うたわれるもの(散りゆく者への子守唄)のネタバレ解説・考察まとめ

『うたわれるもの』とは、2002年にLeafによって発売されたアダルトゲームを原点として、PS2用ゲームソフト「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」、そしてアニメ、ドラマCD、コミックと広く展開された作品である。舞台は様々な種族、文化が混在する世界。記憶を失い大けがを負った仮面の青年「ハクオロ」は、とある村の少女「エルルゥ」に助けられる。ハクオロは仲間達とともに国を守り、世界と自分の秘密を知り、自らの過酷な運命に立ち向かっていく。

トウカ

CV.三宅華也

ヴェンクルガ族の流浪の女武人。
当初はトゥスクルではなく、クッチャ・ケッチャに付いていたためハクオロと敵対していた。
主であったオリカカンがハクオロを弟のラクシャインとして誤解し、憎んでいたため、トウカもまたハクオロを敵として認識していた。しかしハクオロがラクシャインではないことが判明し、誤解が解けた後はトゥスクルに付くようになる。トウカもまたハクオロに心から忠誠を誓った者の1人。ハクオロのことを「聖上」と呼びお傍付を務めている。

武人らしく生真面目な性格の人物だが、ひとつのことに集中すると周りが見えなくなり頭が固めなのが弱点。「某(それがし)としたことが」を口癖に、うっかり色々な失敗をやってしまう。トウカが多々起こす「うっかり」に因んで「うっかり侍」と別名がつけられている。このことでは度々カルラにいじられている。
可愛いものに目がない。特にアルルゥに対しては「可愛いにゃ~」と戦場ですら本音が出るほどである。

ムックル

CV.下山吉光

ヤマユラの集落付近の森で「ムティカパ様(森の主)」と呼ばれていた白虎の子ども。成長した時のことを考え始末されそうになる。しかしハクオロの説得によって事なきを得て、ハクオロたちと行動を共にするようになる。
動物の言葉がわかるアルルゥが主にムックルの面倒を見てきたため、とても懐いている。人の言語を理解するほどの高い知能を持っている。

ガチャタラ

チキナロが商品として持ってきた生物。「ミキューム」と呼ばれる霊獣で、その肝はどんな病気にも効くと言われている。そのためユズハの治療に充てるためにとオボロに仕留められかけたが、ユズハが断ったため事なきを得た。買い取る前に既にアルルゥが名前を付けてしまい、またガチャタラも名付けたアルルゥを親として刷り込んでしまったため、買い取らざるを得なくなった。面倒はアルルゥが見ている。

ヤマユラ

トゥスクル

CV.京田尚子

ヤマユラの村長。エルルゥとアルルゥの祖母。ヤマユラ村に限らず各地でその腕を知られている高名な薬師。人格者であり村民から絶大な信頼を寄せられている。

ヤマユラが戦に巻き込まれたときに、アルルゥをヌワンギの部下の攻撃から庇い致命傷を負う。死の間際、これから先もエルルゥとアルルゥの側にいてほしいとハクオロに託した。
トゥスクルの死が村人の怒りを爆発させる原因となり、ハクオロが戦いへ身を投じていくきっかけとなった。ハクオロの建国した國「トゥスクル」は彼女の名前からきている。

テオロ

CV.石川ひろあき

ヤマユラの男。村人からは「おやっさん」または「親父」と呼ばれ、ハクオロを「アンちゃん」と呼び慕っている。

ハクオロと共にケナシコウルペ皇都を制圧に成功する。ハクオロたちとは別にヤマユラに戻るが、クッチャ・ケッチャからの突然の襲撃を受けてしまう。ヤマユラの民全員で応戦するも、及ばず皆殺しにあう。テオロ自身も背中に致命傷を受けながらもハクオロの元へと向かい、ハクオロに襲撃の報告を果たした。最期は、先に死んでしまったソポクや、ヤマユラの村人達が迎えに来て、ヤマユラの村に戻るというイメージの中、静かに息絶えた。

ソポク

CV.ゆきのさつき

テオロの妻。姉御肌。親を亡くしたエルルゥたちから身近な女性として家族のように慕われ、またソポクも家族のようにエルルゥたちと接していた。

クッチャ・ケッチャの侵攻の時に死亡してしまう。

ヤァプ / ウゥハムタム / タァナクン

ヤァプ(左)/ウゥハムタム(中央)/タァナクン(右)

ヤァプ-CV.加藤将之、ウゥハムタム-CV.下山吉光、タァナクン-CV.ゆきのさつき

いつも一緒にいる3人組。クッチャ・ケッチャの侵攻時に死亡する。

ハクオロ(故人)

エルルゥとアルルゥの父親。トゥスクルの息子。ゲーム開始時には故人であるため登場はしない。

NEYMEX_79
NEYMEX_79
@NEYMEX_79

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