夏色キセキ(スフィア)のネタバレ解説・考察まとめ
『夏色キセキ』は2012年4月から6月まで放送されたテレビアニメ。
2009年の結成当初から温められていた寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生による声優ユニット「スフィア」の4人を主演にしたアニメの企画が実現したもので、静岡県下田市に住む女子中学2年生4人の日常と、御石様と呼ばれる願い事を叶える不思議な石の力によって巻き起こる「キセキ」が描かれている。
作品の舞台となった下田市民からは作品終了後も愛されており、キャラクターの誕生日が近付くと「誕生日会」と銘打ったオフ会イベントが行われている。
浅野(あさの) CV:沼倉愛美
夏海と紗季の先輩で、元テニス部所属。部では石田とペアを組んでいた。
引退後も受験勉強のストレス解消と称してテニス部の練習に顔を出しており、夏海達部員からは差し入れを喜ばれている。
石田(いしだ) CV:斎藤千和
夏海と紗季の先輩で、元テニス部所属。部では浅野とペアを組んでいた。
引退後も浅野とともにテニス部の練習にちょくちょく顔を出しているが、それよりも大事な受験勉強に関して顧問の笠井からは心配されている。
木村祐介(きむらゆうすけ) CV:MAKO
大樹の友達。
オカルト好きでオカルトに関する本をよく読んでおり、特に魔女に興味がある。
夏海達が空を飛んでいるところを目撃してしまい、魔女と勘違いする。
それを大樹に話したところ相手にされず、大樹の姉ちゃんと友達は魔女と言い張って喧嘩になってしまう。
その後、大樹とは仲直りして、啓太も含めてこれまで通りの友人関係を保っている。
啓太(けいた) CV:小松未可子
大樹の友達。
大樹、祐介と一緒によく遊んでいる。
フォーシーズン(Four Season) / ミハル、チナツ、アキラ、フユミ
ミハル、チナツ、アキラ、フユミの4人によるアイドルユニット。アニメではライブ映像でのみ登場し、セリフは一切ない。
授業中に熱を出した凛子を夏海達が保健室に連れて行った時に、全員がフォーシーズンのファンだった事がきっかけで仲良くなったように、4年前はどの番組にも出ているほどの人気を誇っていた。
全盛期が過ぎた4年後もライブ活動やCDのリリースを続けているが、今では優香のような熱烈なファンが情報を追っていなければ分からない。
ちなみに、EDテーマになっている『明日への帰り道』はフォーシーズン最大のヒット曲であり、それをスフィアがカバーしているという裏設定がある。
沖山千晴(おきやまちはる) CV:茅野愛衣
八丈島で出会った小晴の双子の姉。
小晴とは対照的に外部の人間にも親しく接するため、夏海達ともすぐに仲良くなる。
胸の大きさや、性格など、あらゆる面で大人っぽかったため出会った当初は年上と思われていた。彼女も同じ中学2年生と知った夏海達は(特に、自分達と同年代とは思えないほど大きな胸を見て)ある意味ショックを受けていた。
紗季の両親の恩師でもある診療所の先生が高齢という事もあって、無理をしながら仕事を続けている事を心配しており、紗季の両親が新しく医師としてやって来る事で先生の顔が明るくなった事を喜んでいた。
八丈島案内の最後に紗季が新しく通う学校の教室に案内する。
教室の窓から見える海を眺めていた夏海達の隣に紗季が全裸(これまで透明人間で見えない状態だった)で現れた時は赤面していた。
沖山小晴(おきやまこはる) CV:寺崎裕香
夏海達が八丈島で一番最初に出会った島民で、千晴の双子の妹。
サーフィンが趣味で、海で溺れた(八丈島到着早々準備運動をしないまま海に入った事が原因で足が攣った)優香を助けた事によって接点を持つが、助けてくれた事にお礼を言う夏海達に向かって「本土もん」と呼ぶなど、外部からの人間には冷たい態度を取る。
少年のような姿と性格から、当初は夏海達に男子と思われており、騒がしい(紗季が鼻血を出して大騒ぎになっていた)女湯の様子を見に入った際、覗かれたと思った夏海に桶を投げられ、顔面に直撃する。
その騒ぎを聞いてやって来た小晴によって女子と判明する。
