ぐらんぶる(Grand Blue)のネタバレ解説・考察まとめ

『ぐらんぶる』とは、月刊誌『good!アフタヌーン』で連載中の漫画及びそれを原作としたアニメ作品である。原作者は『バカとテストと召喚獣』の井上堅二、作画は吉岡公威。
主人公の北原伊織は大学進学を機に、叔父の古手川登志夫が経営するダイビングショップ「グランブルー」で暮らすことになる。新生活への期待を抱きながら店の扉を開けると、中には裸で騒ぐ筋骨隆々の男たちが居た。彼らが所属するダイビングサークルに半ば無理やり入会させられた伊織は、海と酒と全裸野郎に囲まれた暑苦しい青春にその身を投じていく。

寿 竜次郎(ことぶき りゅうじろう)

CV:小西克幸

ピーカブーに属する、伊豆大の3年生。時田と同じく酒絡みで悪ノリに走ったり、公衆の面前で服を脱ぐことに無頓着だったりするものの、ダイビングの事となるとやはり真面目になる。水を恐れる伊織に対し、事あるごとに力強い言葉で背中を押すなど面倒見も良い。その性格のお陰か、バイト先のバーでは客からの人気が高いという。

浜岡 梓(はまおか あずさ)

CV:行成とあ

ピーカブーに属する、青梅女子大の3年生。裸の男達が雑魚寝している部屋で自身も服を脱いで寝たり、また恋愛相手に性別を問わないという、菜々華とはまた違った意味でクセの強い女性。なお、菜々華とは電話で相談を受けるほどの仲であり、女の恋愛対象としても見ている模様(男の恋愛対象は時田)。

伊織の部屋がボーイズラブ風に改装されていること(改装したのは耕平)について菜々華に相談されたのをキッカケに、伊織を両性愛仲間と勘違いするようになった。以降、何かにつけて伊織と耕平をくっつけようと働きかけては、2人の恋路を見守っている。

吉原 愛菜(よしわら あいな)

化粧前

化粧後

CV:阿澄佳奈

青梅女子大の1年生。ミスコンにテニサーのネタ枠で出場し、その後の飲み会で工藤らにハブられていた。しかし伊織と耕平が男コンで工藤に恥をかかせたことがキッカケで、後日ピーカブーに入会することになる。なおテニサーに居た頃は厚化粧をしていて、その姿で伊織や耕平に出会ったため、2人からは「ケバ子」というアダ名で呼ばれている。しかしスッピンの容姿は純朴そのもので、「ケバ子」と知らずに彼女を一目見た伊織と耕平は、感動のあまり涙を流していた。

男性陣が服を脱ぐ度にツッコミを入れるなど、ピーカブーでも数少ない常識人。しかし化粧をしている時は陽気で図太い性格に化け、また酒に酔った時は野獣に近いテンションへと変貌する。運動はダイビングを含めて苦手な一方、MT車の免許を所有しており、沖縄での合宿中も度々車を運転していた。

なおミスコンの一件以来、伊織に少なからず好意を寄せているが、本人には全く気づかれていない。

ダイビングショップ「グランブルー」

古手川 菜々華(こてがわ ななか)

CV:内田真礼

伊織の従姉妹にして千紗の姉。グランブルーの看板娘として働く一方、ピーカブーの活動にも積極的に関わっている。

美人でスタイルも良いが、その中身は重度のシスコン。千紗が脱いだ服の匂いを嗅いだり、千紗が口をつけたコップを手に恍惚とした表情を浮かべたりと頻繁に暴走しているものの、当の千紗にだけは一切バレていない模様。また、伊織と千紗に交際の噂が立っていたときには、伊織に対し殺気に近いオーラを放っていた。

古手川 登志夫(こてがわ としお)

CV:川田紳司

グランブルーの店長を務める、千紗と菜々華の父親。店の中でピーカブーの男共が裸で騒いでいても全く動じない一方、自身が身につけているエプロンが客から「似合わない」と言われることを気にしている。

伊豆大学の学生

野島 元(のじま はじめ)

CV:江口拓也

伊織と耕平の同級生。黒縁眼鏡とロン毛から受けるインテリな印象とは裏腹に、定期テストの際には腕の中にカンペを仕込んだ結果汗で滲んで読めなくなるなど、中身はタダの馬鹿である。また伊織に再三合コンを組ませたり、仲間の誰かに女の気配がするとすぐ妨害に走る等、自身に彼女が居ないことにコンプレックスを抱いている模様。

山本 真一郎(やまもと しんいちろう)

CV:榎木淳弥

伊織や耕平の同級生。彼女を作ることへの熱意は野島以上で、合コンの際には「誰が相手でも童貞を捨てる」と豪語していた。また、御手洗と大橋の情事を妨害するために自身の秘蔵AVを御手洗宅に流し込むなど、他人の不幸のためなら自己犠牲を厭わない真性のクズ。そのせいか、彼女が出来ないことを仲間に相談しても、返ってくるのは自身に対する辛辣な評価だけである。

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