マダム・イン・ニューヨーク(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『マダム・イン・ニューヨーク』とは2012年のインドのコメディ映画。英語の苦手なインド人主婦が姪の結婚式を手伝うため単身渡米し、内緒で現地の英会話学校に通うことに。英語を通して普通の主婦だった自分に誇りと自信を取り戻していく。ガウリ・シンデー監督作品。主演のシュリデヴィは1970年代から1990年代にかけて活躍した、インド映画界の人気女優。1997年に結婚・休業し、本作が15年ぶりの復帰作となる。ダンスやアクションで知られるボリウッド映画とは一線を画す温かなドラマ。インドでも大ヒットを記録した。

インド人男性「何事も初めては1度だけ。その1度は特別な体験だ。だから楽しんで。」

「何事も初めては1度だけ。その1度は特別な体験だ。だから楽しんで。」
シャシは家族と離れ1人で飛行機に乗り、何もかもが初めてで戸惑っていた。
そんななかたまたま隣に乗り合わせたインド人男性がシャシに送った言葉。

ローラン「料理は愛だ。愛を込めて作るからおいしい。皆を幸せにする、アーティストだ。」

シャシの話に真剣に向き合うローラン

「料理は愛だ。愛を込めて作るからおいしい。皆を幸せにする、アーティストだ。」
女性の料理は「ただの家事・義務」と言うシャシに対してローランが返した言葉。
シャシは自分が尊重されたような気分になり、微笑んだ。

シャシ「人はみな違う。あなたから見て変でも、彼から見たらあなたこそ変。でも心の痛みは誰でも同じ。」

英会話学校で授業をする先生と授業を受ける生徒たち

「人はみな違う。あなたから見て変でも、彼から見たらあなたこそ変。でも心の痛みは誰でも同じ。」
デヴィッド先生が彼氏と別れたとゴシップネタで盛り上がるクラスメイトに対してシャシが言った言葉。
家族の中で自分だけ英語が出来ないことをからかわれてきたシャシだからこそ分かる心の痛みだ。

シャシ「家族は決して決めつけない。家族は引け目を感じさせない。家族だけよ、あなたの弱みを笑わないのは。家族だけよ、愛と敬意を与えてくれるのは。」

ミーラの結婚式でスピーチをするシャシ

「家族は決して決めつけない。家族は引け目を感じさせない。家族だけよ、あなたの弱みを笑わないのは。家族だけよ、愛と敬意を与えてくれるのは。」
英語が出来ないことがコンプレックスだったシャシが、結婚式にて英語でスピーチをした際に皆に送った言葉。シャシの深い愛情が感じられる。

『マダム・イン・ニューヨーク』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

インドで公開されてから約1年8か月後に日本公開

当初、日本では劇場公開の予定は無かった。海外でこの作品を観た一般人が日本での上映権を買い付け、2012年10月5日にインドで公開されてから約1年8か月後の2014年6月28日に日本で公開された。

シャシの娘役サプナと息子役サガルは本当の姉弟

劇中で息ぴったりの演技をしていたシャシの娘役サプナと息子役サガルの2人は本当の姉弟である。

『マダム・イン・ニューヨーク』の主題歌・挿入歌

主題歌:Sridevi「English Vinglish」

主題歌: Sridevi「English Vinglish」

シャシが英会話学校に通い始め、仲間と共に充実した日々を送っているときに流れる曲。
エンドロールでももう1度流れる。

挿入歌:Tamil「Manhattan」

挿入歌:Tamil「Manhattan」

シャシがニューヨーク観光時に流れる曲。グッチやシャネルなど様々なブランド名が歌詞になっている。

挿入歌:Navrai Majhi

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