かぐや様は告らせたい(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』とは、高校生の少年少女の恋愛模様を描いた、赤坂アカによる漫画作品。
良家の子女ばかりが通う秀知院学園の生徒会長白銀御行と副会長四宮かぐやは、互いに相手に異性としての魅力を感じていた。しかし「自分から好きだといったら恋人になった後で優位を取られてしまう」と双方が考え、どうにかして相手から告白させようとあれこれと画策する。時に生徒会の仲間や友人たちを巻き込み、時に壮絶な勘違いと空回りを繰り返し、2人の関係はひたすら足踏みを続ける。

秀知院学園高等部2年生。生徒会長で学年模試1位の秀才。秀知院学園の生徒は富裕層がほとんどだが、彼は一般的な家庭で育っており、庶民的な感覚を持っている。
家計は厳しく、苦労人である。秀知院へは高等部からの外部入学。
高成績を維持するために日々猛勉強しており、それに加えてアルバイトと生徒会の仕事もこなしているため寝不足で目つきが悪い。
学業以外は運動、歌、虫など苦手なものが多いのだが周囲にバレないように努力でカバーしている。
基本的に人が良く面倒見もいいが、プライドが高いが故にかぐやに対して素直になれないでいる。

四宮かぐや(しのみや かぐや)

生徒会副会長。高等部2年生。財閥四宮グループ総帥の娘。あらゆる分野の才能を持つ天才タイプであり、人心掌握等も得意。
目的のために手段を選ばないところがある。白銀に告白させるために策略をめぐらせる。
箱入り娘として育ったため、かなり世間知らずな一面がある。身の回りの世話をしてくれる使用人は多いが親とは疎遠。
中等部の頃までは心を閉ざし、人と関わることを避けていたが、生徒会に入り、白銀に出会ってからは性格が比較的穏やかなものとなった。

藤原千花(ふじわら ちか)

生徒会書記。高等部2年生。政治家の娘。天然かつマイペースな行動で生徒会の面々を振り回すところがある。
かぐやとは中等部からの友人でもあり、仲は良いのだが、無意識のうちにかぐやの怒りを買うことが度々ある。
白銀が一人でバレーの練習をしているところを目撃して以降、白銀の苦手克服に付き合わされるようになった。
得意分野は音楽。
テーブルゲーム部にも所属しており、生徒会内でもよくゲームを持ち掛ける。また、恋愛話も大好物である。

石上優(いしがみ ゆう)

生徒会会計。高等部1年生。不登校だったが白銀のスカウトで生徒会へ加入した優秀な人材。
初期は家で仕事をこなしていたが、途中から生徒会室にもよく顔を出すようになる。
生徒会以外ではあまり人と関わらず、主に一人でゲームをしている。藤原に容赦なくツッコミをいれることができる存在。
始めはかぐやに対して恐れの感情を抱いていたが、赤点回避のためにかぐやが勉強を教えるなど徐々に距離が近づきつつある。
伊井野とは犬猿の仲だが、彼女の頑張りに関しては評価しており、陰ながらフォローすることもある。

伊井野ミコ(いいの みこ)

生徒会会計監査。風紀委員と兼任。高等部1年生。生徒会選挙に落選したが、白銀の勧誘により生徒会に加入。
曲がったことが許せない性格で、生徒たちからは煙たがられることもしばしば。
石上とは中等部のころから面識があるが仲は悪い。とはいえ、石上の進学が学校側にとめられていた時は抗議に向かうなどなど、本人の気づかないところで手助けもしている。当初、自身と仲の悪い石上を筆頭に、選挙前にロクに地道な選挙活動をしていなかった白銀、白銀当選のために伊井野を懐柔しようとするかぐやに嫌悪感を抱いていた。選挙の際にも敵視する一方で、藤原に対しては尊敬の念を抱いていた。
生徒会に入ってからも、絶妙に間の悪いタイミング(石上が体育祭の演出の一環でかぐやの制服を借りて着替えている瞬間など)で生徒会室に現れることから、生徒会メンバーが変態行為を行っているという勘違いを連発していた。
正義感が強い一方で、繊細な一面もあり、周囲か疎まれて辛かった中等部の頃に、匿名でもらった励ましの手紙を大事にしている。

四宮家

早坂愛(はやさか あい)

かぐやの近侍(ヴァレット)。アイルランド人のクォーター。かぐやと同じ学校に通いながら、かぐやのサポートを行っている。クラスもかぐやと同じ。
複数の人格を使い分けることができ、校内ではかぐやとの関係を隠してギャル風の学生を演じている。
白銀がかぐやを見舞いに来た時には、メイドの姿に変装し「ハーサカ」として対応した。
小さい頃から一緒だったため姉妹のような間柄であり、かぐやの恋愛事情に巻き込まれて苦労することも多い。
些細なことからかぐやに「白銀を落とせるものなら落としてみろ」という挑発をうけ、「ハーサカ」として白銀に告白するも、失敗に終わっている。

四宮雁庵(しのみや がんあん)

かぐやの父親であり、財閥「四宮グループ」の総裁。普段は京都の本邸にいて、かぐやにはあまり興味がない。

名夜竹(なよたけ)

かぐやの母。心臓病を患っていた。

白銀家

白銀圭(しろがね けい)

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