診療所を経営していた先生を強く慕っており、夏海達に対する冷たい態度も、先生が島を離れ、知らない先生が来る事への反発心から来ているが、水越先生はいい先生と太鼓判を押す夏海達の言葉によって心を開く。
よそ者を嫌う排他的な性格だが、転校の挨拶の練習をする紗季に対して真っ先に拍手をするなど、心を開いた人間には親しく接する。
『夏色キセキ』の用語
御石様
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目次 - Contents
- 『夏色キセキ』の概要
- 『夏色キセキ』のあらすじ・ストーリー
- 『夏色キセキ』の登場人物・キャラクター
- 逢沢夏海(あいざわなつみ) CV:寿美菜子
- 水越紗季(みずこしさき) CV:高垣彩陽
- 花木優香(はなきゆか) CV:戸松遥
- 環凛子(たまきりんこ) CV:豊崎愛生
- 逢沢涼夏(あいざわすずか) CV:沢城みゆき
- 逢沢大樹(あいざわだいき) CV:真堂圭
- 水越賢司(みずこしけんじ) CV:三木眞一郎
- 水越舞美(みずこしまみ ) CV:山崎和佳奈
- 花木貴子(はなきあつこ ) CV:長沢美樹
- 花木瑞帆(はなきみずほ) CV:名塚佳織
- 環航一郎(たまきこういちろう) CV:子安武人
- 環沙苗(たまきさなえ) CV: 恒松あゆみ
- 佐野貴史(さのたかし) CV:宮野真守
- 笠井(かさい) CV:鈴村健一
- 浅野(あさの) CV:沼倉愛美
- 石田(いしだ) CV:斎藤千和
- 木村祐介(きむらゆうすけ) CV:MAKO
- 啓太(けいた) CV:小松未可子
- フォーシーズン(Four Season) / ミハル、チナツ、アキラ、フユミ
- 沖山千晴(おきやまちはる) CV:茅野愛衣
- 沖山小晴(おきやまこはる) CV:寺崎裕香
- 『夏色キセキ』の用語
- 御石様
- キャンドルカフェ
- 姫石神社
- フォースターズ
- 『夏色キセキ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 花木優香「常識と友達だったら私は友達を信じる」
- 逢沢大樹「ぼくは今日、下田では、ときどき女子が空をとんでも、おかしくない、と思いました。」
- 環凛子「離れ離れになっても友達は終わらないよ」
- 逢沢夏海「大丈夫!絶対いい先生だよ 私達の友達のお父さんだよ」
- 水越紗季「終わらないものは思い出になってくれない」
- 『夏色キセキ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アニメの補完をしてくれるコミック
- スフィアの実話から来ている交換ノート
- 初期の構想で夏海達は自転車通学予定だった
- OPで4人が待ち合わせをしている場所
- 夏海達の憧れるアイドル
- 4話収録の裏話
- 意外とサプライズではなかった紗季の転校先
- 水島監督が語る『夏色キセキ』制作裏話
- 『夏色キセキ』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):スフィア『Non stop road』
- ED(エンディング):スフィア『明日への帰り道』
- エンディング挿入歌:フォーシーズン『南風ドラマチック』(第7話)
- イメージソング:スフィア『優しさに包まれるように』
- メインテーマ:『夏色』
- 挿入歌 :逢沢夏海(寿美菜子)、水越紗季(高垣彩陽)『夢色グラフィティ』(第2話)
- 挿入歌 :花木優香(戸松遥)、環凛子(豊崎愛生)『初想いDay』(第4話)
- 挿入歌 :環凛子(豊崎愛生)『空飛ぶクジラ』(第5話)
- 挿入歌 :水越紗季(高垣彩陽)『夏休み』(第8話)
- 挿入歌 :逢沢夏海(寿美菜子)、花木優香(戸松遥)、環凛子(豊崎愛生)『夏を越えてキミと』(第9話)
- 挿入歌:逢沢夏海(寿美菜子)、水越紗季(高垣彩陽)、花木優香(戸松遥)、環凛子(豊崎愛生)『夏休みは終わらない』(第11話、第12話)