオマージュされたのは1980年の映画化作品。音楽はクイーンが担当したのだ!
フラッシュ・ゴードン(サム・ジョーンズ)
人気アメフト選手のフラッシュ・ゴードン(サム・ジョーンズ)が乗った飛行機が不時着。地球の危機を予測していた博士のロケットで、悪の皇帝・ミンのいる惑星モンゴへ無理矢理旅立たされ、地球を救うべく戦うのだった...。 サム・ジョーンズの当たり役であり、別の意味では、コレ以外はほとんどパッとした役が回って来なかったとも言える。映画本編にはサム自身が現在の姿で長時間出演していましたね。
ミン皇帝(マックス・フォン・シドー)
『フラッシュ・ゴードン』の悪の権化、ミン皇帝をギンギラな衣装で演じたのは、スウェーデン出身の名優マックス・フォン・シドー。『第七の封印』『野いちご』『処女の泉』といったイングマール・ベルイマンの名作に出演、その後も名脇役として多数の映画に出演。何故か博士や医師役が多い。 お隣さんのミンは、ミン皇帝と同じ名前というだけでフラッシュ・ゴードン(サム・ジョーンズ)にボコボコにされてました...。
『ted』でオマージュされたアメコミの世界の映画化作品は、豪華絢爛でギンギラなセットと、本気とは思えない奇妙キテレツな内容がカルト!音楽にクイーンを起用したギンギラなセンスもカルト!
ファミリー・ガイ
セス・マクファーレン監督の代表作。1999年から全米で放映されるブラックなアニメ。その過激な内容から、保護者から問題視されたり、今週の最悪番組賞の常連だったりする。サウスパークでもライバル番組としてネタにされた。 セス・マクファーレン監督はもちろん、ミラ・キュニス、アレックス・ボースタインといったレギュラー出演者が『テッド』に出演している。劇中に何度か番組名が引用されている。
キャベツ畑人形
1980年代にアメリカを中心に大ブームを巻き起こした、キャベツから生まれたお人形。顔や髪型、肌や目の色、服装などの違いで数多くの種類がある。誕生日と名前入りの出生証明書付きで販売されたので「自分だけのもの」感が強かった。バースディ・カードが届くというサービスもあった。 子供時代のクリマス・プレゼントでコレが登場。男の子はスター・ウォーズのプレイセットだったり。当然、ジョンがもらったのはテッドだった訳ですが...。
E.T
それよくある...と言うなかれ。それだけアメリカでは愛されている映画なのだ!
レイダース/失われたアーク《聖櫃》
子供の頃の部屋にポスターが貼ってありました。『インディ・ジョーンズ』のテーマは、誘拐監禁されたテッドが脱出を図るシーンでBGMとして使用されていました!帽子ならぬ、破れてしまった耳をドア越しに取るシーンは、インディ・ジョーンズのパロディでしょう。
ジュラシックパーク
大人になってからはポスターはこっちに変わっています。
007/オクトパシー
リタ・クーリッジが歌う主題歌「All Time High」をジョンがステージでヒドイ歌唱力で熱唱。数ある007主題歌の中でも、「私を愛したスパイ」のカーリー・サイモン、「ムーンレイカー」のシャーリー・バッシー、そして「美しき獲物たち」のデュラン・デュランという、大ヒットに囲まれてイマイチなヒットだった曲という、微妙な選曲が笑わせてくれる!
VIDEO
All Time High - Rita Coolidge
ジョンがノラ・ジョーンズのステージに飛び入りして歌うのが、リタ・クーリッジによる『007オクトパシー』の主題歌「All Time High」。
フライングハイ
1980年に公開されたコメディ映画。飛行機や空港モノ映画のパロディはもちろん、数多くの映画のシーンのパロディを盛り込んだ作品。『裸の銃を持つ男』などのレスリー・ニールセンや、『スパイ大作戦』のピーター・グレイブスなどが出演している。 劇中のダンス・シーンで、『愛と青春の旅だち』と『サタディ・ナイト・フィーヴァー』のパロディと思われる箇所がありますが、これは映画『フライングハイ』で使用されたパロディのパロディ!
愛と青春の旅だち
←この上着を着てフロアに現れ...。
サタディ・ナイト・フィーバー
←上着を脱ぐとこうなる。